ミャンマーのオンボロ列車で世界第二位の鉄橋を越える

【427日目】マンダレー→ラーショー(2016年12月6日のおはなし)



ぼくの泊まっている宿の前には、なぜかいつもバイタクの運ちゃんたちがたむろしています。

で、通りかかる度に「今は旅行者が少ないから大変なんだ。という訳で明日どっか行こうぜ」と営業をかけてきます。

話聞いている限り悪い話じゃないんですけどね。1日チャーターでマンダレー郊外の見所を回る内容で、自力でやろうとすると交通機関の繋ぎ次第でけっこうキツそうなので。

「もうちょっとお金がありそうな旅行者に声かけたら?」と言うと、「そういうのはツアーで来てるから手が出せないんだよー」とのこと。なるほど納得。



昨日の夜、やっとの思いで帰り着いたぼくに、いつものように営業をかけてきました。

しかしぼくはすでに早朝発のチケットを購入済みなのです。バイタクでどっか行く余裕などありません。


だ「ごめんねー。明日は電車で出かけるんだ」

運「電車は?何時?」

だ「4時発だよ。早いよねー」

運「じゃあ駅まで乗せてってあげるよ。朝早いの大変だろ?」

だ「確かに。(そのぐらいの距離なら値段もかからないだろうし)」

運「何時にここ出るの?」

だ「3時すぎには、と思ってるよ」

運「じゃあ3時15分。3時15分にここに迎えに来るよ」

だ「わかった。じゃあ頼むよ」











ブログランキングに参加しています。
下記バナーをクリックしていただくと、リンク先での当ブログのランキングが上昇する仕組みです。
リンク先の読み込みが完了するとポイントが入ります。
読み込みが完了するまでぼくのしょうもない記事でも読んでてください。
今日もよろしくお願いします。

PCの人はこちら

↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

スマホ・ガラケの人はこの文字をクリック!












こんばんは。

おなか痛いのより緩い方がやっかいと知っただばでーです。どうぞよろしく。











という訳で早朝3時15分。

ほんとなんでこんな早起きしなきゃいけないんだ。そもそも1日1便の電車が4時発って時間設定おかしいだろ。とぶつくさ言いながらホテルを出て、いつも運ちゃんがたむろしているあたりへ目をやります。












誰もいませんでした。












だろうな、とは思ってたんだよ。

思ってたんだけどさ。

マジでいないとなると若干困るんだけどな。












2016120601_未明のマンダレー
未明のマンダレー

こんなだぞ!

野犬もわんさかだぞ!!

できることなら歩きたくなかったんだよぉぉぉぉおおお!!!











言っててもしょうがないのでさっさと歩きます。

思ったより時間がかかってしまいました。もちろん犬には3回ほど吠え立てられました。吠えるのは最悪いいんだけど、眼前に立ちふさがるのは止めてくれ。迂回してる時間とかないから。あとお願いだから噛まないで。



なんとか時間に間に合いました。というかほんとギリギリ。乗った途端発車しました。

まぁ間に合ってよかった。間に合ってなかったら昨夜の運転手探し出してぶん殴るところでした。













さて。

なぜ低血圧でもないくせに朝にひどく弱い私がこんなに早起きして電車になぞ乗っておるかというお話をしましょう。



ぼくが今乗っているのは、マンダレー発ラーショー行きの電車です。

特にラーショー自体には見所はありません。

重要なのはこの路線そのものです。

ミャンマーの鉄道は、ほんといつの時代の頃の線路を使ってるのか不安になるほど年代物なのですが、この路線の途中にはその高さ世界二位を誇るゴッティ鉄橋というものがあるのです。

1,902年にイギリスによって造られたという使用年数100年超えの超の字のつく年代物。

このミャンマーのレトロ(良いように言った)な鉄道で、その鉄橋を渡るべく、朝4時発とかいうありえない時間設定の電車に文字通り飛び乗ったわけです。













座席には2種類あって、値段は高いが座席にクッションがつくアッパークラスと、値段は安いが座席が固いオーディナリークラスとあります。

もちろんぼくが買ったのはオーディナリークラス。終点のラーショーまで5,550K。470円くらいです。

さて。気になる車内ですが。

2016120602_車内
車内

寒い。



いや、完全にぼくが悪いんですけどね。

マンダレーがなんせ暑かったので、もうやってられっかという感じでタイパンツにサンダル履いて来ちゃったんですよ。

そして普段なら必ずサブバッグに入れている寝袋もこんな時に限って置いてきちゃったし。

かろうじてパーカーは持ってきてたのでそれを着て、足をバッグに突っ込んでなんとか寒さをしのぎます。

というかなぜ窓を開けるんだ?この車両の乗客共は。











いつの間にか寝ていたようです。

まぁ当然ですね。4時ですから。



2016120603_世界の車窓から
世界の車窓から

外はもう太陽が昇っていました。あぁ暖かい。ほんとおれ、太陽だいすき。



2016120604_世界の車窓からそのに
世界の車窓からそのに

そしてこのほのぼのするような風景。

やっぱ田舎はいいなぁ。落ち着くよ。住みたくはないけど。



2016120605_世界の車窓からそのさん
駅舎

ときどき駅にも停まりますが、プラットフォームもあるような無いような駅ばっかりです。

タイもそうでしたが、もともとプラットフォームが低いというのもあるのでしょうが、ほとんど線路からそのまま乗り降りしています。そもそもフォームより列車の長さの方が長いしね。

あと何書いてるか分かんないね。この駅名板。



2016120621_焼きそば売りのおばちゃん
焼きそば売りのおばちゃん

ゴッティ鉄橋が近づいてきたある駅で、おばちゃんが焼きそば売ってたので買ってみました。

まだ時刻は10時半なのですが、朝2時半起きで朝メシ抜きなのでお腹空いたのです。



2016120622_やきそば
焼きそば

こういうの新幹線価格で高いのかと思ってましたがそうでもなかったです。



2016120623_物売りのおばちゃん
物売りのおばちゃん

やきそば美味しかったけどちょっと足りなかったので、車内販売のおばちゃんからお菓子を買って食べてました。

こういうの新幹線価格で(以下省略)。



さぁて?GPSによるとそろそろゴッティ鉄橋なのですが…?












2016120606_ゴッティ鉄橋
ゴッティ鉄橋

あ、今ちらっとみえた。



2016120607_ゴッティ鉄橋そのに
そのに

あ、今度はこっちから見えた。

ゴッティ鉄橋へ向かう途中、線路は橋の高さまで高度を下ろすため何回かカーブします。いろは坂的な感じです。

なので、どっち側に座っててもその姿を見ることができます。



2016120608_ゴッティ鉄橋そのさん
そのさん

だいぶ近づいてきましたねー。



2016120609_ゴッティ鉄橋そのよん
そのよん

あ。行き過ぎちゃいました。

ここで列車は大きくカーブして。



2016120611_ゴッティ鉄橋そのご
そのご

今度は向こう側になりました。




しばらくすると列車が停車します。

2016120612_ゴッティ駅
ゴッティ駅

ゴッティ駅に到着です。

というかこんなとこで誰が乗り降りするんでしょう。周りなんもありませんよ。



2016120613_ゴッティ鉄橋そのろく
ゴッティ鉄橋そのろく

停車中にちょっと降りて写真撮影。



さぁ、いざゴッティ鉄橋へ列車が走り出します。



2016120614_ゴッティ鉄橋そのなな
そのなな

乗る前に見たネットとかだと、「スリル満点」みたいな記事もあったのでどれほどオンボロでキシミがすごいのかと思っていたのですが、別になんてこたなかったです。言われなきゃ気付かないレベルじゃないでしょうか。

あ、でも、この車両のトイレは穴の下がスカスカで、まぁつまりそのままダイレクトに垂れ流しているんですが、扉の注意書きに「ゴッティ鉄橋上では用を足さないでください」と書かれていました。



2016120615_渓谷
渓谷

ゴッティ鉄橋が越える渓谷。

よくこんなとこに橋かけようと思いましたね。率直に感心します。



2016120616_古い路線
古い(?)路線

眼下には昔のものなのか、別の線路が見えます。

ほんとにすごい下ですねー。高ー。



2016120617_ゴッティ鉄橋そのはち
ゴッティ鉄橋そのはち

あー。対岸が近づいてきました。

どうでもいいけど、この場合も「対岸」でいいのかなぁ。



2016120619_渓谷そのに
渓谷そのに

こっちから見る渓谷のほうがその深さが際立ちますね。

滝が見えます。川が流れているんですね。森が深すぎて見えないけど。



2016120620_世界の車窓からそのご
ゴッティ鉄橋おわり

はい終わりー。

だいたい5分ぐらいでしょうか。ゴッティ鉄橋上を走っている時間。

鉄道で5分というとだいぶ長そうな印象を受けますが、橋が長いんじゃなくて電車が遅いのです。

いやホント遅いんですよ。山の中走ってるときとか特に。歩いたほうが早いんじゃないかってぐらい。











さてさて。

お目当てのゴッティ鉄橋も越えましたし、あとはリアル「世界の車窓から」を楽しむことにしましょう。



2016120624_菜の花畑
菜の花畑

まぁ大半の時間が菜の花畑でした。



2016120625_菜の花畑そのに
そのに

でも逆にそれすごいことですよね。

いくら電車が遅いからって、走っている間見えている景色がずーっと菜の花畑なんですよ。



2016120626_菜の花畑そのさん
そのさん

どんだけ菜の花生えてんだって話じゃないですか?

あー、なんか中国にソレで有名なとこがあったな。いつか行ってみたい。



この車両には、ぼく以外にも何人か欧米人のツーリストがいたのですが、ラーショーより手前のティーボーという駅でみんな降りてしまいました。

このティーボーという街、日本人には馴染みが薄いですが欧米人の旅行者には以前から有名な観光地らしいです。まぁぼくも後から知ったんですが。

2016120627_田園風景

このティーボーという街の周囲はほのぼのとした田園風景が広がっています。

やっぱり稲作地域の風景はどこか日本のそれと近いものを感じますね。

2016120628_パゴダ
パゴダ

まぁこういうのは日本にはないですけどね。




ここらへんで日没。

この時期の冷え込みをご存知の地元のおっさんに混じって、ありえない薄着の日本人ひとり。

最後の山の中をゆっくりゆっくり、いや、ほんとなんでこんな遅いの?という速度で、相変わらず開けっ放しの窓から木々の枝々が飛び出しながら進むと。



はい。ようやくラーショー到着です。


マンダレー→ラーショー

到着したのはなんと8時半。もちろん午後ですよ。

まぁこの地図↑は道路のアレなのでちょっと違いますが、だいたい280キロらしいです。

はい。ちょっと計算してみますよ。朝4時発で20時半着ですから16時間半でしょ。で走行距離を280キロとするでしょ。




時速17キロ。











チャリか!











クリックしてもらえると喜びます↓
それ以上の効果はありません。

PCの人はこちら

↓↓↓↓↓↓
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

スマホ・ガラケの人はこの文字をクリック!


今日もありがとうございました。



関連記事
   
   

[ 2016.12.06 | ミャンマー | コメント: 0 | トラックバック: 0 | PageTop↑ ]

プロフィール

William Dabadie

Author:William Dabadie
名前:渡海大輔(トカイダイスケ)
年齢:33歳
性別:男
国籍:日本
紹介:世界一周してます。
   個人的な忘備録のつもり
   でだらだら書いています
   William Dabadieという
   名前ではありません。

あしあと

これまでの軌跡
日本→フィリピン(英語留学)→日本→ カナダ→アメリカ合衆国→メキシコ→  キューバ→メキシコ②→        グアテマラ(スペイン語留学)→    ホンジュラス→エル・サルバドル→   ホンジュラス②→ニカラグア→     コスタ・リカ→パナマ→コロンビア→  エクアドル→ペルー→ボリビア→チリ→ アルゼンチン→チリ②→アルゼンチン②→ウルグアイ→アルゼンチン③→     パラグアイ→アルゼンチン④→ブラジル→仏領ギアナ→スリナム→ガイアナ→   ブラジル②→ベネズエラ→コロンビア②→オーストラリア(ワーホリ)→     インドネシア→シンガポール→     マレーシア→タイ→カンボジア→    ベトナム→ラオス→タイ②→ミャンマー→中国→ネパール→インド→スリランカ→ インド②→パキスタン→中国②→    カザフスタン→キルギス→タジキスタン→ウズベキスタン→カザフスタン②→   キルギス②→カザフスタン③→     ウズベキスタン②→カザフスタン④→  トルクメニスタン→イラン→      アラブ首長国連邦→オマーン→     アラブ首長国連邦②→アゼルバイジャン→ジョージア→アルメニア→アルツァフ→ アルメニア②→ジョージア②→     アルメニア③→ジョージア③→トルコ→ ブルガリア→マケドニア→セルビア→  ハンガリー→イギリス(治験)→    ハンガリー②→ルーマニア→モルドヴァ→沿ドニエストル→ウクライナ→     ポーランド→ロシア(W杯)→     エストニア→ラトビア→リトアニア→  ベラルーシ→リトアニア②→ロシア②→ ポーランド②→ドイツ→ポーランド③→ チェコ→スロヴァキア→ハンガリー③→ オーストリア→スロヴェニア→イタリア→スロヴェニア②→クロアチア→     ボスニア・ヘルツェゴヴィナ→     モンテネグロ→コソヴォ→アルバニア→ ギリシャ→イギリス(治験)②→    アルバニア②→ギリシャ②→キプロス→ 北キプロス→キプロス②→レバノン→  ヨルダン→イスラエル→パレスチナ→  ヨルダン②→エジプト→ケニア→    ウガンダ→ルワンダ→ウガンダ②→   ケニア②→タンザニア→マラウイ→   ザンビア→ジンバブエ→南アフリカ→  レソト→南アフリカ②→ナミビア→   南アフリカ③→イギリス(治験)③→  オランダ→ベルギー→オランダ②→   日本(今ココ)

訪問者

ブログランキングに参加しています

ブログランキングに参加しています。 下記バナーをぽちっとしていただくとリンク先のランキングが上がり、ブログ主のテンションも上がります。
にほんブログ村 旅行ブログ 世界一周へ
にほんブログ村

いまなんいですか?

上のあれをそれしていただくと、下のこれがあれこれします。

ブログ内検索

<< 全タイトルを表示 >>

カレンダー

11 | 2016/12 | 01
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 31

カテゴリ

QRコード

QR

ブロとも申請フォーム

海外ホテル予約サイト

サイトによって得手不得手や地域差があるので、複数のサイトの価格を比較検討することをオススメします。

格安航空券検索サイト

こちらも複数サイトで検索してみることがポイント。

旅行に役立つアイテム