世界遺産の「降誕教会」に行ってきた

【1071日目】エルサレム→ベツレヘム(2019年3月25日(月)のおはなし)





はいこんにちは。

どうもだばでーです。今日もよろしくお願いします。





今日はイスラエルのエルサレムから、パレスチナはヨルダン川西岸地区にあるベツレヘムという街へ移動します。

2019032501_エルサレム→ベツレヘム
エルサレム→ベツレヘム

まぁ目と鼻の先です。10キロぐらいです。エルサレムから日帰りで行く人の方が多いかも知れません。

実際日帰りで行って何の問題も無いと思います。近いし。

ただぼくはもう昨日の一件でエルサレム大嫌いなので、こんな腐った街での滞在を継続するなどもってのほか。日帰りで行ける街にあえて泊まりで行くということで、このクサレルサレムに遺憾の意を表したいと思います。とっとと終末を迎えて神の国に旅立ってください。



ちなみにベツレヘム。日本でも聞き覚えのある方がいらっしゃるかと思います。

この街実は、あのイエス・キリストが生まれた街とされています。ほらあの馬小屋でね、なんか三人の賢者がお祝いにどうとかっていう、、、アレです。

で、イエスがコケたというだけで、そこの場所に教会を建ててしまうのがキリスト教徒ですので。もちろんそんなイエス・キリスト生誕の地に教会が建っていないわけがないですよね。もちろんその場所には教会が建っていて、その名も降誕教会。しかもこの教会、世界遺産に登録されています。



イエス生誕の地 :ベツレヘムの聖誕教会と巡礼路

降誕教会は、パレスチナベツレヘム県ベツレヘムに位置するキリスト教の教会である。聖誕教会ともいう。2012年に国際連合教育科学文化機関により世界文化遺産(危機遺産)に登録された。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』





いつもはユネスコって書いてるのに、この項では国際連合教育科学文化機関と記載されていますがどういうことでしょうかね。

えー、ちなみにですね。パレスチナってのは独立を宣言しているので主権国家なんですよね。

ただ日本の報道ではパレスチナの事を「パレスチナ自治区」って言いますよね。どういうことかと言うと、日本はパレスチナの主権を承認していないのですよ。国家承認をしていない、つまり日本人的にはパレスチナというのは未承認国家だということですね。

まぁ国連加盟国193カ国の内130カ国以上の国がパレスチナの国家承認をしており、日本を含めた国家承認していない国の方が少数派。パレスチナ自体すでに国連に加盟申請を行っております。国家承認していないのは日本を含めたいわゆる西側先進国(と、そのバーター)です。

というわけで、パレスチナの国連加盟は出来ないんじゃないかと思います。

なぜならアメリカ、イギリス、フランスの常任理事国3カ国がパレスチナの国家承認をしていないからです。拒否権発動で終わりでしょう。

民主主義を世界に押し付けている側のトップが自らの既得権を振りかざして多数派の意見を握りつぶすという民主主義にあるまじき蛮行。ただこれを「二枚舌だ」とかどうとか言うのは意味の無い行いですね。だってそういう国ですし。ジャイアンに「ガキ大将!」って言ったって「おう!」としか言わないですよ。むしろイギリスさんに「二枚舌!」とか言ったって「いや、私の舌は三枚ですよ」とか言いかねない勢い。

ただこのパレスチナ、今まで行ってきた他の未承認国家と違うところがあります。それはユネスコに加盟していること。

そらそうですよね。ユネスコに加盟していないと自分の国の中のものを世界遺産に推薦することすら出来ないのですから。世界遺産があるってことはそういうことですよ。



降誕教会と関連する資産群は、2011年にユネスコに加盟したパレスチナにより、通常の世界遺産の登録のプロセスではなく、「緊急の保護を要する物件」として世界文化遺産(危機にさらされている世界遺産)に申請されていた。しかしながら、そもそもパレスチナがユネスコに加盟すること自体に、アメリカ合衆国やイスラエルからの強い反発があったため、当初は登録を困難とする見方もあった。実際にユネスコの諮問機関であるICOMOSは、パレスチナによる申請は緊急の保護を要する類のものではないとして、登録の見送りを事前に勧告していた。

しかし、ロシアのサンクトペテルブルクで開催された第36回世界遺産委員会において、本物件の登録審議を行うことが認められ、秘密投票によって委員会を構成する21カ国のうち、3分の2以上の賛成投票を得ることとなり、世界遺産への登録が認められた。またそれと同時にイスラエルによる反対動議も却下された。これはパレスチナ初の世界遺産登録であり、教会の主権、およびベツレヘムの地が、パレスチナのものであることをユネスコが認めた意味合いもあるため、イスラエルと緊密な関係を持つアメリカ合衆国のユネスコ離れが加速するとの見方がある。なお、アメリカ合衆国連邦政府は国内法に基づき、パレスチナが加盟したユネスコへの分担金拠出を停止しているため、委員会では世界遺産基金の深刻な財源不足についても審議された。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』





で、この一件で激おこなのか天下のアメリカ様。

子分(大口スポンサー?)のイスラエルさんが欲しがっている場所に主権を主張しているパレスチナとかいう蛮族の土地に世界遺産なんか認めてやがってこのユネスコが!

ということでユネスコへお金を出さなくなってしまいました。

自分の気に入らない事をしたからって、たとえ建前であったとしても世界の文化を統括するとされる団体へ兵糧攻めを仕掛けるとはまさに世界の警察()、世界の王()。やることが違いますね(煽)。ヒューヒュー!



この件に関しては、秘密投票をして(国家承認している国の数からして、そうすれば可決されるのは目に見えている)、その結果通りに登録を行ったユネスコさんは素晴らしいと思います。よくやったマジで。

そして親分の意向に沿わず、まだユネスコへお金を出している日本も偉いと思います。

最近世界各国へお金をばらまきすぎている、との批判が聞こえてきますけど、そうやって70年間平和を買ってきたんだから、それを忘れて言いたいことだけ言うというのはどうなんでしょうね。親分が自国ファーストに走ったからって自分も、というわけにはいかないと思いますよ。国力がぜんぜん違うんだから。アメリカに見捨てられる未来が想像できる時代になってきたわけで、そうなった時にたとえ金ヅルとしてでも日本の味方になってくれる国を作っておくのは国策にかなっていると思うのですけど。











またどうでもいい話しちゃった。












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2019032502_嘆きの壁
嘆きの壁

というわけで朝イチで嘆きの壁に来ています。

いや、そういえば岩のドームまだ見てねぇなぁ、、、と思ったのでね。

出ちゃう前にそこだけ行っとこうかということで。どうせベツレヘムまではすぐ着くんだし。


この嘆きの壁向かってちょっと右側に岩のドームのある神殿の丘に入る入口があるのです。ちなみに観光客はそこからしか入れません。

朝イチで来たのはベツレヘムに行く時間が無くならからではなく、その方が空いているからです。10時を過ぎると団体のツアー客が押し寄せてすごいことになるそうです。知らんけど。



2019032503_岩のドーム
岩のドーム

ユダヤ教の神殿が建っていたと言われ、ユダヤ人にとって重要な聖地であるこの神殿の丘

の、真ん中にどどんとそびえるのがこちらの岩のドーム。イスラム教徒にとってメッカ、メディナに次ぐ第3の聖地とされています。

中にはイスラム教徒しか入れないので、我々観光客は外から見るだけです。

というわけでネットやらガイドブックやらの情報なのですが、どうやらこの中には聖なる岩と呼ばれるユダヤ教、キリスト教、イスラム教にとってとても重要な岩があるそうで。

それを覆うように建っているので岩のドーム。別にモスクじゃありません。でもイスラム教徒しか入れません。

というか、地球の歩き方先生はこの岩のドームについてまるで見てきたかのような紹介文を掲載しているのですけど、ここ昔は観光客も入れていたってことなのでしょうかね?



2019032504_岩のドーム

2019032505_岩のドーム

2019032506_岩のドーム

2019032507_岩のドーム

2019032508_岩のドーム
岩のドーム

外からしか見られないというのでじっくり見てやりました。

あんまり中東(大シリア地区)っぽくないデザインだなぁと思ったのですが、どうもこの外観になったのはオスマン帝国時代らしいですね。トルコのタイルをトルコ風のデザインで貼り直したそうで。そんで担当したのはミマール・スィナン。この人仕事しすぎじゃね?

世界遺産登録された自らが手がけた建築の数、という建築家ランキングを作ったらおそらくトップなんじゃないでしょうかね。



2019032509_岩のドーム

2019032510_岩のドーム

2019032511_岩のドーム

2019032512_岩のドーム
岩のドーム

だだっぴろい神殿の丘。の真ん中にぽつんと建っているので、どこから見ても絵になりますね。

ただちょっと天気が悪いのがアレかなぁ、、、。まぁこのエルサレムで雨が降っていないというだけでも十分なのだけども、、、


2019032513_岩のドーム
岩のドーム

あ、晴れてきた。

えぇ〜。いまさら?

もう一周せなあかんやん、、、。


2019032514_岩のドーム(2周目)

2019032515_岩のドーム(2周目)

2019032516_岩のドーム(2周目)
岩のドーム(2周目)

はい。岩のドーム終わりー。


2019032517_ダマスカス門
ダマスカス門

エルサレム終わりー。

もう2度と来ることはないだろう。

こんな気持ちで去るのはカメラをパクられたポーランド以来だぜ。




2019032518_アラブバスターミナル
アラブバスターミナル

ダマスカス門からトラム駅の方に少し歩いたところにあるのがこちら。アラブバスのターミナル。

アラブバスとは主にパレスチナ地区を走るバス。民族分断の象徴である気もしなくもない。ベツレヘムに行くバスはここから出ています。西エルサレムのバスターミナルまで行かなくていいので楽チンです。

231番のバスがベツレヘム行き。料金は6.8S(200円ぐらい)。

他にも「ベツレヘム行き」と書かれているバスもあるんですが、それはベツレヘムの街の少し北にあるチェックポイントまでしか行きません。チェックポイントから市街地まで歩いても15分ぐらいなのですけどね。231のバスの方が少しだけ市街地に近いところまで行きます。





2019032519_ベツレヘムの路上
ベツレヘムの路上

231のバスはぐるーっと大回りし、チェックポイントを通らないよう巧妙にルートを選んでベツレヘムに到着しました。

いちおうパレスチナも主権国家ですし、日本政府に承認されていない国家も1カウントしてきているので、パスコンも何もまったく通過せず、ただバスに乗って降りただけなのですが、












2019032520_パレスチナ
パレスチナ

82カ国目、パレスチナに入国しました。





パレスチナ

首都は東エルサレムと定められているが実際はラマッラー。

通貨の単位はシュケル(イスラエルの通貨)。1シュケル=30円ぐらい。以下Sと表記。

民族はアラブ人。

言語はアラビア語。

宗教はイスラム教。





主権国家です。先程も書きましたが、独立宣言をしていて130カ国以上の国が承認をしています。

イスラエルとヨルダンの間にあるヨルダン川西岸地区と、エジプトの北にあるガザ地区のふたつに別れています。

ただキングフセイン橋の国境管理をイスラエルが行っていたことからも分かるように、ヨルダン川西岸地区はほぼイスラエルの管理下にあります。実際地区の6割はイスラエルの占領下にあり、今現在もイスラエル人による入植が進んでいるとか。

ガザ地区に関しては逆にイスラエルの管理が及んでおらず、ハマスという勢力が統治しているそうです。こないだミサイルを撃ったのもこちら。

というか主権国家に他国の管理が及ぶ及ばないって言ってる時点で異常なんですけどもね。











2019032521_宿
宿

というわけで歩いて宿まで。

ベツレヘムもエルサレム同様丘の多い地形で、登ったり登ったり大変でした。

でー、レセプションはどこかな…?





2019032522_宿の張り紙
宿の貼り紙

レセプションが見当たらずウロウロしていたら、こんな貼り紙を発見しました。

あまりにも読みにくいのでラクガキがひどいただの紙だと思っていたのですが、どうやら「この宿は移動したぜベイベー!」みたいな事が書いてあるっぽいです。あんまり人に物を伝える気概が感じられないのですが、ぼくだけですかね?


「グッドニュース!宿がもっと便利な市街中心部に移ったよ!」


とか書いてあるんですけど、この丘を登ったり登ったりしてようやくここにたどり着いた善良なる宿泊予約者にとってはどう考えてもバッドニュースですよね。「グッドニュース!」じゃねーよ。先に言うことあんだろ。

そもそも予約サイトの住所を変更するなり、予約後のコンファームで一言メッセージを送ってくればいいのに。そういう機能あるんだから。


2019032523_ミナちゃん
ミナちゃん

とブツブツ言いながら新しい方の宿に向かい、一言文句言ってやろうと思ったのですが、移ったのがつい2、3日前だとのことで、かつ看板ネコのミナちゃんが可愛かったのでしゃーなし許すことにしました。


2019032524_ミナちゃん
ミナちゃん

かわいい。。。。。





2019032525_ベツレヘム

2019032526_ベツレヘム

2019032527_ベツレヘム
ベツレヘム

早速街歩きに繰り出しましょう。

ベツレヘム、キリストの生まれた街というだけあって歴史深い街なのでもっとそういう風情が感じられるのかと思っていたのですが、意外と見た目新しい建物が多いですね。戦争でダメージを受けたので直しました、ってところかしら。


2019032528_聖誕教会
聖誕教会

そんなベツレヘムの中心に建つこちらの大きな建物。

これがイエス・キリストが生まれたとされる場所に建つ聖誕教会です。

バカでかい建物の割にとっても小さい入口をくぐって中に入ります。謙虚のドアと言われているそうで、ちょっとかがまないと入れないぐらいのサイズです。千利休か。


2019032529_聖誕教会
聖誕教会

聖誕教会の内部。

オリジナルは4世紀、その後6世紀に改築を受けたとか。見る限り柱なんかは古そうですが、他の部分は最近修繕を受けている感じでしょうかね。


2019032530_聖誕教会
モザイク

ところどころ床に穴が開いていて、そこからは4世紀頃のモザイクを見ることが出来ます。なかなか保存状態も良好。


2019032531_聖誕教会

2019032532_聖誕教会
モザイク

壁にもモザイクが。金ピカですが、当時は内装が全部こんな感じだったんでしょうか。


2019032533_聖誕教会

2019032534_聖誕教会
祭壇

丸いものが浮いています。何を抽象しているのでしょうか。

あの奥の方にイエスが生まれたとされる地下洞窟があるのですが、ものっすごい並んでいたので行きませんでした。2、3時間は普通に並んでたと思います。そこまでしてって感じですかね。キリスト教徒じゃねーし。


2019032535_聖カテリーナ教会
聖カテリーナ教会

聖誕教会のおとなりに建っているこちらは聖カテリーナ教会。

手前に立っている像はヒエロニムスさん。ヘブライ語の聖書をラテン語に翻訳することに生涯を捧げたという方。


2019032536_聖カテリーナ教会
聖カテリーナ教会地下

その方が翻訳するために籠もっていたと言われる洞窟が地下にあります。

まぁ、、、ふーんって感じでした。わしキリスト教徒じゃねーし。

なぜ敢えてこんな暗くて狭いところでそんな根気のいる作業を行ったのかという方が気になります。修道的な意味合いもあったのでしょうかね。


2019032537_聖カテリーナ教会
聖カテリーナ教会

そんなことやっていると、外は猛烈な雨が降ってきました。

仕方がないのでこの教会で雨宿りをさせていただくことに。

同じような考えなのでしょう。いつの間にかたくさんの人でこの聖堂が埋まり、ずいぶん騒がしくなっていました。ここの管理をしているっぽい方が「静かにしてください」と散々言っているのに一向に静まらず。「自分だけなら」とか「ちょっとだけなら」とか思ってるんでしょうけど、そんなのが何十人といたら結果やかましいんですよね。

こういう事が繰り返されていくと、無料の教会が入場料を取るようになり、入場制限をするようになり、最終的に入れなくなり、、、となっていくのですよ。ちなみにそうなってから悔い改めてももう遅いんですけどね。





2019032538_ベツレヘム
ベツレヘム

さ。雨も小ぶりになったことですし帰りますか。

本当はもっと行くところもあるのですが、また雨に降られるのも面倒くさいので今日はやめておきます。

まぁ帰るにはまだ早いっちゃあ早いんですけど。。。



2019032539_ベツレヘム
スターバックス?

あれ。スタバあんねや。

じゃあちょっと寄っていこうかな。久しぶりにカフェでダラダラというのも。。。。。





2019032540_ベツレヘム
スターブコーヒー

ま、そんなわきゃないですよね。

知ってた。





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今日もありがとうございました。




   
   

[ 2019.05.25 | パレスチナ | コメント: 2 | トラックバック: 0 | PageTop↑ ]

世界遺産の「ヘブロン旧市街」に行ってきた

【1072日目】ベツレヘム(2019年3月26日(火)のおはなし)





はいこんにちは。

どうもだばでーです。今日もよろしくお願いします。





今日はヘブロンというところに行こうと思います。

2019032601_ベツレヘム→ヘブロン
ベツレヘム→ヘブロン



アブラハムって人なんですけど。イスラム教ではイブラヒムと呼ばれますけどね。

なんかユダヤ教やイスラム教ではこの人が始祖ってことになっているそうなんですよ。神の祝福も戒律もすべてこの人から始まるとされているそうで。

日本で言うと誰ですかねー。神武天皇とかでしょうか。神話における神と人間の間ぐらいの人。

そんなレベルの人の、お墓があるんですよね。ヘブロンに。あとそのお墓の近くの旧市街が2017年に世界遺産になりました。



ヘブロン旧市街

ヘブロン、アラビア語ではアル=ハリール(パレスチナではイル・ハリールとも)は、パレスチナ自治区ヨルダン川西岸地区南端のヘブロン県の県都。 エルサレムの南に位置するユダヤ教・キリスト教・イスラム教の聖地の一つ。

ユダヤ教・キリスト教・イスラームの祖であるアブラハム(イブラーヒーム)の墓がある。旧約聖書によれば、この地はアブラハムがエジプトから逃れ、銀400シェケルで初めて手に入れた土地であるとされている。この墓所のあるマクペラの洞穴は、ユダヤ教だけでなくイスラームでも聖所とされており、建物の内部で二分されている。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』





世界遺産って、ユネスコに加盟している各国が「自分の国の中」のものを登録してくれと申請するわけですよ。

で、登録される時も、その「申請した国の」世界遺産として扱われるわけですね。

ベツレヘムにしろヘブロンにしろ、パレスチナ国の中にありパレスチナ人が住んでる土地ではあるのですが、すぐその辺にイスラエル人の入植地があるのです。イスラエルさん的には領土的野心が虎視眈々って感じでしょうか。

そういう背景もあり、パレスチナ的には国際機関のお墨付きが欲しいのでしょうね。ここ数年、世界遺産への申請、登録が相次いでいます。申請して登録されちゃえば「パレスチナの世界遺産」とユネスコに表記されますので。

もちろんイスラエルさんとそのボスであるアメリカ様は面白くないみたいですけど。21世紀にもなって何やってんでしょうね、ほんと。











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今宿泊している宿には可愛い看板ネコがいるのですけどね。

もう甘やかされているのか自由奔放です。



2019032602_看板ネコ
ミナちゃん

朝方、なんか重いと思ったらぼくの上で寝ていた看板ネコ。


2019032603_看板ネコ
ミナちゃん

ちょっと目を話したスキにぼくの朝食を平らげた看板ネコ。


2019032604_看板ネコ
ミナちゃん

再度サーブされた朝食を狙う看板ネコ。





可愛いからいいけどね。











2019032605_ヘブロン行きのバス
ヘブロン行きのバス

というわけでヘブロンへ向かいましょう。

エルサレムからやってきたバスが到着したあたりから、ヘブロンへ向かうバスとセルヴィスが出ています。

ヘブロンまでバスなら6S(180円ぐらい)。セルヴィスは9.5S(300円ぐらい)って言ってました。

セルヴィスのおやじ共は「ヘブロン行きのバスは無い。セルヴィスに乗れ」と言い張ってきますがウソです。

バスもセルヴィスも満員にならないと出ないみたいなので、セルヴィスの方が乗れる人数が少ない分早く出る、、、のかと思いきや、セルヴィス同士で客を取り合っていて全然発車せず、結局ぼくにウソこいたハゲの車はぼくが乗ったバスが発車する時刻になってもまだいました。頭悪すぎです。まぁ同じ時刻に発車すればセルヴィスの方が早く着くんじゃないですか。知らんけど。



2019032606_パレスチナの街並み
パレスチナの街並み

ベツレヘムからヘブロンまではバスで1時間ほど。

車窓から街並みを眺めていたのですが、案外綺麗なんですよね。道も舗装されているし、建物もしっかりしているし。


2019032607_KFC.jpg
KFC

ときどき世界チェーンのお店なんかも見えたりして。

まぁそれでもイスラエルとは明らかに雰囲気が違いますね。路駐は多いし歩道は歩きにくいし車は歩行者に道を譲らないし車線なんかあって無いようなものだし。イスラエルよりはレバノンとかヨルダンに圧倒的に雰囲気が近いです。まぁ同じ民族が住んでるんで当然っちゃ当然なんですが。

やり方がアレなんでぼくはイスラエルにあまり良いイメージを持っていませんが、壁のあっちとこっちでこんだけ違うとなると「同じ街で一緒に仲良く住む」ってのは机上の空論だとは思います。自分たちがより良い環境で暮らすためにはパレスチナ人が邪魔(お互い様だと思うけど)という思考に至るのは、まぁ理解出来ました。やり方がアレなので肯定はしないですけど。

じゃあパレスチナ寄りなのかというとそうでもないです。こないだのエルサレムでのクサレトンカチはパレスチナ人ぽかったので。もうそんなにモメるなら土地ごと両方共この世から抹殺してしまえばいいんじゃない?って感じです。持ってるんでしょ?核兵器。





2019032608_ヘブロン
ヘブロン

そんなこんなでヘブロンに到着。


2019032609_ヘブロン
標識

英語併記の標識がありました。当然だけどヘブライ語は無いですね。当然だけど。


2019032610_ヘブロン
ヘブロン市街

このマーケットを抜けていくと旧市街に出るようです。結構人もいて栄えている感じです。


2019032611_ヘブロン
ヘブロン市街

が、旧市街に近づくにつれてそうでも無くなってきました。というか廃墟感出てきました。


2019032612_ヘブロン旧市街
ヘブロン旧市街

ここからが旧市街のようです。

確かに建物の雰囲気がちょっと変わりましたね。


2019032613_ヘブロン旧市街
ヘブロン旧市街

ただちょっと視線を上げると、なぜかイスラエル国旗がはためいているのですが。なんだこれ。


2019032614_ヘブロン旧市街
ヘブロン旧市街

旧市街の中へ。おぉう。寂れてますね。

造りとしてはスークですね。細い路地に面してお店が並ぶように出来ています。だいたい閉まってるけど。


2019032615_ヘブロン旧市街

2019032616_ヘブロン旧市街
ヘブロン旧市街

確かに古そうな建物が集まっていて、旧市街フェチとしてはそそられるものがある。


2019032617_ヘブロン旧市街

2019032618_ヘブロン旧市街
ヘブロン旧市街

そんで封鎖されている路地が多い。

旧市街観光の醍醐味である街歩き。それが出来るエリアが少ない。このメインストリートと、あとほんのちょっとって感じです。


2019032619_ヘブロン旧市街
ヘブロン旧市街

最終的に通りの上に網がかかりました。



はい。パレスチナのヨルダン川西岸地区には、いたるところにイスラエルによる入植地があるのですが、もちろんここヘブロンにもあるのです。

まぁ普通に考えて、そんなことして何事も起きないわけがないですよね。やっぱり何か起きたんですよ。その時はパレスチナ側がイスラエル民間人になんかしたらしい。

イスラエル側はそれに対する報復として、この旧市街に住んでいたパレスチナ人を追放し、そこにイスラエル人を住まわせたのだそうで。

その当時は、このスークの上階に住むイスラエル人が、通りを行き交うパレスチナ人に向けてゴミを投げたり時には汚物を投棄して嫌がらせを行っていたそうで。その防止のためにネット張ったらしいです。

今はこの旧市街にはイスラエル人も住んでないみたいですけどね。そういう嫌がらせ的な事を行わせないよう、国連から監視のための国際団体が派遣されているそうです。人にうんこ投げるのをやめさせるためにこんなとこまで来なきゃいけないなんてその方たちは一体どんな業を前世で背負ったのか。ちなみにその監視員さんが殺害される事件なんかも起こっています。



というわけでぼくがここを歩いている最中に、ゴミが降ってきたりもちろんうんこが落ちてきたりはしませんでした。

ただ、未だ多くのお店が閉まっていることからも分かる通り、完全に安定した、というわけでもなさそうです。いくつか開いている店のおやじ達はぼくを捕まえては話をしてくれました。



「ここには今誰も住んでいないんだ。住んではいけない決まりになっている。ところで土産を買っていかないか?…いらない?いやいや、見ての通り観光客が少ないんだ。我々はとても困っている。これはビジネスではなくサポートだと思ってくれ」


「このネットが何か分かるか?イスラエル人がゴミを投げてくるんだよ。まぁゴミはまだいいよ。1番嫌なのは何か分かるか?…うんこだよ。というわけでこのスカーフはどうだ?彼女へのお土産にいいぞ。ウチのものは質もいい。…いらない?いやいや、こんな状況で困っているんだ。これはビジネスじゃない。サポートなんだ。我々をサポートしてくれ」


「この先へ行くのか?今モスクは礼拝の時間だから入れないぞ。少しここで休んでいくといい。しばらくしたら入れるようになる。ところでこのマグネットなんだが…ナーブルス製のいいもので…困っている…ビジネスじゃない…サポート…」












やかましいわ。












揃いも揃っておんなじこと言いやがって。

「ビジネスじゃない。サポート。」というビジネスストークじゃねーか。

いやまぁ別に生活が厳しいのは事実だろうしね。それに対して本当にサポートの意味合いで買っていく人もいると思いますよ。厳しい状況の中でも逃げたり物乞いをしたりせずに、きちんと仕事をしてお金を稼ごうとしているのは実に結構ですよ。

ただこう、、、「ビジネスじゃない」と堂々とウソつかれちゃうとね。冷めちゃうんですよね。

ぼくセールストークも事実と異なっていればウソだと思っているので。世の中「仕事だから」とか「セールストーク」とか言えばウソついてもいいと思ってる人多いと思うんですけど、いや、それ、ウソなので。人にウソついたらあかんって言われて育たなかったんですかね?

ぼくみたいに言葉尻を気にしない人に買ってもらってくれ。





2019032620_ヘブロン旧市街
ヘブロン旧市街

はい行き止まりました。ここが旧市街の終点。

この先に、例のアブラハムさんのお墓がある建物があるのです。

が、そこに行くにはこのチェックポイントを通っていかないといけないのですね。

この通路には空港にあるような身体検査の機械があり、その先には有人の詰め所があって、ライフルを携帯したイスラエル軍人さんが見張っています。

ぼくのような明らかに東洋人は一瞥しただけでスルーされますが、現地のパレスチナ人が通ろうとすると、その場でぐるりと一回転させられ、シャツの裾をめくらされ、ズボンの裾をあげさせられ、靴も脱がされて中を見せ、、、とかなり厳重にチェックをしていました。ガラス張りのブースの中から「腹を見せろ」「足元を見せろ」と言うだけで、近寄らないしボディチェックもしません。チェックのために接触することさえも警戒しているということでしょう。

終わった後、そのチェックされていたムスリムの青年はだいぶ怒っていましたね。まぁ当然だと思いますけど。アレは人が人にやっていい行為じゃない。





2019032621_マクペラの洞穴
マクペラの洞穴

というわけでお目見えです。アブラハムさんのお墓があるという、こちらがマクペラの洞穴です。

これなんですけど、ひとつの建物をムスリム用とユダヤ教徒用に中で分けているんですよ。ムスリム側からするとこれは「イブラヒム・モスク」と言うモスクです。こっちはそのイスラム教徒側。

実はここ、マクペラの洞穴虐殺事件という数十人が亡くなったテロがあったところでもあるのです。

あぁ、そういうわけでイスラエルもこれだけ厳しく警備しているのだな、と思いますよね?



そのテロ、イスラエル人がパレスチナ人に対して行ったんですよね。






ちょうど礼拝の時間が終わったらしく、中からたくさんの人が出てきました。ここからさっきのチェックポイントを抜けて旧市街の方に戻っていきます。向こうに出る時はとくにチェックとかしないみたいでした。

中から出てきた団体さん。どうも東洋顔だなと思っていたら、たぶんウイグルの人たちっぽかったです。ツアーのような形で来ているみたいでしたが、はるばる東洋からもムスリムが巡礼に来るような重要な場所だということですね。

入口にいたスタッフに頃合いを教えてもらい中に入ります。中で礼拝やっている人がいると入れないみたいです。そのスタッフ曰く、内部の写真撮影も可とのこと。



2019032622_マクペラの洞穴
マクペラの洞穴内部

ふむふむ。あんまりモスクっぽくない装いだね?

とか思ってたらここは礼拝堂じゃないみたいです。だとしても妙な造りだねぇ。ほんとにモスクなのかここは?



2019032623_マクペラの洞穴

2019032624_マクペラの洞穴
マクペラの洞穴

あー。モスクじゃない建物をモスクにした系の建物ですね。


2019032627_マクペラの洞穴

2019032625_マクペラの洞穴

2019032626_マクペラの洞穴

2019032628_マクペラの洞穴
マクペラの洞穴

ミフラーブもあるしモスクとして使われているのは間違いないですが、見れば見るほどモスクっぽくない。

調べてみると、ローマ時代に建てられた神殿建築をモスクに改装したらしい、とのこと。え、2,000年以上前の建物を使ってるってこと?さすがにそれはウソじゃない?え、ほんとに?


2019032629_マクペラの洞穴


礼拝堂の真ん中に何かありますが、あれは廟です。

この建物の中にはこのような廟が6つあり、それぞれに旧約聖書に登場する人物が埋葬されている、ということになっています。


2019032630_マクペラの洞穴


礼拝堂の1番奥の別室にある別の廟。

ここは入れません。この窓から覗くだけ。

が、礼拝に来ていたウイグル系と思われる団体さんたちの中には、感極まって涙を流している方もいました。

見ても「ふーん」としか思わないような信仰心の無い観光客は邪魔なだけなのでとっとと退散しましょう。


2019032631_マクペラの洞穴
マクペラの洞穴

はい。マクペラの洞穴のムスリムサイド、「イブラヒム・モスク」でした。





2019032632_マクペラの洞穴
マクペラの洞穴

えー。

マクペラの洞穴ってひとつの建物をムスリムサイドとユダヤ教サイドに分けて使っています。

当然ムスリムはユダヤ教サイドには行けないし、ユダヤ人はムスリムサイドに、、、どうなんだろ、行けないのかな。仮に行けたとしても行かないと思いますけどね。

ムスリムがユダヤ教サイドに行けないのは間違いないと思います。そっち入ろうとしたら詰め所のイスラエル兵に「あなた宗教は?」と確認をされましたので。「ムスリムじゃないならどうぞ」とのことでした。

ちなみに分かりやすいように「ブッディスト」だと申し上げたのですがピンと来ないようでした。

ほんと自分たちの価値観の外の事にはとんと興味がござらないご様子ですよね。相手の宗教を尋ねる立場にあるのなら、それなりに世界の宗教について知っておくべきだと思うのですが。こっちだって「神道」とか「儒教」じゃ分からんだろうから、とあえて「仏教」と言ってやってるというのに。いちおう世界四位の大宗教ですよ。

まぁ逆を言えばイスラム教ってのは彼らの世界観の中のモノ(ルーツが同じなんだから当然っちゃ当然)ってことで、君たちのケンカはただの内輪揉めだと暗に認めることになるんですがね。ほんと君たちの痴話喧嘩のために世界中に迷惑かけるのやめてもらえませんかね?



2019032633_マクペラの洞穴
マクペラの洞穴

はい。マクペラの洞穴ユダヤ教サイドです。

ここに入る前にもチェックポイントがあり、椅子に座ってダラダラしていた軍人のおねえちゃん(ライフル携帯)に「あなたどこから来たの?日本?ウェルカーム♪」とお招きいただきました。


2019032634_マクペラの洞穴
マクペラの洞穴

で、こちらがユダヤ教サイドのシナゴーグ。小さいです。

外から見る限りだとユダヤサイドの方が大きく見えたのですが、実際内部空間は明らかにムスリム側の方が大きいです。


2019032635_マクペラの洞穴
マクペラの洞穴

というか中庭にテント張ってそこをシナゴーグにしてましたし。スペース的にはイスラエルはだいぶ譲歩しているように見えます。


2019032636_マクペラの洞穴
マクペラの洞穴

で、これが廟。実はこれ、さっきムスリム側からも見たやつです。


2019032637_マクペラの洞穴
マクペラの洞穴

あの奥に見える鉄格子がさっき覗いてたムスリム側の窓なんですけど。分かります?

このようにどっちサイドからも廟に参拝できるようにシェアしているのですね。

ですが、さきほどモスクのど真ん中に廟が置いてあったことからも分かるように、ユダヤサイドからは6つの廟全部を見ることは出来ません。

もともとこういう隔ては無かったそうなのですが、前述した通りイスラエル人によるテロ行為以降こうなったとのことで、まぁ自業自得っちゃ自業自得。

ただここに参拝したいだけの普通のユダヤ教徒にとってもいい迷惑。一部過激派が暴力行為に走ると、その母体となる集団全体に迷惑がかかるという分かりやすい例ですね。



2019032638_マクペラの洞穴
マクペラの洞穴から

はい。マクペラの洞穴でした。

この後もしばらくヘブロンの散策を続け、ベツレヘムに戻ってバンクシーアートを探しに行ったりしたのですが、長くなってきたので記事を分けます。

というわけで今日はここまでです。また明日ー。





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今日もありがとうございました。




   
   

[ 2019.05.26 | パレスチナ | コメント: 2 | トラックバック: 0 | PageTop↑ ]

ヘブロンのイスラエル入植地とベツレヘムのバンクシーアート

【1072日目】ベツレヘム(2019年3月26日(火)のおはなし)





はいこんにちは。

どうもだばでーです。今日もよろしくお願いします。





というわけで今日は昨日の記事に引き続き、パレスチナのヘブロンを散策します。

まぁ世界遺産になっている旧市街及び、ヘブロンで最も有名かつ重要な建物であるマクペラの洞穴には行きました(詳しくは昨日の記事を参照ください)ので、あとはヘブロンをちらっと見てからベツレヘムに戻りたいと思います。

ベツレヘムでは、先日雨によりほとんど観光出来ませんでしたのでその続きなど。主にバンクシーという覆面画家が描いたストリートアートを探しに行こうかなー、などという感じでございます。












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2019032632_マクペラの洞穴
マクペラの洞穴

というわけでマクペラの洞穴からリスタートです。

で、このマクペラの洞穴のあるヘブロンという街なのですが、いろいろあって市街の20%ほどがイスラエルの管理下にあります。いわゆる入植地というやつですね。


その入植地、このマクペラの洞穴の南に広がっています。入植地とアラブ人の居住している地域との境が、あの旧市街ということです。

このイスラエル入植地。果たしてどんなものなのか一度見てみたいのですが、問題は入っちゃっていいのか?というところなんですが…。





2019032639_標識

2019032640_標識
入植地に掲げられた標識

なんかヘブライ語と英語併記の標識が普通に立っているし、たぶん大丈夫そう、、、かな?

まぁ国連を始め国際社会からは非難轟々ですが、イスラエルさん的にはパレスチナは我がものとしたいわけで、そこにある入植地はすでに「イスラエルのもの」と言い張りたい。

そんなイスラエル的にはイスラエルのものな土地に、イスラエルのイミグレーションで正規の滞在許可をいただいた旅行者が訪れることに一体何の問題があるのか。



ぼくはイスラエルの滞在許可を得ている。それが何故ここに入ってはいけないのか?ここがイスラエルでは無いというのか?



って言えばいいか。怒られたら。



ところでぼくは今イスラエルSIMを挿しているのですけど、これパレスチナでは使えないんですよね。パレスチナにはパレスチナのSIMがあるらしくて。

ベツレヘムなんかはイスラエルがすぐ近くなので若干ながら電波を拾っていたのですが、ヘブロンは街なかは繋がらない、、、かと思いきやバリ4でした。電波びんびん。どうもこの入植地に電波塔あるっぽいですね。


2019032641_ヘブロン
ヘブロン

ためしにポケモンGOを起動させてみると、なんとジムやポケストップまでありました。ヘブロンのアラブ人地区には何一つ無いんですけどね。さすが体制側。

これだけジムやポケストップが集まっているということは、それはそれは華やかで人の集う空間が広がっているはず、、、





2019032642_ヘブロン
右の建物らへんにジムがある

Oh...





一体誰がこんなところでポケモンやっているのでしょうか。。。

試しに赤色にしてやろうかと思ったのですが、そのジムのあたりにちょうどライフルを持った兵隊さんがいたのでそそくさと通り過ぎました。あ、別に通り過ぎても何も言われませんでした。やっぱり入っても問題はないっぽい。


2019032643_ヘブロン
ヘブロンの入植地

まぁそのー。入っても何もないですけどね?

ちなみに位置的にはこの写真に写っている建物の向こう側が、マクペラの洞穴に向かう時に歩いていた旧市街のスークです。


2019032644_ヘブロン

2019032645_ヘブロン
入植地

そんでまぁ人のいないこと。

なんか数百人程度しか住んでないそうです。広場っぽいとこで子供たちが遊んでいましたけど、それ以外は本当にまばらにしか人影を見ません。


2019032646_ヘブロン
入植地のバス停

なのにバス停がある。そしてバスも走っている。

さっきのマクペラの洞穴にバスが来てたんですよ。あそこが終点っぽい。

どこから来てるのかな?イスラエル本土からバス路線が伸びているのかな?

あ、マクペラの洞穴方面からバスが来た。あのバスはどこまで行くのかしら?


2019032647_ヘブロン
バス

と思って見てたら、バス停の少し先でUターンしてまたマクペラの洞穴の方へ走っていきました。え、短すぎじゃね?歩いても10分ぐらいだと思うよ?

この入植地の中をひたすら行ったり来たりしているということ?

たった数百人しか住民がいないのに?

そこまでしてバスを走らせる必要性は?


2019032648_ヘブロン

2019032649_ヘブロン
プロパガンダ

あとちらほら街なかにこういうのを見つけました。

1枚目はアラブ人のテロによってなくなったユダヤ人のための碑。

2枚目は広場の脇にあった建物に掲げられていた看板。

どちらもご丁寧にわざわざ英語表記してくれていました。

内容はもう、反アラブ感情を焚きつけて煽るようなものですね。建物ひとつ挟んで向こう側に当人住んでるのに。

なんのためにこんな事をする必要があるのかがさっぱり分からん。

ここに住んでいるユダヤ人たちはどう感じているのでしょう?

これだけアラブ人に対する敵対心を煽られていて、その仮想敵のど真ん中のゴーストタウンに住んでいるってことでしょう?住みたくて住んでいるのかしら。政府に住めと言われて無理やり住まわされているのでしょうか。どちらにしろ不便極まりないと思うのですが。一体この入植をすることで誰がどのような得をしているのでしょう?


2019032650_ヘブロン
ユダヤ人のお墓

ユダヤ人の古いお墓のある、ちょっと小高い丘へ。

ここに古い墓があるということは、確かに昔からユダヤ人はここに住んでいたということか。


2019032651_ヘブロン
ヘブロン街並み

丘からはヘブロンの街並みが一望できました。


2019032652_ヘブロン
ヘブロン街並み

中央右寄りに写っている大きな建物がマクペラの洞穴

その手前に広がっているのが旧市街で、そのうち手前半分がユダヤ人入植地で、向こう半分がアラブ人の街。

ひとつの街をはんぶんこしているのを見るのは初めてでは無いのですが、いざ上から俯瞰するとアレを分けようとする考えに至る理由が分かりません。アホなんじゃないでしょうか。いや、アホですね。アホ。



2019032653_ヘブロン
入植地外縁のフェンス

2019032654_ヘブロン
アラブ人が住んでいた時の名残

2019032655_ヘブロン
ゴーストタウン化した街並み

2019032656_ヘブロン
国旗とか車とかあるけど街自体はゴーストタウン。奥に見えているゲートから向こうがアラブ人地区



いやー、ほんと。

見れば見るほど誰得?という疑問が沸き起こりますね。

国家というのは民衆の為にあるべきなのに、国家のために民衆が犠牲になっているように思えます。まぁ大なり小なりどの国もそんな感じですけど。



まぁイチ観光客の立場から言わせていただくと、

「頭のおかしいボケどものせいで、世界遺産にさえ登録されるような街並みが死にそうだ、なんとかしろ」

って事ですね。

建物も都市も使わないと痛むんですよ。チャリと一緒。放置してるとすぐ使えなくなる。




なんかもう、、、人間って頭悪いなぁ、まじで。。。












2019032657_聖誕教会
聖誕教会

はい。というわけでベツレヘムに戻ってきました。

そして今日は昨日とは打って変わってお天気が良いですね。素晴らしい。

この写真を撮ってたらタクシー運転手の兄ちゃんに


「バンクシーアート見に行かないか?遠いから全部回るならタクシー使ったほうがいいよ!安くするから乗っていきなよ!…いらない?まぁまぁ。ほら、ここはこんな状況だろ?みんな大変なんだよ。これはビジネスじゃない。サポートだと思って。な?」


と言われました。





はいはいおまえもか。





「パレスチナの人はみんなそう言うよね」って言ってみたら、秒で「じゃあビジネスということで。いくらなら乗る?」って返してきました。商魂たくましいなぁ。立派なビジネスマンだと思うよ。乗らないけどね。





2019032658_ミルク・グロット
ミルク・グロット

マリアが母乳を垂らした場所、に建てられた教会。

ほんとキリスト教徒は聖人がなんかしたらすぐ教会建てちゃうよね。

まぁあっちはあっちで、仏教徒はブッダの骨のひとつひとつにいちいちお寺建てちゃうよね、とか思ってそうですけど。


2019032659_ミルク・グロット
ミルク・グロット内部

洞窟のような造りの内部。

インド人団体観光客でごった返していたので早々に退散。



2019032660_ベツレヘム
ベツレヘム

はい。

というわけでそろそろバンクシーアートを探しに行きますかねぇ。


バンクシーってのはイギリスのストリートアーティストで、なんかよく社会批判的な作品を描くってことで有名だそうで。

こないだ東京でも「もしかしてバンクシーじゃね?」という作品が見つかってニュースにもなってましたね。なんか都庁で展示したとかどうとか。

社会風刺がメインのバンクシーの作品を、体制側が自分とこの本丸で展示をするという、、、もはやカオス。

まぁ有名画家の作品だし気持ちは分かりますけどねぇ。いちおうバンクシーは匿名でやっているのですが、その理由が「ラクガキは犯罪だから」というものらしく、「犯罪なので撤去します」という対応こそがバンクシーの作品に対する最大の礼儀なんじゃないかと思うんですけどね。



で、そんなバンクシーの作品がここベツレヘムにもいくつかあるとのこと。

なんか隣町にもあるそうなんですよねー。とりあえず遠いところから行くか。





2019032661_花を投げる青年
花束を投げる青年

はいひとつめ発見。

ガソリンスタンドの外壁に大きく描かれた花束を投げる青年です。

火炎瓶じゃなくて花を投げようぜ!ラブアンドピース!

的な?感じでしょうか。



2019032662_金のハートの天使
金のハートの天使

続いてはこちら。金のハートの天使。

幹線道路沿いの界壁にさりげなく。



どうでもいいけど、どうしてこれがバンクシーの作品だって分かったんでしょうね?

東京のネズミのやつも、バンクシーの作品かも?みたいな扱いだったと思うんですが。


2019032663_ストリートアート
ストリートアート

ぶっちゃけベツレヘムには、こんな感じのストリートアートをちょいちょい見かけるんですよね。

これだってバンクシーっぽいと言えばぽいじゃないですか。風刺が効いてて。でもこれはバンクシーじゃないんだって。

バンクシーが自分で「これとこれはおれの」みたいなアナウンスしてるのでしょうか?それともバンクシーが描いているところを見ていた人がいる?じゃあその人はバンクシーの正体を知ってるってこと?

よく分からん。まぁこれに限らず、現代アートはよく分かりません。

あ、別に印象派とかそういうクラシックなアートなら分かるという意味じゃないですよ。芸術は全般的によく分かりません。





2019032664_ベツレヘム
ベツレヘム

バンクシーアートはまだいくつかあるのですが、ちょっと離れているんですよね。

もうめんどくさくなって来ちゃった。今日はあちこち行って疲れたし。





というわけで、明日出ようと思っていたのですが延泊することにし、残りのバンクシーアートは明日に持ち越すことにしました。

急ぐ旅でもないしゆっくり行きましょう。ベツレヘムはイスラエルに比べると宿代も安いですしね。ゆっくり寝て、疲れた体を癒やすことに、、、





2019032665_看板ネコ
ミナちゃん

…今日も添い寝をご希望だそうです。




…いいんだけどね。重いんだよね。




…いやいいんだけどね。




…かわいいしね。









…重い。。。。。







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今日もありがとうございました。




   
   

[ 2019.05.27 | パレスチナ | コメント: 0 | トラックバック: 0 | PageTop↑ ]

ベツレヘムのバンクシーアートと、あとなんかパレスチナの現状とか

【1073日目】ベツレヘム(2019年3月27日(水)のおはなし)





はいこんにちは。

どうもだばでーです。今日もよろしくお願いします。





今日は昨日の残りのバンクシーアートを探しに行きます。

昨日は、

2019032661_花を投げる青年
花束を投げる青年

この花束を投げる青年と、


2019032662_金のハートの天使
金のハートの天使

金のハートの天使まで発見しました。

あと2つあるそうなのでそいつを見に行きましょう。


本当ならそれらを午前中に済ませ、午後から次の街に移動しようと思っていたのですが、移動先の街のお宿が高かったのでベツレヘムで延泊することにしました。別にネコがかわいいからではないです。

午後は宿でゆっくりすることにします。












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2019032701_分離壁
分離壁

というわけでベツレヘムの街の北2キロほどのところにある分離壁まで来ました。

この壁の向こうがエルサレム。なので実質ここから向こうがイスラエル。

真ん中に写っている塔の上にはイスラエル兵と思われる人影も見えました。変なことしたら撃たれちゃいますね。怖い怖い。



3つ目のバンクシーアートはこの分離壁に来る途中にあったのですが、

2019032702_土産物屋
土産物屋

作品自体は土産物屋の中にあるのですよね。身体検査をする少女というやつなんですけど。


2019032703_土産物屋
身体検査をする少女

こんなやつ。

いちおう中に入って見ましたけど、なんか悪い気がしたので写真は撮りませんでした。別に何か買うつもりもないし。

内部の壁の一面がアクリル板になっていてこの作品が見えるようになっている、という感じでした。実物はかなり大きかったです。

というかこれ、土産物屋のお隣の建物の外壁に描かれているだけのような気もするんですけどね。便乗商法なんじゃねーの。



2019032704_分離壁
分離壁

というわけで話を分離壁に戻しましょう。

トランプさんが描かれていますが、これ定期的に上書きされているんでしょうね。

確かバンクシーがこの壁にも作品を描いていたらしいのですが、その時は壁の上のイスラエル兵からだいぶ威嚇射撃を受けたとかって話なんですけど(そう言えばその作品は今どこにあるのかしら)。

こんなバカでかいもの描こうとしたらそこそこ機材とか足場とか使わないと出来ないと思うんですけど、そんなことして怒られなかったんですかね?



2019032707_分離壁のラクガキ

2019032712_分離壁のラクガキ

2019032714_分離壁のラクガキ
分離壁

この分離壁、延々と続きます。そしてラクガキも延々と続きます。

最近ではこの分離壁を案内するツアーなんかもあるらしいですよ。ぼくが見に来てた時も、観光客がガイドに連れられて歩いていました。一体どんな説明を受けるのでしょうか。



2019032705_分離壁のラクガキ

2019032706_分離壁のラクガキ

2019032708_分離壁のラクガキ

2019032709_分離壁のラクガキ

2019032710_分離壁のラクガキ

2019032711_分離壁のラクガキ

2019032713_分離壁のラクガキ
分離壁のラクガキ

バンクシーにインスパイアされたっぽいラクガキもちらほら。

最後の風船持って浮いているヤツはバンクシー作と紹介しているブログも見たんですけど、たぶん違うんじゃないかしら。知らんけど。


あとこちらの壁の近くには、件のバンクシーが手がけたというホテルもあります。


2019032715_世界一眺めの悪いホテル
世界一眺めの悪いホテル

「世界一眺めの悪いホテル」という二つ名のついた、ちょっと高級なホテルです。


2019032716_世界一眺めの悪いホテル
世界一眺めの悪いホテル

このように、分離壁ビューの客室をご用意しておりますよー、というのが売り。

まぁネタホテルですね。欧米人観光客で賑わっていました。宿泊者かどうかは知らん。



というわけで最後のバンクシーアートを見に行きましょうか。

この分離壁の近くにあるのが4つ目。


2019032717_防弾チョッキを着た鳩
防弾チョッキを着た鳩

防弾チョッキを着た鳩です。何か小さなショップの外壁に描かれています。



いちおうこれでバンクシーアートはコンプリートかな。

まぁぼく別にバンクシーの信者ってわけでもないし、絵画からどうこう感じるほど感受性が高いわけでもないし、見たからだからなんだって話なんですけどね。

ただどれもちょっと変な所にあるので、ネットの情報を頼りに探すのは楽しかったです。それなりにね。



さ、帰るか。

あとは宿でブログの書き溜めでも作っておこう。毎日更新するにもそれなりに苦労はあるんですよ。毎日ネットに繋がるわけでもないし。もっと褒められてもいいと思うんですよ?





そういえばこの間レバノンで直してもらったパンツ。また同じところが破けてしまったので、近くの仕立て屋さんで再補修してきました。

一瞬で直って5S(150円ぐらい)でした。まぁ小額紙幣の持ち合わせが無く、最終的にタダになったんですけど。ありがたい。

もうこのパンツ限界っぽいんですよねー。たぶん今回直してもらったところもすぐ破けると思います。ただもう新しいの買うのもなぁ、、、って感じなんですよね。どうしましょう。





再び宿に戻り、さぁブログでも書くか、というタイミングで宿のスタッフに質問を受けました。



スタッフ「お店開いてた?閉まってなかった?」


だばで「いや、開いてたけど。なんで?」



スタッフ「今朝ベツレヘムでパレスチナの青年がイスラエル兵に撃たれて亡くなったんだ」












…えぇ〜。。。。。




あかんやん。

さっきまで分離壁で「撃たれたら困りますねー」とかチョケてたトコやのに。ガチやん。ガチのやつやん。




すべて宿のスタッフの話で特に裏取り等してませんけど、パレスチナ人から見たパレスチナの現状をいろいろ話してくれました。

今回は負傷者の手当てをするお仕事をしていた10代の青年がイスラエル兵に撃たれてそのまま亡くなったのだそうです。以前にもそんな話がニュースになっていましたね。その時亡くなったのは若い女性だったと思いますが。

そういう事があると、抗議の意味で街なかのお店はストライキを行うのだとか。実際午後からはベツレヘムのお店は一部を除いて閉まってしまったみたいです。晩ごはんどうしよう…。

ベツレヘムはエルサレムに近いこともありこのような悲惨な出来事はあまり無い街らしいのですが、パレスチナ全体を見れば毎日のように誰かが殺されている、と。

例えばパレスチナ中にごまんとある検問で。果物ナイフのような刃渡りの短い刃物を持っていると、それだけで撃たれたりする、と。隣町に包丁を買いに行くことも出来ない、と。

分離壁に近づくだけで撃たれるんだ、と。

撃たれた彼らがあの高い壁に対して何か出来ると思うか?あんな高い壁の上から人を撃つなんて、まるでゲームじゃないか。

世界はイスラエルが何をしているか知っているんだろう?でも誰も何もしてくれない。自分たちではどうしようもない。我々が何かしたか?ただパレスチナに生まれたというだけで、こんな状況にならないといけないのか?

と。











…言われても。。。





彼らに事態をどうにか出来る力が無いように、ぼくにだってそんなもの無いじゃないですか。

確かにぼくは分離壁に近づいても撃たれないけど。撃たれないだけで、イスラエル人にパレスチナ人を撃たさないようには出来ないじゃないですか。

言ってしまえば撃ってるイスラエル兵本人にだって無理ですよそんなこと。撃たないとその兵隊さんがまた困った事になるんだと思いますよ。

「パレスチナに生まれただけで」って兄ちゃんは言ってましたけど、実際それって真理だと思うんですよね。

ぼくがこうやってフラフラしてられるのも、ただ世界を牛耳っている大国のコバンザメの土地に生まれたからってだけですし。彼らがあんな扱いを受けているのも、世界を牛耳っている大国の大口スポンサーが欲しがっている土地に生まれたからってだけでしょう。ほんとただそれだけだと思う。

そういう境遇から脱出するには勉強するってのがわりと効果的だと思うんですけどね。

ぼくがフラフラする金を貯められたのも、それなりの大学を出てそれなりの企業に就職できたからですし。

きっと彼らも英語堪能で自力で金を生む術を持っている人は、世界を牛耳っている大国の市民権を取ることだって出来ると思うんですよ。現状を打破することは出来なくとも脱出するぐらいは出来ると思う。



ただ勉強出来るかどうかってのも生まれた境遇次第なとこありますからねぇ。。。

路上で物乞いしてるチビッコなんか腐るほどいるし。



生まれた境遇で人生の難易度には間違いなく差がありますよね。「人間は生まれながらに皆平等」とか反吐が出るレベルで綺麗事だと思います。





こういう難しい話は聞いたところでどうしようも無いので避けてきた感はあるのですが、今日はしょうがないですね。しょうがないって言い方が相応しいかは分かんないですけど。

だってその難しい話が原因で起こった事象がぼくに接触してきたんですもの。今日の晩ごはんどうしよう…。











キッチン付きの宿だったので、手持ちの食料で晩ごはんはなんとかし、ベッドに籠もってブログでも、、、というタイミングで、リビングの方で他の宿泊客が議論をおっぱじめました。もう丸聞こえ。


今この宿には

・宿のオーナー(パレスチナ人・英語堪能)

・その弟(パレスチナ人・英語そこそこ・さっきぼくに色々話してくれた彼)

・オーナーの友人(アメリカ人・英語堪能)

・ただの宿泊客(中国人・英語堪能)

・ベッドに籠もっているコミュ障(日本人・英語そこそこ・ワイ)

というメンツがいます。

アメリカ人の彼と中国人の彼が和気あいあいと話しており、オーナー兄弟がたまに合いの手を入れ、それをコミュ障が盗み聞きしている、という状況です。


アメリカと中国という国も、個人レベルであれば仲良く出来るんですよね。ぼく旅行者同士で忌み嫌ってるって状況は見たことない気がします。ダメな現地人はよく見るけど。

ただ会話の内容はけっこうポリティカルなので盗み聞きコミュ障はドギマギしています。

まぁどっちも大人なので中国の体制についてとかという難しい話も華麗にお取り扱いでき…



宿のオーナー「いやいや。中国は台湾を占領しているじゃないか」











…ダメな現地人いた。











それ別に言わなくていいヤツじゃん。

それを言われて中国人の彼はどうしたらええんよ。

「いや、台湾は中国の一部だ」って言ってる。そらそうだろ。そうとしか言えんやん。

日本人だって尖閣諸島について聞かれたら「日本のだ」って言うしかないやん。

自分らだって「パレスチナはイスラエルだよね?」とか言われたら激高するやろ?そういうもんやん。

そこは触ったらあかんトコやってのは分かるやろ。何を敢えてブチ込んで来とんねん。

あ、中国人の彼が「まぁそういう考えの人もいるよね。別に怒ってないよ。ははは」とフォロー入れてますね。

こっちの彼の方がよっぽど大人だなぁ。オーナーマジで黙ればいいのに。


ここのオーナー、かなり英語がお上手なんですよね。きっとすごい勉強したんだと思う。そこはすごい。

ただその知識の使い方は間違ってると思うんだよなぁ。

体制側の価値観を身につけるのは優れた処世術だとは思うけど、どっぷりと体制に浸かっちゃったらそれはそれで問題だと思うのよ?



今みたいにね?





まぁずっと盗み聞きしててもしょうがないな。無視してブログを書こ…


2019032718_看板ネコ
看板ネコ

およ。また来たの?

なんなの。ここお気に入りなの?

まぁあっちうるさいからねー。変なのもいるしねー。きみの飼い主のことだよー。





2019032719_看板ネコ
看板ネコ

ちょ…。じゃま…。。。。。




なんなの?

ブログ書こうとすると必ず邪魔が入るんだけどなんなの今日は?





2019032721_看板ネコ
看板ネコ

なんなのその顔は?





2019032720_看板ネコ
看板ネコ

ちくしょう。

おしりが可愛すぎて追い出すこともできないじゃないか。。。。。






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今日もありがとうございました。




   
   

[ 2019.05.28 | パレスチナ | コメント: 2 | トラックバック: 0 | PageTop↑ ]

世界一標高の低い世界最古の街「ジェリコ」

【1074日目】ベツレヘム→ジェリコ(2019年3月28日(木)のおはなし)





はいこんにちは。

どうもだばでーです。今日もよろしくお願いします。





今日はベツレヘムからジェリコという街に移動します。

2019032801_ベツレヘム→ジェリコ
ベツレヘム→ジェリコ



ジェリコ

死海の北西部にある町。古代オリエントの中でも古い町で、紀元前8000年紀には周囲を壁で囲った集落が出現した。世界最古の町と評されることもある。海抜マイナス258mと、世界で最も標高の低い町でもある。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』





「世界最古」「世界最低(標高が)という2つの世界一を持つ街。

本当は昨日のうちに来て宿泊、観光に丸一日あてその翌日に出る、という2泊3日で考えていたのですが、ベツレヘムに比べると明らかにジェリコの宿の宿泊費が高かったため断念。

今日のうちに移動し観光を済ませ、明日には出てしまおうと思います。












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2019032802_ベツレヘム
ベツレヘム

というわけでジェリコに移動しましょう。

宿のオーナーによると、ベツレヘムからジェリコへは直通のシェアタクシーがあるとのこと。そのシェアタクシーが出るというバスターミナルへ向かいます。


2019032803_ベツレヘムのバスターミナル
ベツレヘムのバスターミナル

こちらがそのバスターミナル。

たぶんここは歩行者の入場口では無いと思いますがここから入りました。

中には大型バスなんかも停まっていました。どこへ行くのバスなのかは知りませんが。

だってエルサレムからのアラブバスはここまで来なかったし。ヘブロンに行くバスもここからは出てなかったし。ジェリコに行くのはバスじゃなくてシェアタクシーだって言うし。じゃあどこに行くの?って感じです。ナーブルス(パレスチナの実質的な首都)とかかしら。


で、この大型バスが停まっているフロアにはシェアタクシーはいないのですよ。別のフロアに行かなくてはならない。それがちょっとややこしく、人に聞きながらたどり着いたのでメモを残しておきましょう。


まずこの大型バスのフロアにあるエスカレータで上階に登ります。


2019032804_ベツレヘムのバスターミナル
バスターミナル上階(KFC)

このKFCが目印。この階です。

KFCを正面に見て左手に通路があるのでそこに向かいます。


2019032805_ベツレヘムのバスターミナル
エレベータ

その通路の突き当りにあるこちらのエレベータ。これに乗り、B4階で降りると、、、


2019032806_ベツレヘムのバスターミナル
シェアタクシー乗り場

シェアタクシー乗り場です。

あとはジェリコ行きのシェアタクシーを探し、人が揃うのを待てばOK。ジェリコ行きのシェアタクシーは英語で「Jerico」って行き先表示もありました。

このフロアには売店なんかもあるので、飲み物でも買って気長に待ちましょう。

なお、ジェリコへは直通以外にもベタニー(Bethany)で乗り継いでいく方法もあるとのこと。「もしジェリコ行きのシェアタクシーに人が集まっていなかった場合は、さっさとベタニーまで行ってしまってそこで乗り換えたほうが早い」と宿のオーナーが言ってました。まぁベタニーに行くシェアタクシー見つからなかったんですけどね。



人が揃うまでおおむね1時間ほど待ち、シェアタクシーは発車しました。料金は20S(600円ぐらい)。

イスラエルが整備したと思われる素晴らしく状態の良い道路をスイスイと進み、特に検問なども無く、一瞬すぎて写真は撮れませんでしたが「海抜0m」と書かれたサインの横を通り過ぎたりしながら走ること1時間。


2019032807_ジェリコ
ジェリコ

ジェリコとうちゃ…あっつ!!!


2019032808_ジェリコ
只今の気温

なにここあっつ!!!!



いやまぁベツレヘムから標高差1,000mぐらいあるので当然っちゃ当然なんですけどね。

エルサレムやベツレヘムはむしろ寒いぐらいでしたからね。毎日雨降ってたし。異常気象らしいですよ。例年ならとっくに雨季も終わって気温も上がってきている頃だそうなんですけど。

 



汗だくになりながら予約していた宿まで。

チェックイン後に宿のオーナーと話していると、どうも今日本のエンジニアがたくさん宿泊中なんだそうです。ジェリコにある観光地のひとつ、ヒシャーム宮殿でお仕事されているのだとか。

夕方時間があったら紹介してやるよーとか言ってました。嬉しいようなそうでもないような。



2019032809_ジェリコ
ジェリコ

ベツレヘムともヘブロンとも、もちろんエルサレムとも雰囲気の違うジェリコの街なみ。

砂漠の中の田舎町って感じでしょうかね。道路も広いし高さの低い建物ばかりだし、土地が余ってる感があります。



とりあえず明日の脱出経路の確認をしておかなくてはなりません。何かの手違いで出発出来ないとなるとダメージが大きすぎる。宿代が高いので。

というわけでジェリコのど真ん中にあるツーリストインフォメーションへ。

英語堪能なスタッフにジェリコからの脱出方法を尋ねると、「もしかして日本から来た?日本人の知り合いがいるから彼に電話してあげるよー」とジェリコにお住まいの日本人の方に電話してくれました。

電話に出られたのはNPO団体にお勤めのSさん。電話口でジェリコからの脱出方法を尋ねていると、「ちょうど昼休みなので直接話しましょうか?」とのこと。

一体ぼくはジェリコからの脱出方法をいつ知ることが出来るのでしょうか。。。



というわけで昼食をご一緒させていただきました。というか奢っていただいてしまいました。

長期旅行してるというと奢ってくださる方がいるのですが、そんなその日食うものに困るほど貧乏ではないですよ?遊んでるだけですし。まぁ奢ってくださると言われて断固お断りするほど裕福で無いのは間違いないんですけど。そう言われれば有り難くごちそうになりますけど。ほんとごちそうさまです。

あと脱出方法も無事に知ることができました。手持ちのお金が明らかに足りないことも発覚し、近くの両替屋で両替も。

いろいろ助けていただいてありがとうございました。











2019032810_ザアカイの木
ザアカイの木

後顧の憂いも断ったのでさっそく観光を開始しましょう。果たして半日ですべての見どころを見切ることが出来るのか。

ちなみにコレはザアカイという人がイエスを見ようとして登ったと言われる木。ということは樹齢2,000年以上のハズなんだけどそれはさすがに嘘だろう。



2019032811_ヒシャーム宮殿
ヒシャーム宮殿

こちらはウマイヤ朝のカリフの冬の宮殿だったヒシャーム宮殿。

ジェリコの市街地から北に少し離れた所にあります。宿泊している宿に泊まっているという日本人エンジニアさんが働いているところですね。

出来てすぐに地震で埋まったとかで、床に施されたモザイクがとても良い状態で残っているとのこと。このモザイクはジェリコのシンボル的なポジションで…



チケット売り場のおじさん「今モザイク見られないけどいい?」












モザイクのあたりが工事中らしいです。

それってつまり日本人エンジニアさんがやってるとこなんじゃないの、もしかして。なんだよ犯人日本人かよ。

そんで工事中だからって料金が安くなっているわけでも無かったです。入場料10S(300円ぐらい)。


2019032812_ヒシャーム宮殿

2019032813_ヒシャーム宮殿

2019032814_ヒシャーム宮殿

2019032815_ヒシャーム宮殿

2019032816_ヒシャーム宮殿
ヒシャーム宮殿

なかなか規模の大きな遺跡です。

たまに半地下の建物が残っているのですが、どうもサウナ風呂だそうで。海抜以下とはいえ内陸だし、冬は寒いんでしょうかね。


2019032817_ヒシャーム宮殿
ヒシャーム宮殿

そしてこちらが噂のモザイクがあるところ。

まぁタワークレーンまで出動しちゃってたら入れないわな。


2019032818_ヒシャーム宮殿
工事看板

JICA経由で日本の企業が工事を請け負っているようですね。

実際遺跡の中をうろうろしていると作業着に身を包んだ日本人の方がいらっしゃいました。イライラしてましたけど(笑)


2019032819_ヒシャーム宮殿
完成予想図

なんかこういうのを造ってるみたいです。

モザイクを保護するためのドーム屋根ですね。いちおう看板には今年中に完成すると書かれています。

まぁモザイク見られなくて残念でしたけど、こればっかりは仕方ないですね。


2019032820_ヒシャーム宮殿

2019032821_ヒシャーム宮殿

2019032822_ヒシャーム宮殿
ヒシャーム宮殿のモザイク(写真)

遺跡の入口近くの建物に、モザイクの写真が展示されていたのでとりあえずそれで勘弁してやることにしましょう。

これは確かに保存状態が良いですね。


2019032823_ヒシャーム宮殿
生命の樹

で、こちらが特に有名な「生命の樹」と呼ばれているモザイク。

まぁこれを見るために再訪することは無いだろうなぁ。





2019032824_テル=アッスルタン
テル=アッスルタン

続きましてやってきたのはこちら。テル=アッスルタンという遺跡です。

イスラエルでもありましたけど、「テル」というのは、人間の集落が崩れ、その上に新しい集落を作り、それがまた崩れて、というのを繰り返して出来た丘のこと。

イスラエルで行ったテル=ベエル・シェバは表層の遺跡を公開していましたが、ここは遺跡の断面を見ることが出来るそうです。入場料は同じく10S(300円ぐらい)。


2019032825_テル=アッスルタン

2019032826_テル=アッスルタン

2019032827_テル=アッスルタン

2019032828_テル=アッスルタン
テル=アッスルタン

お、おう。



もう「はいそうですかー」って感じでした。

もうただの地層じゃん。やっぱり遺跡は多少なりブツが遺っていないと面白くないですね。

こういう積層系の遺跡というとトルコのトロイ遺跡ですけど、あっちはまだちょいちょい遺ってましたしね。あと重なった部分もそれぞれ「いつ頃の」という看板が立っていて、視覚的にも積層感を感じられたのですけど。ここはそういうのも無いしねぇ。


2019032829_テル=アッスルタンからの眺め

2019032830_テル=アッスルタンからの眺め
テル=アッスルタンからの眺め

テルというだけあって小高いので、上から眺めるジェリコの街並みのほうが見てて楽しかったです。





さて。それでは次の見どころへ向かいましょうか。

ここからさらに丘を登ったところにあるのですよね。暑いしめんどいけど歩いて行きましょうか。


2019032831_ロープウェイ
ロープウェイ

テル=アッスルタンの目の前にあるこのロープウェイでもアクセスすることが出来るそうなんですけどね。高いんだよね、これ。

ちなみに「世界で最も低い場所にあるロープウェイ」ということでギネスにも載っているそうです。



2019032832_誘惑の修道院
誘惑の修道院

大したこと無い坂道をてくてく歩いていくと見えてきました。

あの崖の真ん中に建っているのが目指している見どころ「Monastery of the Temptation(誘惑の修道院)」です。

歩き方には「悪魔に試みられた誘惑の山」と記載されています。その名の通りイエスが40日間の断食を行い、その途中で悪魔の誘惑を受けたとされている場所。

それにしてもまだ遠いな。。。


2019032833_誘惑の修道院

2019032834_誘惑の修道院
誘惑の修道院

遠い上に高いんだけど。あそこまで登んなきゃいけないってこと?軽くイジメじゃない?


2019032835_誘惑の修道院
ロープウェイ

ちなみにロープウェイに乗るとあそこまでダイレクトです。

これが持つ者と持たざる者の差というわけですか。ちくしょう格差社会。


2019032836_誘惑の修道院
誘惑の修道院

ようやく麓まで。

ここからつづら折りの道をえっちら登りまして。


2019032837_誘惑の修道院
誘惑の修道院

やっとの思いで入口まで到着しました。なかなかしんどかった。

とりあえず入口の写真でもーとカメラを構えていると、手前に写っているタクシーの運転手さんが声をかけてきました。ここにいるってことは客が付いているハズなんですが、一体何のご用でしょう?



運転手さん「写真撮るのは後にしてさっさと行った方がいいぞ」



ほほう。して、そのこころは?





運転手さん「もうすぐ閉まるから」












2019032838_誘惑の修道院
誘惑の修道院

アウトーーー!!!!!





もうどうしようも無いレベルで閉まりました。

着いた時には閉まっていた、というのが正しい。

えぇ〜。。。結構頑張ってここまで来たんだけど。。。マジか。。。。。





2019032839_誘惑の修道院
誘惑の修道院からの眺め

とりあえず上からの眺めだけ写真に収めて帰りました。

右奥にほんのり写ってるのが死海ですよ。だからなんだって話ですけども。











最後ギリギリアウトでしたが、とりあえず見ようと思っていた見どころには行くことが出来ました。最後のは行っただけですけど。

その辺で晩ごはんを食べてから宿に戻ると、テラスから日本語が聞こえてきました。あのヒシャーム宮殿で働かれていたエンジニアの方たちが戻られているみたいです。まぁ特に話すこともないんだけど。

とりあえず宿のオーナーに明日のジェリコ脱出作戦について相談したい。オーナーは同じくテラスにいるみたいなのでテラスに出てみることに。



まぁ案の定「おお。戻ったかい?ジェリコはどうだった?そこにいるのが朝話した日本のエンジニアだよ」みたいな話になったのでちょっと会話させていただきました。今日はよく日本人と話す日だな。


結構長いことここでお仕事されているみたいなんですけど、やっぱり海外に来て現地の人を使って仕事をするってのは大変みたいでした。

オーストラリアでのワーホリ中は日系の会社やお店にお世話になっていて、その時も大変そうだなぁと思って見ていましたけど、それよりもキツそうでしたね。相手がオーストラリア人とアラブ人ではそもそもマインドが違うでしょうし、あとオーストラリアに居た日本人はもうそこに住むと決めて永住権や市民権を持っている人でしたからね。海外赴任ってキツいんだろうなぁ。特にここ、なんもないしねぇ。

ムスリムの国だからお酒を手に入れるのも大変だろうし。ポルノサイトは全ブロックされてたし。

まぁその後オーナーと話してたんですけど、オーナー曰くお給金の方はなかなかもらっていらっしゃるとのことでしたけどね。




エンジニアの方との会話後、引き続きオーナーと話してた、、、というかオーナーが一方的に話してたんですけど、かなりステレオタイプなムスリムのおっさんで「コーランはいいぞ。コーランを読め。あれは人生の指南書だ」とか言ってました。「ここにあのエンジニアさんたちが住むようになって、そのおかげで宿の改築が完了して、おかげで今は生活に不自由していないのは全てアッラーのお導きだ」とか。


2019032840_礼拝中のモスク
礼拝中のモスク

最終的に礼拝中のモスクに連れていってもらいました。

ちょっと前の日にニュージーランドでモスクの襲撃事件があったんですけど、ぼくが「礼拝中って入ってもいいの?」と聞くと「あのニュージーランドだってキリスト教徒が銃持って入ってきただろ。モスクはいつでも誰にでも開かれているのさ」、だそうです。

少なくとも4大宗教の中では1番入場制限が厳しいと思うんですけどね。そもそもムスリム以外入場禁止とか、そうでなくても礼拝時間はダメみたいなところが多いんですが。

そういう意味で、礼拝中のモスクに入って礼拝の様子を見ることが出来たのはいい経験でした。終わった後もみんなぼくに気づいたのですが、特に何も言われませんでしたし。まぁオーナーが一緒だったから、というのがだいぶ大きいと思いますけど。


見ていてまず思ったのは、宗派が違う人が普通に混じってるってことですね。お祈りする回数とかも違うみたいで、全体が終わった後も残ってお祈りを続けていたり。

あと遅刻とかも寛容ですね。遅れてきた人も遅れた分を残ってやればOKみたいな感じのようです。

全体的に、結構寛容なんだなぁ、という感想でした。

お祈りの前には外の洗い場で身を清めなくてはならず、それにも作法があり、お祈りの仕方にもいろいろとルールが、、、というのもありますし、イスラム教って戒律が厳しいイメージだったんですが、いざ見てみるとそういうわけでもなさそうなんですよね。

結局宗教ってそういうのをひっくるめた、ただの生活習慣なんだろうな、と最近思うようになっています。

このお祈りだって、我々が食事の前に「いただきます」と言うように、彼らの中ではそうすることが普通であって、それについて戒律が厳しいとかそういう事は感じていないんじゃないでしょうか。

逆に日本人が当たり前のようにやっている生活習慣も、海外の人から見ると「Oh。日本の社畜教は戒律が厳しいDEATHねぇ〜」と感じているかも知れませんし。そんなもんなんじゃないですかね。





はい。というわけで世界最古の街ジェリコでした。

そういえば最古感は特に感じなかった、、、おっと誰か来たようだ。





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今日もありがとうございました。




   
   

[ 2019.05.29 | パレスチナ | コメント: 0 | トラックバック: 0 | PageTop↑ ]

プロフィール

William Dabadie

Author:William Dabadie
名前:渡海大輔(トカイダイスケ)
年齢:33歳
性別:男
国籍:日本
紹介:世界一周してます。
   個人的な忘備録のつもり
   でだらだら書いています
   William Dabadieという
   名前ではありません。

あしあと

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