ミャンマーのド田舎で温泉を堪能する

【428日目】ラーショー(2016年12月7日のおはなし)



ぼくがラーショーという聞いたことも無い街まで来た理由をお話しましょう。

別にゴッティ鉄橋を越えるためにラーショーまで来たわけではないのです。あんなもの、ゴッティ鉄橋越えたとこで降りて、その辺のバス停からバス乗ればマンダレーまで日帰りできます。




ミャンマーという国は過去、空路入国空路出国しか認められていませんでした。つまり陸路で国境を越えることができない国だったのです。

それが、今やタイからは自由に入出国が可能(ビザが無いと国境から所定の範囲まで)で、さらにパーミッションを取得すれば中国やインドへも行き来できるようになりました。時代の流れとは素晴らしいですね。

この流れに乗って、ぼくはミャンマーから中国に入ろうと思っていました。

その行き方はこんな感じ↓

2016120701_ミャンマーから中国へ
ミャンマーから中国へ

ミャンマーと中国の外国人が行き来できる国境は『ムセー(中国側は端麗)』という街。

古くは蒋介石ルートが通り、現在ではミャンマーと中国を結ぶ鉄道を敷くとかで(主に中国側が)ガシガシ資本投入している街です。

このムセーに行くための拠点となる街がラーショー。つまりこのラーショーから乗り合いタクシーに1日揺られてムセーまで行けば、そこから中国に抜けることが出来るのです。











ちょっと前までは。











そんなムセーで紛争が勃発したとのニュースが流れたのが11月21日。

地元の報道によると、『20日(日)午前2時頃から午前8時頃にかけて,シャン州北部の中国国境に近いムセ市(Muse)及び クッカイ(Kutkai)地区において,カチン独立軍(KIA),タアン/パラウン民族解放軍(TNLA),ミャンマー民族民主同盟軍(MNDAA)の合同部隊が国軍基地,警察署及び105マイル貿易地区を攻撃,橋梁を爆破し,一部の治安部隊が死傷しただけでなく,民間人1名が死亡した』(在ミャンマー大使館HPより引用)とのこと。

もともとムセーのあるミャンマーのシャン州というのは武装勢力が存在し、現在は停戦に合意しているだけという状況です。同じく北部のカチン州も同様。そしてムセーは地理的にカチン州に近く、まぁいろいろある地域だということでしょう。



このニュースは知ってました。

このニュースは知った上で、ヤンゴン到着後中国へ越境するためのパーミッションを取りに所定の施設に行ってみると

「今、例の件でパーミッションは出していない」

との回答。まぁそうでしょうともさ。この事件からまだ2週間しか経ってないんだから。




んー。こうやってね、暴力に訴える人を卑下するのは簡単なんですけど。

あーちょっとめんどくさい話しますよ。めんどくさい人は飛ばしてくださいね。

最近思うのは、なんでこの人達が暴力に訴えたのか、ってことですよね。

別に最初からやりたくてやってるわけじゃないと思うんですよ。たぶんですけど。だってこの人達も、もともとは武器とか持たずに生活してたんでしょ。そんな頃から「おれ人殺したくてウズウズしてるんだぜー」とか言ってたらそれだけでアウトでしょ。

だから何らかの理由があって、彼らも武器を取ったと思うんですよ。

で、それって武器を取らなきゃいけないほどの理由なわけですね。仮に話し合いで解決できるなら最初からそうしてるし、殴って終わるんならそれで終わってるはずなんですよ。でもそうじゃなかったから武器を取った。

その武器を取ってまで争わなきゃならない相手というのは、だいたい体制ですね。政府とかね、そういうの。

体制というのは権力者であり、既得権者なわけですよ。そういう人たちは、自分たちに都合のいいように社会を作ることができるわけです。日本だっていつまでたっても国会議員は削減できないし議員給与も減らせないでしょ。それを決めるのがその国会議員自身なんだから。普通自分の仕事の枠や給料減らすようなことしないよね。そんな感じ。

自分たちが持っている権力や既得権を守り、より強大にするために動くのが人間の本音ですよね。

じゃあそれで割を食った人間はどうすりゃいいのさ?って話です。

体制側からすれば、そいつらにはこれからも割りを食ってい続けてもらわないと困るわけですよ。彼らが割を食うことが自分たちの権力や既得権の元になっているわけだから。

そのためならなんだってするし、なんだってできるパワーがある。極端な話、法律だって変えられるし、警察だって軍隊だって動かせる。

つまり、割を食ってる側は裁判で訴えてもダメ、警察に訴えてもダメ、軍隊に訴えてもダメ、という状況。八方塞がり。でもこのままじゃいられない。じゃあどうする?



暴力に訴えるしかない。



世界各地で起こっている紛争とか内戦っておおむねこの流れだと思うんですよ。

どういうわけか割を食わされている少数民族や、体制側とは異なる言語・文化・宗教を持った人たちが、自分たちの権利を求めて武器を取っている。

まぁどういうわけか、ってだいたいヨーロッパ各国が悪いんですけど。テキトーに国境とかひくからこんなことになるんですよ。移民がどうたらテロがどうたら言うてますが、身から出た錆、自業自得でしょあれ。

ミャンマーのこれも同じじゃないですかね。もともとシャンとかカチンとかいう民族が自分たちの土地や文化を持っていたとこにイギリスが来て植民地にして、統治しやすいようにとシャンもカチンもビルマもごちゃまぜのまま「ビルマ」というくくりを作った。で、そのくくりのまま独立しちゃったから「くくりの中では」圧倒的多数のビルマが主導権を握ってシャンやカチンを圧迫する。シャンやカチン的には別にビルマに戦争で負けたわけでもなく、統治されるいわれもましてや弾圧されるいわれなんてない。そりゃ怒りますよ。



もちろん暴力を肯定しているわけじゃないですよ。

ただ暴力に訴えている側にも当然理由があるはずで、彼らをそこまで追い詰めた人間は「暴力をふるわなければ」何してもいいわけ?という話でね。

相手に暴力をふるわせた方にも当然それなりの問題があるだろ、ということが言いたいのですよ。



つまりここから導き出される結論ですけどね。

よく言いますよね。「戦争に正義も悪もない」みたいなの。「どっち側にも正義がある」みたいなの。

いやー違うでしょ。違いますよ。そいつらに正義があろうがなかろうが知ったこっちゃないですよ。



「戦争=悪」でしょ。



だってそうでしょ?












ぼく、そいつらのせいで中国に陸路越境できなくなったんですよ。












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こんばんは。

もう7代脳みそかち割りながら死んで詫びろ!って感じですね。








あぁ。ラーショー来た理由でしたね。

なんとなく行けるとこまで行っときたかった、って感じですか。

「こっからムセーまで行ったら中国行けたんだよなー」ってのを実感しに来た感じです。まぁ別になんら実感などわきませんでしたけど。











というわけで、別にラーショーに用はないのですが、せっかく来たので温泉に入っていこうと思います。

なんか温泉があるんだそうです。ラーショー。



温泉に行く前にバスのチケットを買っておこうと立ち寄ったバスターミナル前で捕まったバイタクの運ちゃん。

さすがにラーショーまで来ると英語を話せる人も少なくなってきたのですが、この運ちゃんは少し英語を話しました。

「チケットを買いに行く」と言うと「手伝ってあげるよ」と言ってチケット売り場に案内してくれ、ちょっとした通訳をしてくれました。まぁチケット売ってたおっさん英語話せたけど。

「バスはここからじゃなくて、郊外のバスターミナルから出るから」っておっさん自分で言ってたし。




だばで「このあとラーショー温泉ってとこに行きたいんだけど」

運ちゃん「あそこはちょっと遠いよ」

だ「そうなの?バスとか出てないの?」

運「ないよー。乗ってきなよ」

だ「高いからやだ。片道でもいいなら乗るよ」




「バスが無い」という運ちゃんの情報がどこまで信用できるか分からないし、とりあえず行っちゃったら帰る方法見つかるだろ、という魂胆です。












2016120704_ラーショー温泉へのみちのり
ラーショー温泉へ

いやー。

すごい田舎道走ってくな。さすがに歩いて来るには遠いかなー。そしてバスとかは無い、ってのはあながちウソじゃなさそうだな。



運ちゃん「入場料払ってねー。外国人は3ドルだよー。ぼくらは300Kだけどねー」



300Kって25円ぐらいやん。3ドルと比べると15〜16倍ぐらい?なかなかえげつない外国人料金だぜ。

というかその現地人価格の情報あえて言う必要なんか無かったんじゃないか?



2016120702_ラーショー温泉
ラーショー温泉

まぁなんでもいいけどラーショー温泉に到着しました。



運ちゃん「ねぇねぇ。やっぱり帰りも乗っていきなよー」

    「その後バスターミナルまで送っていくからさー」

だばで「そうだね。その方が良さそうだね」

運「ほんとー?じゃあぼくも泳ごー」











2016120703_うどん
うどん

あの運ちゃん、なんかおっとりして憎めない感じなんだよな、などと売店でうどんを食べながら考えます。

でもちょっと英語がイマイチなんだよね。向こうの言ってることは分かるんだけど、こっちが言ってることが伝わってるかが微妙な感じがする。実際「分かった?」って確認したら「ごめん分かんなかった」って返されたこともあるし。

んー。でもこれって普段のぼくと外国人旅行者との関係性と同じなんだよね。

ぼくの英語力は彼らからしてみたらまだまだで、つまり彼らは今のぼくと同じように「こいつホントに分かってんのかな?」と話しながら思ってる(可能性がる)ってことだよね。




英語勉強しよ。











2016120705_ラーショー温泉そのに
温泉そのに

まぁそんなことより今は温泉ですね。

なんかここは天然温泉らしく、、、まぁ言われるまでもなくそうにしか見えないんですが、温度は42〜43℃ぐらいかな?という感覚です。

運ちゃん曰く「ミャンマー人には熱い」そうですが、ぼく的にはピッタリな温度。

この入れた足がピリピリする感じ、久しぶり。



2016120708_ラーショー温泉そのよん
そのさん

んあー。たまらんー。


別に囲いも敷居もありませんが、いちおう男湯と女湯とが分かれています。

入浴は水着着用で。

脱衣室やら更衣室やらといったものは男湯にはないのでその辺で着替えます。

洗い場もありません。どうすんの?と運ちゃんに聞いたら「浴槽の中で流すんだよー」とのこと。「ミャンマースタイルだよー」だそうです。

まぁ嫌な人は嫌でしょうが、そんなことより肩までお湯につかったのなんてリアルに2年ぶりぐらいで、もうたまりません。




あー。やっぱりおれ温泉好きだ。





2016120706_ラーショー温泉そのさん
そのよん

上がってしばらくしたらお坊さんが来ました。入るのかなーと思って見てたらちょっと手をつけただけでした。

なんだろ?何しに来たんだろ。












2016120707_バスターミナル
バスターミナル

久しぶりに体の芯まで温まったと実感したぼくは、バイタクのケツに乗ってすぐさま冷やされながらバスターミナルへやってきました。

18時発。マンダレー行き。

夜行バスに乗って宿代を浮かせたいという思惑です。



ここまで連れてきてくれた運ちゃんには、当初の決め額より多めに払うことにしました。

いろいろお世話になったしね。

決め事としてのチップはイマイチよく分かりませんが、こういう感謝の気持ちをカタチにして現すというのは忘れないようにしたいですね。











物価の安い国限定。

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今日もありがとうございました。



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[ 2016.12.07 | ミャンマー | コメント: 0 | トラックバック: 0 | PageTop↑ ]

プロフィール

William Dabadie

Author:William Dabadie
名前:渡海大輔(トカイダイスケ)
年齢:33歳
性別:男
国籍:日本
紹介:世界一周してます。
   個人的な忘備録のつもり
   でだらだら書いています
   William Dabadieという
   名前ではありません。

あしあと

これまでの軌跡
日本→フィリピン(英語留学)→日本→ カナダ→アメリカ合衆国→メキシコ→  キューバ→メキシコ②→        グアテマラ(スペイン語留学)→    ホンジュラス→エル・サルバドル→   ホンジュラス②→ニカラグア→     コスタ・リカ→パナマ→コロンビア→  エクアドル→ペルー→ボリビア→チリ→ アルゼンチン→チリ②→アルゼンチン②→ウルグアイ→アルゼンチン③→     パラグアイ→アルゼンチン④→ブラジル→仏領ギアナ→スリナム→ガイアナ→   ブラジル②→ベネズエラ→コロンビア②→オーストラリア(ワーホリ)→     インドネシア→シンガポール→     マレーシア→タイ→カンボジア→    ベトナム→ラオス→タイ②→ミャンマー→中国→ネパール→インド→スリランカ→ インド②→パキスタン→中国②→    カザフスタン→キルギス→タジキスタン→ウズベキスタン→カザフスタン②→   キルギス②→カザフスタン③→     ウズベキスタン②→カザフスタン④→  トルクメニスタン→イラン→      アラブ首長国連邦→オマーン→     アラブ首長国連邦②→アゼルバイジャン→ジョージア→アルメニア→アルツァフ→ アルメニア②→ジョージア②→     アルメニア③→ジョージア③→トルコ→ ブルガリア→マケドニア→セルビア→  ハンガリー→イギリス(治験)→    ハンガリー②→ルーマニア→モルドヴァ→沿ドニエストル→ウクライナ→     ポーランド→ロシア(W杯)→     エストニア→ラトビア→リトアニア→  ベラルーシ→リトアニア②→ロシア②→ ポーランド②→ドイツ→ポーランド③→ チェコ→スロヴァキア→ハンガリー③→ オーストリア→スロヴェニア→イタリア→スロヴェニア②→クロアチア→     ボスニア・ヘルツェゴヴィナ→     モンテネグロ→コソヴォ→アルバニア→ ギリシャ→イギリス(治験)②→    アルバニア②→ギリシャ②→キプロス→ 北キプロス→キプロス②→レバノン→  ヨルダン→イスラエル→パレスチナ→  ヨルダン②→エジプト→ケニア→    ウガンダ→ルワンダ→ウガンダ②→   ケニア②→タンザニア→マラウイ→   ザンビア→ジンバブエ→南アフリカ→  レソト→南アフリカ②→ナミビア→   南アフリカ③→イギリス(治験)③→  オランダ→ベルギー→オランダ②→   日本(今ココ)

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