世界遺産の「スタリ・モスト」に行ってきた

【1007日目】ドゥブロヴニク→モスタル(2018年10月27日(土)のおはなし)





はいこんにちは。

どうもだばでーです。今日もよろしくお願いします。





えー、本日はですね、朝イチのバスでクロアチアのドゥブロヴニクから隣国ボスニア・ヘルツェゴヴィナのモスタルという街に移動しようと思います。

2018102701_ドゥブロヴニク→モスタル
ドゥブロヴニク→モスタル

このモスタルという街には世界遺産に登録された「スタリ・モスト」という橋があるのです。



スタリ・モスト

スタリ・モスト(Stari Most,「古い橋」)は、ボスニア・ヘルツェゴビナの都市モスタルにある16世紀の橋で、市内を分けているネレトヴァ川に架かっている。町の象徴となっていたこの橋は、ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争中にあたる1993年11月9日午前3時にクロアチア系のカトリック民兵によって破壊されたが、その後復興計画が持ち上がり、2004年6月23日に復興工事が完了した。2005年には、ボスニア・ヘルツェゴビナ初のユネスコ世界遺産に登録された。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』





旧ユーゴスラビアと言えばぼくが小さい頃はまだ戦争をしていた地域ですね。まぁ当時はそんなことよりも田んぼのカエルの口にアリンコを突っ込むことの方が重要だったので全く覚えていないのですけども。

そのユーゴスラビアで起きた戦争の中の内、1番めんどくさそうなのがボスニア・ヘルツェゴヴィナで起きたボスニア紛争

他のとこ、例えばスロヴェニアやクロアチアは、あくまでもスロヴェニア人やクロアチア人がユーゴスラビアからの独立を目指したわけで、対立軸が明確なんですよね。

それに対してボスニア紛争は、ボスニア・ヘルツェゴヴィナという地域の中でセルビア人、クロアチア人、ボシュニャク人が三つ巴の戦いを繰り広げるというもの。それ1番あかんやつやん。

しかもこの三民族、基本的にはほとんど同じなんですよ。見た目は同じ、言語もほぼ同じ(文字は違う)。じゃあ何が違うかって言うと宗教が違うらしい。セルビア人は正教会、クロアチア人はカトリック、ボシュニャク人はイスラム教という具合。

血統主義のケが強い日本人的にはあまり理解出来ないですよね。見た目日本人で日本語を離してるお隣さんがいたとして、その方は仏教徒じゃないから日本人じゃない違う民族なんだぜ、って感じですよ。意味分からんですが、それがヨーロッパという世界観なんでしょう。

三つ巴の戦争にありがちなのは、こないだまでの同盟国が突然裏切って敵国と同盟を結びやがった的なやつですね。

もともとクロアチア人とボシュニャク人がゆるりと手を組んでセルビア人と戦っていたそうです。が、ある時クロアチア人がボシュニャク人を裏切ってセルビア人と仲良くしだしたんですね。

で、その時ボシュニャク人が拠点との一つとしていた都市がモスタル。あ、ようやく話が繋がってきた感じがしてきましたね。

で、そのボシュニャク人を裏切っちゃったクロアチア人の兵士がぶち壊したのがモスタルにある橋「スタリ・モスト」。まぁ橋って重要な軍事拠点だからね。いくらそれが16世紀に建てられた歴史的遺産であってもね。

紛争終結後、この橋を再建することで民族コミュニティ同士の和解を図ろうとしたとかで。トルコの企業が再建工事を行ったらしいんですが、その費用を援助したのがユネスコさん。橋の再建が終わった翌年にはもう世界遺産登録。という出来レース感満載の橋。



の、ある街に行こうと思います。












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2018102702_ドゥブロヴニクのバスターミナル
ドゥブロヴニクのバスターミナル

朝もはよからバスターミナル。だってモスタルに行くバスが朝8時発とかいうんだもん。料金は117,3K(1,900円ぐらい)。

ここでゆかりさんとはお別れ。クロアチア一緒に旅行していて楽しかった分寂しいですねぇ。。。

ゆかりさんの乗るバスの方が少し遅かったので、お見送りしていただいてバスに乗り込みます。



2018102703_モスタルへ向かうバス
国境

早速国境に到着しました。ほんとすぐ。

運転手が乗客のパスポートを回収し、持っていきました。

これでボスニア・ヘルツェゴヴィナは正式に入国ですね。


2018102705_パスポート返却中
パスポート返却中

パスポートのチェックが終わったのか、バスが動き始めました。

こういう時って前からパスポートの束が送られてきてそこから自分のを抜いてまた後ろへ回す、みたいなことをやるケースが多いんですが、ここでは何故か乗客が分担して配布していました。

さーて。恒例のスタンプチェックですよ。どこに押したかは確認しておかないと、どこかで聞かれることもあるからね。「スタンプは?」っつって。ぼくのパスポート自分で言うのもなんですがすごいことになっているので、見る人も探すの諦めるんですよね。



…クロアチアの出国スタンプは、、、無いな。まぁ無いんだろう。バルカンだしな。



…ボスニアの入国スタンプ、、、も無いな。無いの?さすがに無いとダメじゃない?



2018102706_休憩中
件のホテル

ドゥブロヴニクに来るときにも停まったホテルで休憩。いやまだ休憩するほど走ってないやん。発車してから1時間ぐらいしか経ってへんやん。これもうこのホテルか何かとお約束があるんでしょうね。

いや、そんなことはどうでもよくて、ねぇねぇ運転手さん?ぼくのパスポートにスタンプが無いんだけど、これダメくない?



運転手さん「あぁ、大丈夫だよ。これからクロアチアに入って、それからボスニアに入るから」





え。あぁそうなんですか。ぼくはてっきり

2018102704_ドゥブロヴニク→モスタル
ドゥブロヴニク→モスタル

みたいな動きするんだと思ってたんですけど。


2018102707_ドゥブロヴニク→モスタル
ドゥブロヴニク→モスタル

こんな感じで動かれるわけですね。

せっかく間にボスニアの領土があるのに、そこから内陸に向かわずにあえてわざわざクロアチアに再入国してそこから抜けていくと。





もうその間のトコ、使ってないなら返したら良くない?





2018102708_国境
国境

クロアチア→ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ→クロアチアと来て再びクロアチア→ボスニア・ヘルツェゴヴィナの国境。

まずクロアチア側では係員が乗車してきてパスポートを回収。ぼくのパスポートを見た係員が「こんにちはー」って言ってました。返却されたパスポートの束は運転手がそのまま保持。


そしてボスニア側の国境。運転手が持っていた束をそのままパスコンに提出し、そして返却されました。


2018102709_パスポート返却中
パスポート返却中

またしても乗客が手分けしてパスポートを返却しています。なんなんだこのシステム。


さーて。スタンプチェックしますかー。



…クロアチアの出国スタンプは、、、無いな。まぁ無いんだろう。バルカンだしな。



…ボスニアの入国スタンプ、、、はあった。あったけど…





2018102712_スタンプ
ボスニア入国スタンプ

いいのかこんなんで?



これはこれで後からめんどくさくなったりしない?しないか、バルカンだしな。

というわけで、











2018102710_ボスニア・ヘルツェゴヴィナ
ボスニア・ヘルツェゴヴィナ

72カ国目、ボスニア・ヘルツェゴヴィナに入国しました。



ボスニア・ヘルツェゴヴィナ

首都はサラエヴォ。

通貨の単位は兌換マルク。1マルク=64円ぐらい。以下Mと表記。

民族は約半分がボシュニャク人。3割程度がセルビア人。15%程度がクロアチア人。

言語はボスニア語、セルビア語、クロアチア語が共用語。各々の民族が自分の言語を使っている。が、前述の通りほぼ一緒。

宗教はボシュニャク人がイスラム教で、セルビア人がセルビア正教で、クロアチア人がカトリック。





というかそもそもボスニア・ヘルツェゴヴィナという国は連邦国家なんですよ。

ボシュニャク人とクロアチア人が主体のボスニア・ヘルツェゴヴィナ連邦と、セルビア人が主体のスルプスカ共和国との連邦です。連邦国家を形成する国がさらに連邦国家という。。。

3年半に渡る内戦の落とし所がこんな感じだったってことですね。











2018102711_モスタルのバスターミナル
モスタルのバスターミナル

はい。モスタルのバスターミナル到着です。だいたい4時間かかりました。そんなにかかる距離じゃないと思うんですがねぇ。まぁ確かにボスニアに入って地形が山がちにはなりましたけど。


なんだか雨が降ったり止んだりしていて嫌な天気ですが、とりあえず宿にチェックインしてから両替、次いでSIMカードを買いに行きましょう。それで時間があったら例の橋を見に行こうかな。



チェックインした宿でスタッフに両替出来る場所を聞いてみるも、「旧市街にあるが今日は土曜日だからやってるか分からない」との回答。

観光地ど真ん中の両替所が土日に開いてないとは考えにくいですが、そういうお国柄かも知れないし大人しくアドバイスに従い違うところを探します。

Google mapで両替屋を検索すると、近くにあるショッピングモールの中に1件あるらしい。さすがにショッピングモールの中のなら土曜でも開いてるでしょ。




ショッピングモール

こちらです。駅およびバスターミナルから伸びている道路を真っ直ぐ歩いていけば着きます。

ショッピングモールとは言うものの、実際はおんぼろビルだったりすることもあるのですが、ここは普通にショッピングモールでした。ちょっと小さめですけど日本人が「ショッピングモール」と聞いてイメージする通りのものです。

しっかり両替屋も開いていたので無事現地通貨をゲット。

ついでにSIMも無いかと探したら普通に見つかったので現地SIMもゲット。



やっぱりショッピングモールは便利ですよねぇ。地下にスーパーがあることも多いですし。フードコートに行けばとりあえずそれなりの価格でメシを食えるし。行けばなんとかなるんだもんな。そら世界的に流行りますわな。





2018102727_旧市街の電光掲示板
旧市街入口

意外とすんなり所要を済ませられたので、旧市街の観光に出てきました。

この電光掲示板のあたりからちらほら古そうな建物などが出てきて、この辺から旧市街に入るようです。

どうでもいいけどそんなに「書くことなど何もない」アピールされても困るんだけどね。もう電源切っとけばいいのに。



2018102713_旧市街
旧市街

この地域の主要民族ボシュニャク人ですが、なんでヨーロッパのこんなとこにイスラム教徒がいるのかと言うと、オスマン・トルコ帝国がバルカン半島を統治していた頃にムスリムに改宗した人たちらしいです。なのでムスリムとしての歴史は比較的浅い。

この地域に建っている建築様式もだいたいオスマン様式。このモスクも言われてみるとトルコっぽい。



2018102714_旧市街

2018102715_旧市街
旧市街

橋に近づくにつれ路地は細くなり、その周りを土産物屋が埋め尽くしています。

なんか売ってるものも非常にトルコっぽい。ものすごい既視感。


2018102716_土産物
土産物

この茶器セット可愛いなぁ。

イスラムのデザインはほんと秀逸だと思うんだよねぇ。まぁいざ買って自分の部屋に置いたところで絶対浮くんだけどぉ。



2018102717_スタリ・モスト
スタリ・モスト

このチャイセットの奥に見えているのが世界遺産のスタリ・モスト

え、細っ。細くない?車どころか人がすれ違うのでやっとぐらいの幅しかないよ?

なんか紛争中に軍事拠点だからってこの橋破壊したという話なんですけど、これそこまで重要かなぁ。大したもの運べなくない?この幅じゃ。


2018102719_スタリ・モストからの眺め

2018102718_スタリ・モストからの眺め
スタリ・モストからの眺め

スタリ・モストからの眺め。川の水が青い。


2018102720_旧市街
旧市街

橋を渡って向こう側にも旧市街が続くようですが、なんかこんなんだったので行きませんでした。なにこれめっちゃ人おるやん。

まぁ路地が狭いのでそう見えているだけという気もしますけども。だとしても人多いわ。この小さな橋見るためだけによくこんな人集まるな。

ちなみにドゥブロヴニクやスプリトなんかから日帰りのツアーが出ているらしいです。



2018102721_スタリ・モスト
スタリ・モスト

旧市街の散策は諦めてこのスタリ・モストを眺める方向に方針を転換。

どこか良いアングルのポジションは無いものか…。





2018102722_スタリ・モスト

2018102723_スタリ・モスト
スタリ・モスト

お。いい感じのとこはっけーん。



2018102724_ダイブマン
ダイブマン

そう言えばこの橋から川にダイブするのが流行っているというか有名らしく、橋の真ん中で今にも飛び込まんばかりの男性が何か演説したり観光客を煽ったりしていました。が、一向に飛び込む気配が無いのでもう無視することにしました。



2018102725_スタリ・モスト

2018102726_スタリ・モスト
スタリ・モスト

下流にある別の橋から。

どうでもいいけど何故かこの旧市街のあたりだけ陽が差していますね。背後はものっすごいどんよりしているんですが。ほんと変な天気。



2018102728_スタリ・モスト
スタリ・モスト

最期に反対側からのスタリ・モスト。逆光ですが。

橋そのものもその周囲の旧市街も非常にコンパクトでこじんまりしていました。そしてその割には多すぎる観光客。

この橋単発でここまで経済効果上げてるんだから再建した価値はあったんじゃないですかねぇ。



個人的にはデザインが美しいのは確かにそう思うんですけど、、、って感じですかね。

民族融和とかも大事なことなのは間違いないんですけど、ユネスコさんにはそういうの抜きで個々の物件の評価を適正に行ってもらいたいなぁ、と考える次第でございます。評価機関が変なイデオロギー持ったらよろしくないよねぇ。偏っちゃうからさぁ。



まぁ別にいいんだけどぉ。





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今日もありがとうございました。




   
   

[ 2019.03.14 | ボスニア・ヘルツェゴヴィナ | コメント: 3 | トラックバック: 0 | PageTop↑ ]

晴耕雨読

【1008日目】モスタル(2018年10月28日(日)のおはなし)





はいこんにちは。

どうもだばでーです。今日もよろしくお願いします。





今日は昨日に引き続きモスタルの街なかをうろうろしようと思います。

まぁ言うてもう行くトコ無いんですけどね。まさかあんなに小さいとは思ってなかったので。

昨日はお天気がちょっと良くなくスタリ・モストの写真も背景がどんよりしていたので、改めて写真を撮りに行ってもいいですけどね。それもすぐ終わっちゃうと思いますけど。

天気が良ければね。












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2018102801_モスタル
モスタルのバスターミナル

天気は猛烈に悪かったです。





とりあえず明日の移動手段を確保ないし時間の確認をしようとバスターミナルに来たのですが、その後宿に戻ることすらままならないぐらいドシャドシャ降っていました。何かの嫌がらせなんじゃないかという程。

雨は酷いし雷もゴロゴロ鳴りまくっているし、どんな状況であっても、仮にまだモスタルの観光をしておらず、にもかかわらず明日発たなくてはならないという状況であったとしても今日は外には出られないと思います。ありえない。久しぶりにこんなに雨降ってるの見た。





というわけで今日は大人しく宿で今後の予定など立てていました。

ちょっと来月にギリシャで用事ができそう。できそうと言うか作りそう。

それまでにここからギリシャまでの間の見どころを見て回らないとと考えると。。。


おお。わりとキツキツだな。まぁ最悪最後の方はスキップしてまた戻ってくるしかないか。


つまり来月ギリシャに辿り着くまで、宿でだらだら出来るのは今日が最後ということか。


うむ。じゃあもうそうしようじゃないか。


この雨も神が与え給うたものかも知れん。休息を取れと。

そもそもこっちの神は優しいですからね。6日働いたら1日安めと言ってらっしゃる。

日本で蔓延っている社畜教の神は24時間年中無休で働けと言いかねないですからね。働けるわけねぇだろ、ゔぁーか。




というわけで宿でゆっくり過ごしました。




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今日もありがとうございました。




   
   

[ 2019.03.15 | ボスニア・ヘルツェゴヴィナ | コメント: 0 | トラックバック: 0 | PageTop↑ ]

ボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都「サラエヴォ」を歩く

【1009日目】モスタル→サラエヴォ(2018年10月29日(月)のおはなし)





はいこんにちは。

どうもだばでーです。今日もよろしくお願いします。





えー、本日はですね。モスタルからボスニア・ヘルツェゴヴィナの首都サラエヴォへ向かいます。

2018102901_モスタル→サラエヴォ
モスタル→サラエヴォ

地図で見るほど近くはないみたいで。どうも山を超えていかないといけないみたいです。まぁいいんですけど。


サラエヴォというと第一次世界大戦の引き金になったオーストリアの皇太子が暗殺された街だとか、先の紛争でけちょんけちょんになったとか、まぁあまりポジティブな印象を持ちにくい都市でありますね。

だからと言うわけでもないのですが、ぼくも特にサラエヴォで何かしようと思って行くわけではないのですよ。お目当てはサラエヴォから50キロぐらい東にあるヴィシェグラードという街にある世界遺産の橋。



ソコルル・メフメト・パシャ橋

ソコルル・メフメト・パシャ橋は、ボスニア・ヘルツェゴビナ東部、スルプスカ共和国の町ヴィシェグラードにある橋で、市内を流れるドリナ川に架かっている。オスマン帝国の宮廷建築家だったミマール・スィナンが16世紀末に手がけた橋で、当時のオスマン帝国の建築水準の高さを例証する産業遺産として、2007年にユネスコの世界遺産に登録された。ボスニア・ヘルツェゴビナの世界遺産としては2例目の登録で、最初の登録物件であるスタリ・モストと同じく、橋の世界遺産である。

橋の名前は、この橋の建築を命じた大宰相ソコルル・メフメト・パシャに由来する。

全長は 179.5 m で、11の石組みのアーチから成っている。これらのアーチは、20世紀の二度の世界大戦で壊滅的な被害を受けたが、その後再建されて今に至る。ボスニア・ヘルツェゴビナ紛争中のヴィシェグラードの虐殺では惨劇の現場にもなった。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』






モスタルで見たスタリ・モストと同様、橋の世界遺産。

こちらもスタリ・モスト同様、戦争でブチ壊されその後再建されたもの。まぁボスニア紛争じゃなくてその前の世界大戦でぶっ壊されたそうですが。

が、スタリ・モストがミマール・スィナンのお弟子さんの作品だったのに対し、こちらはミマール・スィナン御本人が携わったもの。しかも写真で見る限りはこっちの方が大きそう。高さは無いけど横に長い。

別にお弟子さんをどうこう言うわけでは無いのですが、歴史的および知名度的にはこっちの方が評価が高くても良くない?という気はします。



で、ここに行くための拠点としてサラエヴォに向かうわけですよ。

片道50キロぐらいなら日帰りで十分行けると思うでしょ?ねぇ?












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2018102902_モスタルのバスターミナル
モスタルのバスターミナル

というわけでモスタルのバスターミナルです。

なんか知らんけど昨日サマータイムが終わったそうです。まぁぼく時計はスマホしか持っていないので関係ないんですけど。スマホは勝手に時間戻しちゃいますんでね。そして何事も無かったかのようにサマータイムじゃない方の朝8時にアラームを鳴らすのです。それで昨日妙に眠かったのか。

雨の中サラエヴォへのバスに乗り込みます。チケットは昨日買っていて、料金は21M(1,300円ぐらい)でした。たぶん日中は毎時ちょうどに出てます。



2018102903_サラエヴォへの道

2018102904_サラエヴォへの道

2018102905_サラエヴォへの道
サラエヴォへの道

くねくねの山道を、途中いくつかの街で乗客を入れ替えながら進みます。

ヨーロッパって山がないって聞くんですがバルカンに入ってから山ばっかりですよ。



2018102906_サラエヴォのバスターミナル
サラエヴォのバスターミナル

3時間弱でサラエヴォのバスターミナルに到着。

え、しょぼ…。


一国の首都のバスターミナルがこれ?

いや、最近よくこんな事言ってますけどレベルが違いますよこれは。


2018102907_サラエヴォのバスターミナル
バスターミナルの入口

だって入口がこれですよ?

どこの雑居ビル、もとい雑居長屋かという見た目じゃないですか。ここから出てきたから出入り口だと認識しましたけど、初めて入る人は入口がここだとは思わないでしょう、これは。





サラエヴォのバスターミナルは駅に隣接しており、そのあたりはどうも新市街らしく新しげな建物も建っています。まぁバスターミナルや駅周辺の治安はよろしくは無さそうですが。浮浪者っぽい人がたくさんうろうろしています。

2018102908_アヴァズ・ツイスト・タワー
アヴァズ・ツイスト・タワー

駅前に建つボスニアで最も高いビルだったり

2018102909_ショッピングモール
ショッピングモール

近代的な見た目のショッピングモールなんかを見ながら、とりあえず予約していた宿に向かいます。





旧市街の外れの宿にチェックイン。中はとても綺麗で快適そうな宿です。

じゃあちょっといろいろ調べ物しますかねぇ。とりあえずあの世界遺産の橋があるヴィシェグラードにはどうやって行くのかしら?


…。


…。


…。


…どうやら簡単ではないようだな。。。




まずですね。ボスニア・ヘルツェゴヴィナってのはボスニア・ヘルツェゴヴィナ連邦(ボシュニャク人とクロアチア人の国)とスルプスカ共和国(セルビア人の国)の2つが合体して出来ている国なんですね。

で、サラエヴォやモスタルはボスニア・ヘルツェゴヴィナ連邦にある街。対してヴィシェグラードはスルプスカ共和国にある街です。

サラエヴォは首都なのでボスニア・ヘルツェゴヴィナ(連邦じゃない方)のどこにでもバスかなんか出てると思うじゃないですか、思ってたんですよ。



出てないんだって。



サラエヴォからスルプスカ共和国の街に行こうとすると、まずサラエヴォの郊外でかつスルプスカ共和国内にあるバスターミナルに行かないといけないんだって。

そんで直行便があるだか無いだかで、その直行便だか経由便だかは早朝と昼過ぎにしか出てないだかで、ほんで経由便だった場合乗り換えるバスは1日1本しか出てないだかで、さらに行くのに意外と時間がかかりそうな雰囲気で、、、。



…日帰りは無理かも知れん。。。



…現地で一泊しなくてはならんかも知れん。。。



…というかそもそもたどり着けんかも知れん。。。



という状況であることが分かりました。

昨日も書いたけど、今そこそこ日程がタイトになってるんですよね。この橋を見るために2日かけられるか、と言われるとちょっと厳しいと思うんだが。。。

まぁネットの情報なのでどこまで当てになるか分からないが。

ただこの国の事情的にその辺の人に「スルプスカ共和国に行きたいぜ!」とか聞くのはちょっと無神経すぎる気がする。。。

考えすぎかも知れんが実際サラエヴォ市内のバスターミナルからはそっちへ行くバスは出てないんだ。そのぐらい気を使うべきなように思えるぞ。。。





よし。とりあえずこの件は保留しよう。意識高い系っぽく言うとペンディングだ。

先にサラエヴォから脱出する手段を確認しよう。ぼくは今アドリア海沿いを南下していっているので、次は隣国モンテネグロに行きたいんですよ。まぁたぶん首都のポドゴリツァに行くのが1番イージーでしょう。首都同士だし。

これに関してはさっきのバスターミナルから出てるだろ。ちょっと行ってみて聞いてみよう。



2018102907_サラエヴォのバスターミナル
サラエヴォのバスターミナル

というわけであの雑居長屋のあの入口から中に入り、チケット売り場で聞き込みを行います。

窓口のおばちゃんは英語で対応してくれました。ちなみにこのおばちゃんはぼくの前のおっさんとはロシア語で話してました。恐るべしスラヴ諸語同士の意思疎通率。



だばで「もしもし。ポドゴリツァへのバスはありますか」


おばちゃん「あるわよ」




お「火曜と金曜に出てるわ」




だ「…週2便?」


お「そうよ」


だ「…隣国の首都へ向かうバスが週2便???」


お「そうよ」





お「ちなみに発車時刻は朝5時よ」












そんなアホな。





隣国やで。お互い小国とは言え隣国やで。しかももともと同じ国やったとこやで。さらにその首都同士やで。田舎の地方都市とちゃうで。首都やで首都。

それがその間を結ぶ交通機関が週2便でしかも朝5時発ですと???











2018102910_ファックス
出典:ピューと吹く!ジャガー











ほんで今日月曜やん。明日のん乗らんかったら次出るん金曜やん。週末やん。今日週初めやのに次のバス週末やん。じゃあ例の橋の街にゆっくり行ってゆっくり帰って来られるね!ってちゃうねん。そういう問題やないねん。わし急いどる言うとるやん。そのタイトな日程の中で時間を費やすべきポイントはしっかり考えていかなアカンわけや。そんでそれはここやないやろ。違うやろ。そうじゃないやろ。



だばで「…明日のチケットください………」











2018102911_サラエヴォ
サラエヴォ

というわけで急遽明日の早朝便で発つことになったサラエヴォ。

今日の残った時間で出来る限り見て回らないとならなくなりました。

なりましたっつーか最早サラエヴォにやって来た意味すら見失った気がする。モスタルから直接モンテネグロ行きゃあ良かったやん、こんなんなら。



まぁいいよ。そういうこともあるよ。



というわけで始めますよ。ここからが本題ですよ。

まずこの上に貼った写真ですけど、右側の建物の壁がだいぶ補修されていますね。これたぶん銃創です。

2018102912_銃創
銃創

もう随分直ってると思うんですが、よくよく見ているとところどころ未だに銃創が残っている建物も見受けられます。まだ紛争の傷跡は癒え切っていないということですね。

さっき「スルプスカ共和国に行きたいぜ!」とかその辺の人に聞かなくて良かったですよ。



2018102913_スナイパー通り
スナイパー通り

この通りはスナイパー通りと呼ばれる通り。

この通りを動くものは周囲のビルに潜んだセルビア人スナイパーに狙い撃ちされたんだとか。

ちなみに右側に見える黄色の建物。ホテルなんですけど、紛争中も営業していてたくさんのジャーナリストなんかが宿泊したそうです。が、今のホテルは別ホテルの経営しているものです。建物がそうでした、ってだけ。



2018102914_新市街

2018102915_新市街
旧市街

ヨーロッパ式の建物が建ち並ぶ地区を抜けていきます。

この辺だけ見ると普通にヨーロッパの地方都市ですね。



2018102916_バシチャルシァ

2018102917_バシチャルシァ
バシチャルシァ

と、突然雰囲気が変わりました。

この辺りはバシチャルシァと呼ばれる職人街で、まぁ見ての通りオスマン・トルコ帝国時代の街並みが残っているエリア。


2018102918_モスク
モスク

さっきは教会なんかも見えましたが、こちらには普通にモスクが建っています。

ちょっとこの辺を散策しましょうか。


2018102919_バシチャルシァ

2018102920_バシチャルシァ

2018102921_バシチャルシァ

2018102922_バシチャルシァ

2018102923_バシチャルシァ
バシチャルシァ

もう完全にトルコですなぁ。売ってるものもトルコっぽい。

こないだも書きましたけど、この辺に住んでいるボシュニャク人という民族はオスマン・トルコ帝国統治時代にムスリムに改宗したスラヴ人というくくりなんですよね。だから民族としてのアイデンティティはオスマン時代が発端になるわけで、オスマン時代が終わったと思ったら大戦からの内戦だったわけで、そうするとまぁ文化や街並みも必然的にトルコっぽくなりますわな。自分達の色を出すにはちょっと時間が足りてない気がしますよ。



2018102924_ガジ・フスレヴ・べイ・ジャーミヤ
ガジ・フスレヴ・べイ・ジャーミヤ

バシチャルシァの中にある建物の中で最も大きなモスク。

このエリアというかボスニア・ヘルツェゴヴィナの中でも最も重要なものらしいです。


2018102925_ガジ・フスレヴ・べイ・ジャーミヤ

2018102926_ガジ・フスレヴ・べイ・ジャーミヤ

2018102927_ガジ・フスレヴ・べイ・ジャーミヤ
ガジ・フスレヴ・べイ・ジャーミヤ

イスラム建築らしい美しい装飾を施されたモスク。

是非入りたいところだったのですが、どうも入場料がかかるみたいだったのでやめておきました。

いや、今ちょうど手持ちの現金が無くなりそうな雰囲気なんですけど、明日の早朝にはボスニア・ヘルツェゴヴィナを出ることになっちゃったのでもう両替とかしたくないんですよね。このままフェードアウトしてやろうかと思っています。



2018102928_ガジ・フスレヴ・べイ・ジャーミヤ周辺

2018102929_ガジ・フスレヴ・べイ・ジャーミヤ周辺
ガジ・フスレヴ・べイ・ジャーミヤ周辺

このモスク周辺にもいろいろと歴史的建造物ですよ感を出している建物がたくさん。

モスクの名前にもなっているガジ・ヅレスヴ・ベイというのは当時この地域を管轄していた総督さんの名前らしく、この周囲の建物もこの方の時代に造られたものだそう。

もちろん入場料がかかるので入りません。高いからじゃなくてそういう状況だからです。





2018102930_旧市街
旧市街

金をかけずに観光しようとすると歩くしか無いんですよねぇ。

まぁこの街は確かに歩いていて面白い街ですよ。


2018102931_旧市街
トルコのバザールっぽい建物

すごいトルコのバザールっぽい建物があるなと思ったら。


2018102932_旧市街
遺跡

その近くにはいつのか知らんけど大きな遺跡が残っているし。


2018102933_旧市街
ミナレットと時計塔

その奥にさっきのモスクのミナレットや時計塔が見えるなと思ったら。


2018102934_旧市街
シナゴーグ

シナゴーグがあったり。


2018102935_旧市街
正教会

正教会があったり。


2018102936_旧市街
旧市街

ヨーロッパ調の建物とトルコ様式の建物が並んでいて、他ではなかなか見ない街並みだと思います。

期待値が低かったというのもあると思いますが、なかなか良い街ですね。



特にぼくが気に入ったのはですね。

2018102937_ミリャツカ川沿いの街並み
ミリャツカ川沿いの街並み

この川沿いの街並みですね。


2018102938_ミリャツカ川沿いの街並み

2018102939_ミリャツカ川沿いの街並み

2018102940_ミリャツカ川沿いの街並み

2018102941_ミリャツカ川沿いの街並み

2018102942_ミリャツカ川沿いの街並み

2018102943_ミリャツカ川沿いの街並み

2018102944_ミリャツカ川沿いの街並み
ミリャツカ川沿いの街並み

まぁこの辺は完全にヨーロッパ調の街並みなんですけどねー。

結局ぼくはヨーロッパの街並みが好きだってことなんですよねー。

我ながらいつまでヨーロッパにいるんだとは思ってるんですよ。こんなにヨーロッパに長居する世界一周旅行者とか他にいますかね?あいつらすぐ「ヨーロッパは全部おんなじで飽きる」とか言いますしね。



イスラム教圏はモスクとか宗教施設の見ごたえは半端ないけど、こと「街並み」となるとヨーロッパのそれには敵わないんだよなぁ。



というわけで明日はまたヨーロッパな街並み(だと思う)のモンテネグロへ向かいます。





5時のバスで。





…ジーザス。。。





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今日もありがとうございました。




   
   

[ 2019.03.16 | ボスニア・ヘルツェゴヴィナ | コメント: 0 | トラックバック: 0 | PageTop↑ ]

プロフィール

William Dabadie

Author:William Dabadie
名前:渡海大輔(トカイダイスケ)
年齢:33歳
性別:男
国籍:日本
紹介:世界一周してます。
   個人的な忘備録のつもり
   でだらだら書いています
   William Dabadieという
   名前ではありません。

あしあと

これまでの軌跡
日本→フィリピン(英語留学)→日本→ カナダ→アメリカ合衆国→メキシコ→  キューバ→メキシコ②→        グアテマラ(スペイン語留学)→    ホンジュラス→エル・サルバドル→   ホンジュラス②→ニカラグア→     コスタ・リカ→パナマ→コロンビア→  エクアドル→ペルー→ボリビア→チリ→ アルゼンチン→チリ②→アルゼンチン②→ウルグアイ→アルゼンチン③→     パラグアイ→アルゼンチン④→ブラジル→仏領ギアナ→スリナム→ガイアナ→   ブラジル②→ベネズエラ→コロンビア②→オーストラリア(ワーホリ)→     インドネシア→シンガポール→     マレーシア→タイ→カンボジア→    ベトナム→ラオス→タイ②→ミャンマー→中国→ネパール→インド→スリランカ→ インド②→パキスタン→中国②→    カザフスタン→キルギス→タジキスタン→ウズベキスタン→カザフスタン②→   キルギス②→カザフスタン③→     ウズベキスタン②→カザフスタン④→  トルクメニスタン→イラン→      アラブ首長国連邦→オマーン→     アラブ首長国連邦②→アゼルバイジャン→ジョージア→アルメニア→アルツァフ→ アルメニア②→ジョージア②→     アルメニア③→ジョージア③→トルコ→ ブルガリア→マケドニア→セルビア→  ハンガリー→イギリス(治験)→    ハンガリー②→ルーマニア→モルドヴァ→沿ドニエストル→ウクライナ→     ポーランド→ロシア(W杯)→     エストニア→ラトビア→リトアニア→  ベラルーシ→リトアニア②→ロシア②→ ポーランド②→ドイツ→ポーランド③→ チェコ→スロヴァキア→ハンガリー③→ オーストリア→スロヴェニア→イタリア→スロヴェニア②→クロアチア→     ボスニア・ヘルツェゴヴィナ→     モンテネグロ→コソヴォ→アルバニア→ ギリシャ→イギリス(治験)②→    アルバニア②→ギリシャ②→キプロス→ 北キプロス→キプロス②→レバノン→  ヨルダン→イスラエル→パレスチナ→  ヨルダン②→エジプト→ケニア→    ウガンダ→ルワンダ→ウガンダ②→   ケニア②→タンザニア→マラウイ→   ザンビア→ジンバブエ→南アフリカ→  レソト→南アフリカ②→ナミビア→   南アフリカ③→イギリス(治験)③→  オランダ→ベルギー→オランダ②→   日本(今ココ)

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