情報の少ない街のほうが観光が楽しかったりするという話
【707日目】シェキ(2017年11月14日のおはなし)
シェキの名物料理にピティ(Piti)というのがあります。
宿の近くのレストランで食べられるというので食べてみました。写真はありません。珍しく食レポを行おうというのに写真はありません。
焼いた石鍋の中によく煮込まれた羊肉やじゃがいものシチューが入っており、まず具を鍋に残してシチューだけを皿に取り、そこに細かくちぎったパンを入れて食べます。
その後、鍋の中に残った具材をマッシュし、またそれを皿に取り出してパンに挟んで食べます。
羊肉のニオイが気にならない人にはとても美味しいと思います。ぼくは好きです。
まぁつまりイランのジギィと同じものですね。
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それでは本編をどうぞ↓
はいこんにちは。
どうもだばでーです。今日もよろしくお願いします。
今日はシェキの街なかを観光しようと思います。

シェキ
残った紅葉がシェキの古い街並みといい感じにマッチしていますね。
それにシェキは山裾に広がる街。つまり「坂のある街」です。ぼく「坂のある街」が好きなんですよね。いいですよね。歩いてると勝手に視点が変わって楽しくて。
「旧市街」フェチで「坂のある街」好きのぼくにとってはここはど真ん中ストライクです。
ちょっと曇っているのが残念かな。まぁこの曇ってしっとりとした感じもまたいいですが。

観光案内所の入った建物
まったくシェキに関する情報が無いので、まず観光案内所にやってきました。普段はあまり観光案内所行かないんですけどね。
この建物の2階が観光案内所。1階はちょっとした土産物屋が並んでいます。ちなみにびっくりするぐらい寂れています。
観光案内所のおねえさんに教えてもらった情報をもとに街歩き開始です。

シェキ・パレス
まずやって来たのがこのシェキ・パレス。
もともとこの辺を収めていたシェキ・ハーンの宮殿です。
というかさっきの観光案内所も大きく言えばこのシェキ・パレスの敷地内にあります。

シェキ・パレス
シェキ・ハーンというだけあってモンゴル系だと思うのですが、造りは完全にイスラム教ですね。文明のクロスロード感が出ています。

フォト禁
残念ながら内部は写真撮影禁止です。
頼んではいないのですが、ガイドさんがついてくれたので中を見て回ります。
えー。
決して大きくはない建物なのですが、天井と壁一面にフラスコ画が描かれ、窓はすべてステンドグラス。
下階のものはほぼ20世紀に修復されたものなのですが、上階の一部は古いものでステンドグラスはミラノ産なんだとか。
ステンドグラスは色使いやデザインもポップで可愛らしいのですが、フラスコ画は色も淡く描かれているものもおセンチな感じで美しい。それらが相まって部屋全体から異世界感が漂う見事な出来栄えです。住みたくはないですが。
こんな感じでいいですか?レビュー。


シェキ
シェキ・パレスの見学を終え、シェキの旧市街をうろうろ。
やっぱり坂のある街はいいですねぇ。たまらん。

旧市街の建物
歩いているとちょっと目立つ建物を発見。



キャラバンサライ
何かと思ったらキャラバンサライを改装したホテルでした。超絶高そうです。
こっそり入って写真撮って脱出しました。


シェキ
シェキ旧市街のメインストリート。
川沿いに伝統的な建物が立ち並ぶ通り。土産物屋が多いです。

シェキ
裏路地。
壁にぶら下がったガス管が旧ソ連圏感を漂わせています。

キシュ村への道
南旅館のF氏に「シェキに行きます」と連絡したら、「ぜひシェキ近郊のキシュ村の教会へも行ってみてください」と紹介されたので行ってみることに。
たぶん普通にマルシュが通っていると思うのですが、めんどくさいので歩いていくことにしました。

キシュ村への道
紅葉の奥に見える雪をかぶった山々。いいじゃないですか。

キシュ村
はい。見えてきました。キシュ村です。
まぁぶっちゃけ歩いて来たのは失敗でした。だいぶ遠い。

キシュ村
しかもキシュ村に着いてから教会までがまた遠い。
小高い丘の上に教会があるのですが、そこまでの道の石畳が濡れて滑って歩きづらい。

キシュの教会
なんとか到着しました。キシュの教会です。入場料2M(140円ぐらい)。
F氏の情報によると、「ここ南コーカサスにはもともとカフカス・アルバニア人という民族が住んでいて、彼らは正教を信仰していました。それが徐々に今のアゼル人と同化していったわけですが、山岳地域では後代まで信仰が生き続けており、この教会はそのアルバニア人の貴重な遺構のひとつ」なのだとか。

キシュの教会
そういう事前情報を知っていないと、ただ殺風景なだけの教会だなと思うところでした。危ない危ない。

キシュの教会
敷地内にはちらほら当時のお墓跡と思われるものも。

キシュの教会
そして美味そうに実っている柿の木。
これ食うのかなぁ。いいのかなぁ宗教的に。
まぁ柿の木の下ってそういうもんだと言われれば確かに日本でもそういう話あるけど。

キシュ
たくさん歩いて疲れたし、お腹も空いたのでキシュの村でごはんを食べて帰りました。
もちろんマルシュで帰りました。

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今日もありがとうございました。
シェキの名物料理にピティ(Piti)というのがあります。
宿の近くのレストランで食べられるというので食べてみました。写真はありません。珍しく食レポを行おうというのに写真はありません。
焼いた石鍋の中によく煮込まれた羊肉やじゃがいものシチューが入っており、まず具を鍋に残してシチューだけを皿に取り、そこに細かくちぎったパンを入れて食べます。
その後、鍋の中に残った具材をマッシュし、またそれを皿に取り出してパンに挟んで食べます。
羊肉のニオイが気にならない人にはとても美味しいと思います。ぼくは好きです。
まぁつまりイランのジギィと同じものですね。
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はいこんにちは。
どうもだばでーです。今日もよろしくお願いします。
今日はシェキの街なかを観光しようと思います。

シェキ
残った紅葉がシェキの古い街並みといい感じにマッチしていますね。
それにシェキは山裾に広がる街。つまり「坂のある街」です。ぼく「坂のある街」が好きなんですよね。いいですよね。歩いてると勝手に視点が変わって楽しくて。
「旧市街」フェチで「坂のある街」好きのぼくにとってはここはど真ん中ストライクです。
ちょっと曇っているのが残念かな。まぁこの曇ってしっとりとした感じもまたいいですが。

観光案内所の入った建物
まったくシェキに関する情報が無いので、まず観光案内所にやってきました。普段はあまり観光案内所行かないんですけどね。
この建物の2階が観光案内所。1階はちょっとした土産物屋が並んでいます。ちなみにびっくりするぐらい寂れています。
観光案内所のおねえさんに教えてもらった情報をもとに街歩き開始です。

シェキ・パレス
まずやって来たのがこのシェキ・パレス。
もともとこの辺を収めていたシェキ・ハーンの宮殿です。
というかさっきの観光案内所も大きく言えばこのシェキ・パレスの敷地内にあります。

シェキ・パレス
シェキ・ハーンというだけあってモンゴル系だと思うのですが、造りは完全にイスラム教ですね。文明のクロスロード感が出ています。

フォト禁
残念ながら内部は写真撮影禁止です。
頼んではいないのですが、ガイドさんがついてくれたので中を見て回ります。
えー。
決して大きくはない建物なのですが、天井と壁一面にフラスコ画が描かれ、窓はすべてステンドグラス。
下階のものはほぼ20世紀に修復されたものなのですが、上階の一部は古いものでステンドグラスはミラノ産なんだとか。
ステンドグラスは色使いやデザインもポップで可愛らしいのですが、フラスコ画は色も淡く描かれているものもおセンチな感じで美しい。それらが相まって部屋全体から異世界感が漂う見事な出来栄えです。住みたくはないですが。
こんな感じでいいですか?レビュー。


シェキ
シェキ・パレスの見学を終え、シェキの旧市街をうろうろ。
やっぱり坂のある街はいいですねぇ。たまらん。

旧市街の建物
歩いているとちょっと目立つ建物を発見。



キャラバンサライ
何かと思ったらキャラバンサライを改装したホテルでした。超絶高そうです。
こっそり入って写真撮って脱出しました。


シェキ
シェキ旧市街のメインストリート。
川沿いに伝統的な建物が立ち並ぶ通り。土産物屋が多いです。

シェキ
裏路地。
壁にぶら下がったガス管が旧ソ連圏感を漂わせています。

キシュ村への道
南旅館のF氏に「シェキに行きます」と連絡したら、「ぜひシェキ近郊のキシュ村の教会へも行ってみてください」と紹介されたので行ってみることに。
たぶん普通にマルシュが通っていると思うのですが、めんどくさいので歩いていくことにしました。

キシュ村への道
紅葉の奥に見える雪をかぶった山々。いいじゃないですか。

キシュ村
はい。見えてきました。キシュ村です。
まぁぶっちゃけ歩いて来たのは失敗でした。だいぶ遠い。

キシュ村
しかもキシュ村に着いてから教会までがまた遠い。
小高い丘の上に教会があるのですが、そこまでの道の石畳が濡れて滑って歩きづらい。

キシュの教会
なんとか到着しました。キシュの教会です。入場料2M(140円ぐらい)。
F氏の情報によると、「ここ南コーカサスにはもともとカフカス・アルバニア人という民族が住んでいて、彼らは正教を信仰していました。それが徐々に今のアゼル人と同化していったわけですが、山岳地域では後代まで信仰が生き続けており、この教会はそのアルバニア人の貴重な遺構のひとつ」なのだとか。

キシュの教会
そういう事前情報を知っていないと、ただ殺風景なだけの教会だなと思うところでした。危ない危ない。

キシュの教会
敷地内にはちらほら当時のお墓跡と思われるものも。

キシュの教会
そして美味そうに実っている柿の木。
これ食うのかなぁ。いいのかなぁ宗教的に。
まぁ柿の木の下ってそういうもんだと言われれば確かに日本でもそういう話あるけど。

キシュ
たくさん歩いて疲れたし、お腹も空いたのでキシュの村でごはんを食べて帰りました。
もちろんマルシュで帰りました。

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今日もありがとうございました。
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