世界遺産の「ペーチ総主教修道院」と「デチャニ修道院」に行ってきた

【1013日目】ペーヤ(2018年11月2日(金)のおはなし)





はいこんにちは。

どうもだばでーです。今日もよろしくお願いします。





今日はペーヤの観光をしようと思います。お目当てはペーヤの近郊にある世界遺産に登録されたふたつの修道院です。



コソヴォの中世建造物群

「コソボの中世建造物群」は、コソボにあるユネスコの世界遺産のひとつ。セルビア正教会の4つの教会堂や修道院が登録されている。それらは、パレオロゴス朝ルネサンス様式の美しい建造物であるとともに、中世の優れたフレスコ画が保存されていることなどが評価された。

コソボの政情不安定さにより、危機遺産リストにも加えられている。なお、コソボは世界遺産条約未締約であり、世界遺産センターではセルビアの世界遺産に分類されている。

出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』






ひとつの世界遺産で複数のポイントが登録されているタイプのものなんですけどね。

今回のそれは4つの修道院でひとつの世界遺産に登録されているのですけどね。

そんでそれらはコソヴォ全域に散らばっているのですけどね。



また地図を作ってしまいました。



こういうのやらなければ記事を書くのももっと時間短く出来ると思うんだけどね。どうせ誰も見てないのにね。

役に立つと思うんだけどね。












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2018110201_ペーヤ
ペーヤ

えー、この辺がペーヤの中心っぽいです。

小さな広場とその脇を流れる小川、そこにかかる橋が可愛らしい雰囲気。ここから伸びているいくつかの道路が繁華街らしく、ブティックやら高そうなレストランやらが軒を連ねていました。まぁそんな区間はとても短いのですけど。


2018110202_ペーヤ
ペーヤ

ペーヤを囲む山も紅葉真っ盛りです。いい時期に来ましたねぇ。

ちなみにペーヤはぼくのように修道院を目指してくる人間は少数派らしく、多くの人はペーヤ近郊にある山にトレッキングに行ったり、美しい湖を見に行ったりするそうです。



「コソヴォの中世建造物群」として世界遺産に登録されている4つの修道院の内、ここペーヤからは2つにアクセス出来ます。

ひとつはペーヤの市街地から徒歩で行けるということで、とりあえずそこを目指しました。

具体的な場所を知りたい人は冒頭の地図を参照しやがれ。



2018110203_ペーチ総主教修道院
ペーチ総主教修道院

というわけで到着です。「ペーチ総主教修道院」です。

ペーヤなのかペーチなのかというのは、昨日も書いたのですがペーヤはアルバニア語ペーチはセルビア語なんですよ。

じゃあここはコソヴォ(アルバニア語圏)なのでペーヤが正解なのでは?と言いたいところなのですが、この修道院自体はセルビア正教会のものなんですよね。なので固有名詞としては「ペーチ総主教修道院」で良いんじゃないかと思います。

ちなみに他のものも全部セルビア正教会の修道院で、この世界遺産もセルビアの世界遺産としての登録。

コソヴォとセルビアはほんの10年前まで紛争やっていたぐらいなので仲が悪く、コソヴォ領内にあるセルビア正教会の修道院ということで危機遺産リスト(このままだと色々マズいですよ、という世界遺産のリスト)にも載っています。

ここもこの門の前に詰め所があり、入る際にパスポートチェックを受けました。まぁ中に居たのはただの気のいいおっさんだったんですが。



2018110208_ペーチ総主教修道院


門から少し歩くともう一つ大きな門があり、そこをくぐると修道院です。


2018110204_ペーチ総主教修道院
ペーチ総主教修道院内部

何人かの修道士さんが院内のお掃除をされていました。女子修道院みたいです。


ちなみにこのペーチ総主教修道院の総主教というのは、ざっくり言うと正教会の中で1番偉い人のことです。詳しく見ていくと違うのかも知れないですけど、まぁ多分この認識でいいと思います。

つまりここはセルビア正教会にとってとっても重要な修道院だということですね。


2018110205_ペーチ総主教修道院
案内看板

というわけでしっかりマナーを守って見学したいところですね。

この写真撮影禁止ってのは「教会の内部は」という認識でいいかな…?教会のマークの横に書いてあるもんな。敷地内は良しという認識でおk?


2018110206_ペーチ総主教修道院

2018110207_ペーチ総主教修道院
院内にある遺跡

敷地内には何らかの建物の跡が。13世紀にはここに修道院があったらしいので、いろいろ歴史があるんでしょう。


2018110209_ペーチ総主教修道院
教会

こちらがこのペーチ総主教修道院のメインの聖堂。

さっきの案内看板に従って内部のお写真は無しでいきますけども。


2018110210_ペーチ総主教修道院
聖堂の図面

この聖堂なんですが、4つの聖堂がくっついて出来ているそうです。長い歴史の中で何度か増築を行ったみたいですね。

ちなみにこの説明看板は聖堂の中にあったやつなんだけどこれぐらい勘弁してクレメンス。



4つの聖堂の内、1番右側の小さいのは鍵がかかっていて入れなかったのですが、他の3つは見学することが出来ました。

どっかのプロっぽい撮影班が真ん中の1番大きい聖堂に陣取っていてあまり詳しく見られなかったんですけどね。プロを名乗れば何してもいいと思うなよほんと。「仕事だから」は免罪符じゃねぇぞ。


2006年に修復を受けたらしいですが、それにしてもというレベルでフレスコ画が見事です。一面びっしり。聖堂のみならず、その前室にも壁から天井から柱に至るまで一面びっしり。

小さいけれど見ごたえは抜群な聖堂でした。



2018110211_ペーチ総主教修道院
ペーチ総主教修道院

聖堂から出ると大量の軍人さんがうろうろしていました。

どうやらどっかのVIPが訪れているみたいです。かち合わなくて良かった。


2018110212_ペーチ総主教修道院

2018110213_ペーチ総主教修道院
聖堂外部

外壁にもほんのりとフレスコ画が残っているなぁ、などと思いながらペーチ総主教修道院の見学は終了です。


2018110214_ペーチ総主教修道院
ペーチ総主教修道院

おじゃまいたしました。





さて。お次はペーチから南に10キロほど下ったところにあるデチャンという街へ向かいます。

そこにあるのがデチャニ修道院

もともと「コソヴォの中世建造物群」という世界遺産はデチャニ修道院の単独登録だったんですよ。それが拡大登録されて4つになったという経緯で。

なのでこのデチャニ修道院がこの世界遺産のボスだということですね。




デチャンへ向かうバスに乗れるバス停

このレストランの向かい辺りにバス停があり、ここからデチャンへ向かうバスを拾えます。

バスはミニバスではなくよく見る市バスみたいな大きさのもの。ボロいですが。デチャンまで1€(130円ぐらい)です。




デチャン中心部

この辺のラウンドアバウトで停車するのでここで降ります。


2018110215_デチャン
デチャン

デチャンもまぁ普通の街ですね。ペーヤよりちょっとごちゃごちゃしてるかな。人も多い印象。

はい。ここからは徒歩です。だいたい道のり2キロってところですかね。この程度ならお手の物ですよ。



2018110216_デチャニ修道院への道
デチャニ修道院への道

うわぁ。なんか出た。

もうすぐ到着するやでーという頃になんか出てきました。明らかに写真を撮ってはいけない雰囲気が出ていたので遠くの方から隠し撮りしてトリミングしました。

KFORって書かれてますねぇ。KFORってなんぞや、と調べてみると、コソヴォ治安維持部隊のことみたいです。欧米をメインに36カ国から派遣されてきた軍隊を集めた部隊。





が、なにしてんのこんなとこで。





通り過ぎる時になにか言われるかと思ったけどスルーでした。デカい犬が2頭いて、そいつらはだいぶなんか言ってきました。軍人さんに怒られてましたけど。デカい犬こわい。



2018110217_デチャニ修道院
デチャニ修道院

その検問(?)を抜けると見えてきたようです。高い木で隠れてますけど、あれがデチャニ修道院みたいです。


2018110218_デチャニ修道院
デチャニ修道院

はい見えましたー。こんにちはー。



2018110219_デチャニ修道院


はい門。ここから入ります。入りますが、この門の前にもKFORの詰め所があり、そこでパスポートを一時預かりされました。「出てきた時に返すよー」とのこと。

というか普通に戦車とか置いてあんだけど。パスポートよりそっちのが不安やわ。


そしてこの門をくぐると今度はこの修道院の守衛さんと思われる方が出てきてカメラを一時預かりされました。「スマホで撮るのはいいよー」とのこと。

というわけでここからはスマホカメラで撮影した写真で進めていきます。まぁそんな無いんだけど。



2018110220_デチャニ修道院
デチャニ修道院

さらにもう一つ門をくぐると出てきました。あちらがデチャニ修道院。

中世に建てられたものとしてはバルカン最大の聖堂らしいです。こういう条件付けが増えれば増えるほど「総合的に見ると大したことないんだなぁ」と気づいてしまいますね。



さてこの修道院。

どうやらさっきの守衛さんから「一人観光客が来た」と連絡があったらしく、一人の男性がぼくを待ち構えていました。ワイシャツにスラックスだったから修道士さんじゃないと思うんですが。

「案内します」とのことですが要するに監視ですね。まぁここまで物々しい警護がついていながら中はご自由にどうぞとはいかないか。




写真がダメとは言われなかったですが、案内の方がぴったりくっついているので写真を撮るのも気が引けたので撮ってません。

ただここはすごいですよ。本気ですごいです。

案内だと言うだけあって色々と説明してくれ、こちらの質問にもきちんと答えて頂いたのですが、えーと、、、


14世紀のフレスコ画が4,000㎡に渡って描かれており保存状態も良好そのもの。ここまで保存状態が良い理由は「運が良かったから」とのこと。破壊や略奪の類にあっていないらしい。

入口近くの柱には剣を持ったキリストが描かれておりこれも珍しい。

聖堂やその前室にはところどころに彫刻が彫られており、フレスコ画が中心の正教会の聖堂にしては珍しい。

ちなみに今現在も23人の修道士さんが生活しているとのこと。


で、外に軍隊がいるのはここがセルビア正教会の修道院だから、とのこと。コソヴォとは仲が良くないからね、と言っていたのですが、後から調べたところアルバニア人からロケット砲がブチ込まれたこともあるらしく、仲が良くないとかいうレベルじゃないぞそれ。

国境線の引き直しによってこれまで多数派だった勢力が少数派になり、これまで少数派だったけど多数派になった勢力が今までの恨みと言わんばかりにアレコレする、といういつものアレが行われているみたいです。

だから国境とかめんどくさいからやめたらいいのにって言ってるのに。



これで入口やここに来る途中で武装したお兄さんたちがたむろっている理由が分かりました。

そういうの良くないのでやめたほうがいいと思う。と簡単に言うのもアレなんですけどね。セルビア人もアルバニア人に散々やることやってきたみたいですし。

仮にウイグルが独立したとして、これまでの恨み晴らさんと言うことでウイグル人が領内に残った漢民族をアレしちゃう感じです。分かります?どっちが悪いとは一概には言えないですわな。





2018110221_デチャニ修道院
デチャニ修道院

まぁブチ壊される前に見に来れて良かったです。





2018110222_デチャニ修道院
各国言語のパンフレット

ちなみにここの売店で各国言語によるパンフレットが販売されていたのですが、日本語のものもありました。

ちょっとチラ見しましたけどなかなかクオリティ高かったです。日本語も特に変だとは思わなかったし。買いませんでしたけど。





民族の定義に使われるほど密接に関わっている宗教。何度も何度も国境を引き直す世界観。国境の向こうに取り残された民衆と宗教施設。それらに待ち受ける不遇。





THE・ヨーロッパって感じですねぇ。





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今日もありがとうございました。




   
   

[ 2019.03.20 | コソヴォ | コメント: 0 | トラックバック: 0 | PageTop↑ ]

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プロフィール

William Dabadie

Author:William Dabadie
名前:渡海大輔(トカイダイスケ)
年齢:33歳
性別:男
国籍:日本
紹介:世界一周してます。
   個人的な忘備録のつもり
   でだらだら書いています
   William Dabadieという
   名前ではありません。

あしあと

これまでの軌跡
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