中国の安宿に思う日本のマンション計画事情

【438日目】昆明(2016年12月17日のおはなし)



昆明では高層マンションの1室を使った安宿が多いです。

3件のマンションに入ったのですが、日本のソレとはプランニングが違いました。



安宿にできるようなマンションはたぶん超高級なマンションではないと考えると、ぼくが入ったようなマンションが中国の一般的なマンションだということでしょう。



日本の一般的なマンションのプランニングは、だいたいこんな感じのことが多いです。

2016121701_日本のマンション
日本のマンション

東西に細長い建物に部屋が並び、南側に窓とベランダ。北側に共用廊下で、そこに階段とエレベータがくっついているパターン。



対して中国のマンションはこんな感じ。

2016121702_中国のマンション
中国のマンション

部屋4つごとにひとつのグループを作り、そのグループごとに階段とエレベータを設置しているパターン。

部屋ごとに採光を取れる面が異なり、ベランダも無いことが多いです。

で、このグループごとに1階の入口が異なっています。1〜4号室の共用玄関と、5〜8号室の共用玄関が別になっているということですね。



この2つを見比べると、日本のマンションのほうがエレベータ1台でカバーしている住戸数が多いことが分かります。

今8戸のプランで見比べていますが、これが12戸のプランだと日本はエレベータ1台に対して中国型のマンションでは3台になります。


エレベータ1台あたりの住戸数が少なくなるとどういうメリットがあるかというと、簡単に言うと待ち時間が少なくなります。そのエレベータを使う人が少なくなるので。

逆にデメリットはというと、施工費と共益費を含む維持管理費が上がります。日本でも同様のマンションはあるのですが、まだまだ一般的ではない、というかちょっと高級なマンションで採用される方式ですね。



当然、住人のプライバシーや使い勝手を考えると、中国型のエレベータ計画の方が先進的だといえます。

日本の建築技術や計画力は、決して中国のそれに劣っているわけではないはずです。中国の方の事情を知らないのでなんとも言えませんが。

でもこういうエレベータ計画なんかはマンションを購入する人はどうしようもない部分です。購入者には、あくまでも「こういうエレベータ計画のされているマンション」を買うか否かという選択権があるだけで、そのエレベータ計画を変更させるというのはほぼ不可能です。

建築業界がなぜこのような計画を続けるのかというと、マンションを購入される方がそのマンションを選ぶ理由が、主に「立地」と「価格」に集約されるからです。

駅から遠い物件より駅近の方がいいし、高いマンションより安い方がいいのは当然のことで、エレベータの使い勝手を理由にそのマンションの購入の是非を決める方というのは、そう多くないと思います。

需要側のそのような要求に対し、供給側も建築コストを抑えるように計画していくと、必然的にエレベータ計画も今のようになっていく、、、のですが、ほんとね。こんなことばっかやってると日本の建築どんどんしょぼくなるから。

日本の建築技術ってすごいんですよ。なんか杭の長さが足らんくてマンションが傾いたとかいう話もありましたが、基本的にはあんな例はまれで、日本の建築の躯体はとても頑丈で長持ちします。60年とか普通に保ちます。

あんまりさ、コスト優先でさ、孫の代にさ、

「なんでこんな使いにくいもん作ったんだじじぃどもは。建替えるにしたって金かかんだぞハゲ」

とか言われたくないよな。と思ってます。













はい。

今日の「だから何だ」のコーナーでした。












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こんにちは。

さっきブログランキング2位の人に会いました。はいどうでもいいー。








2016121703_28階からの眺望
28階からの眺望

今回宿泊した部屋は28階。

省都のメインステーションから徒歩5分の立地条件に建つ32階建ての高層マンション。これが日本だと超高級マンションのはず。そんなところに500円で宿泊できるとかなかなか無い経験です。



問題は、ホテルとして作られた部屋じゃなくあくまでマンションとして作られているので、トイレが1個しかないってことですね。

シャワー浴びてドライヤーかけて顔面作ってるレディが出てくるのを待たなければいけません。おなかいたいのに。












今日は特に用事はありません。

本来ならとっとと移動するべきなのですが、体調面を考慮して1泊することにしたのです。



ちょっと買い物でも行こうかな。

シャンプーと石鹸とトイレットペーパー買っとこう。

日用品買うならスーパーかな、ということで近所の大型スーパーにやってきました。


2016121704_クリスマスモード
サンタさん

まさかのサンタクロースがいます。

クリスマスとかやるんだね。中国も。











シャンプーは手に入りましたがトイレットペーパーがありませんでした。

8ロール入りとかいらねぇんだよハゲ。

トイレットペーパーないと何かと不便なんだよな。トイレ紙ないとこ多いし。ハナもかみたいし。



やれやれ。と思いながら宿泊しているマンションに帰ってくると。











2016121705_マンションの1階
マンションの1階

そういや中国のマンションの1階は店舗が入っていました。どこもだいたいそうです。

この店舗とか中庭に向いているので、利用者なんかほとんどこのマンションの住人に限られると思うのですが、けっこうな数の店舗が店を構えています。

試しにそのへんでトイレットペーパー探してみるか。












2016121706_品揃え
品揃え

シャンプーも石鹸もトイレットペーパー(1ロール売り)も全部ありました。


スーパー行く意味なかった。。。


やっぱり日用品って住民が1番必要とするものだもんね。そりゃニーズがあれば店もあるか。











こういうさ、1階に店舗いれて地域に開放するっての日本ももっとやればいいと思うんですけどね。

日本のマンションは、マンションの敷地内に住人以外をいれないように計画するのが一般的です。市街地ど真ん中のタワーマンションとかになると、下層階にショッピングモールが入ってたりしますが基本的には例外。

敷地に沿って塀や柵が立ってて、敷地内は「住民専用の」駐車場か「住民専用の」中庭、というマンションは良く見ると思います。

なんでか知りませんが、日本の建築は内向きと言うか、防犯、セキュリティ、プライバシーだと言って敷地内に閉じこもる傾向があります。敷地内っつーか自分の部屋内に閉じこもって、隣に住んでる人と会ってもあいさつしないとかいう話も聞きます。それでいいのか日本人って感じですね。

防犯もセキュリティもプライバシーも当然大事なのですが、かといって住民間、住民と地域間のコミュニケーションが重要じゃないかというとそうではないはずで。

こういう、マンションの1階を店舗として住民さらには地域に開放することによってそこにコミュニティを醸成する手法は、日本も見習ってもいいのではないかと思います。

というかね。世界中いろんなとこでマンションとかアパートとか見てるけど。1階に店舗入って無い方が珍しいから。











はい。

今日の「だから何だ」のコーナー(2回目)でした。












2016121707_28階からの夜景
28階からの夜景

あー夜景キレイキレイ。












ブログって言いっぱなしでいいからラクだなー。

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今日もありがとうございました。



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[ 2016.12.17 | 中国 | コメント: 0 | トラックバック: 0 | PageTop↑ ]

プロフィール

William Dabadie

Author:William Dabadie
名前:渡海大輔(トカイダイスケ)
年齢:33歳
性別:男
国籍:日本
紹介:世界一周してます。
   個人的な忘備録のつもり
   でだらだら書いています
   William Dabadieという
   名前ではありません。

あしあと

これまでの軌跡
日本→フィリピン(英語留学)→日本→ カナダ→アメリカ合衆国→メキシコ→  キューバ→メキシコ②→        グアテマラ(スペイン語留学)→    ホンジュラス→エル・サルバドル→   ホンジュラス②→ニカラグア→     コスタ・リカ→パナマ→コロンビア→  エクアドル→ペルー→ボリビア→チリ→ アルゼンチン→チリ②→アルゼンチン②→ウルグアイ→アルゼンチン③→     パラグアイ→アルゼンチン④→ブラジル→仏領ギアナ→スリナム→ガイアナ→   ブラジル②→ベネズエラ→コロンビア②→オーストラリア(ワーホリ)→     インドネシア→シンガポール→     マレーシア→タイ→カンボジア→    ベトナム→ラオス→タイ②→ミャンマー→中国→ネパール→インド→スリランカ→ インド②→パキスタン→中国②→    カザフスタン→キルギス→タジキスタン→ウズベキスタン→カザフスタン②→   キルギス②→カザフスタン③→     ウズベキスタン②→カザフスタン④→  トルクメニスタン→イラン→      アラブ首長国連邦→オマーン→     アラブ首長国連邦②→アゼルバイジャン→ジョージア→アルメニア→アルツァフ→ アルメニア②→ジョージア②→     アルメニア③→ジョージア③→トルコ→ ブルガリア→マケドニア→セルビア→  ハンガリー→イギリス(治験)→    ハンガリー②→ルーマニア→モルドヴァ→沿ドニエストル→ウクライナ→     ポーランド→ロシア(W杯)→     エストニア→ラトビア→リトアニア→  ベラルーシ→リトアニア②→ロシア②→ ポーランド②→ドイツ→ポーランド③→ チェコ→スロヴァキア→ハンガリー③→ オーストリア→スロヴェニア→イタリア→スロヴェニア②→クロアチア→     ボスニア・ヘルツェゴヴィナ→     モンテネグロ→コソヴォ→アルバニア→ ギリシャ→イギリス(治験)②→    アルバニア②→ギリシャ②→キプロス→ 北キプロス→キプロス②→レバノン→  ヨルダン→イスラエル→パレスチナ→  ヨルダン②→エジプト→ケニア→    ウガンダ→ルワンダ→ウガンダ②→   ケニア②→タンザニア→マラウイ→   ザンビア→ジンバブエ→南アフリカ→  レソト→南アフリカ②→ナミビア→   南アフリカ③→イギリス(治験)③→  オランダ→ベルギー→オランダ②→   日本(今ココ)

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