いろいろ違和感MAXなドバイへ入国した話
【693日目】→シャルジャ→ドバイ(2017年10月31日のおはなし)
アラブ首長国連邦とは。
アラブ首長国連邦
アラブ首長国連邦、略称UAEは、西アジア・中東の国。アラビア半島のペルシア湾に面した地域に位置する7つの首長国からなる連邦国家である。首都はアブダビ。東部ではオマーンと、南部および西部ではサウジアラビアと隣接する。カタールとは国境を接していないものの、カタールとの間のサウジアラビアの一部地域の領有権をめぐり論争がある。
と、Wikipediaより抜粋。
日本語の外国の国名って実はよく出来ていて、その国名を見ればどういう国か簡単に分かります。
例えば「○○王国」。これは、その国の1番偉い人が「王様」な国ですよ、ってことです。
同様に「公国」だと「公爵」。「帝国」なら「皇帝」。「ハン国」なら「ハン」が、それぞれその国で1番偉いわけです。
で、「首長」が1番偉い国が「首長国」。
そんな「首長国」が7つ集まって出来ているのが「アラブ首長国連邦」。
「アラブ(人の)」「首長(が1番偉い人の)国」の「連邦」。
分かりやすいですね。
ちなみに「大統領」が一番偉い国は「共和国」です。だいたいね。
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それでは本編をどうぞ↓
はいこんにちは。
どうもだばでーです。今日もよろしくお願いします。

フェリー船内
朝起きて明るくなってから船内をちょろちょろ歩いたんですが、どうもこの船日本で使ってたやつのお古みたいです。
まぁどうでもいいんですけど。

ホルムズ海峡
で、これがこの船が渡っているホルムズ海峡です。
日本に石油を運ぶタンカーの8割がここを通っているそうです。
まぁどうでもいいんですけど。

シャルジャの港
はい。というわけで到着しました。
ここはアラブ首長国連邦を構成する首長国のうちのひとつ「シャルジャ」。
なんとなく旅行者間では「ドバイ行き」の方が分かりやすいのでそう言うことが多いのですが、正確には「ドバイ(の横にあるシャルジャ)行き」です。
シャルジャの港
具体的にはこの港に入ります。

イミグレ行きのバス
波止場に到着すると、待ち構えていたバスに乗せられ、イミグレに送られます。
この時、荷物は別のトラックに放り込まれ「サブバッグも載せろ」と言われたのですが、ラップトップに一眼が入っているカバンをそんなところに載せるとかあり得ないので抵抗してみました。だいぶしぶしぶOKされました。
たぶん税関の関係で荷物だけなんかするんだと思う。犬にクンカクンカさせるとかそういうの。
イミグレでは、男性と女性で座るところが分けられていて、女性から、次に外国人旅行者、その後現地の男性の順で入国検査を受けます。
外国人旅行者のチェック時はいちいち「ドイツから来たの?いいねぇ」とか「日本?サムラーイ」とか言ってくるのでめんどくさいです。あとぼくのパスポートを見て「ハンコ多すぎじゃねwww」とツボってました。
その後、税関に回されていた荷物を回収し、無事入国完了。

アラブ首長国連邦
というわけで44カ国目、アラブ首長国連邦編です。
船内で一緒だったオランダ人の兄ちゃん2人組と一緒にシャルジャのバスターミナルまで。
実はこの2人組、サラグハセイエドとかヤズドとかでもちょいちょい会ってたんですけどね。
「よく会うね」みたいな感じでした。他にも何人かルートが被ってて何度か会った欧米人旅行者もいました。
で、港からバスターミナルまでタクシーに乗ることになったんですよ。
昨日までいたイランではクソ虫が巣食う魔の乗り物ですよ。
その魔の乗り物に乗ったんですよ。
エアコン着いてんスよ。
いやー。まじで船降りた瞬間からあっつくて困ってたんですが、まさかのタクシーにエアコン着いてんスよ。
でね。当然乗る前に聞くじゃないっスか。「いくら?」っつって。
メーター着いてんスよ。
ちょwwwメーター着いてんスけどwwwwwって感じっスよ。
で乗るでしょ。なんかカッチカッチ音すんなと思って見てみるとですね。
ウインカー出してんスよ。
右左折どころか、車線変更する時ですらウインカー出すんスよ。
そんな国シンガポール以来ですよ。もうほんとどうなってんスか。

シャルジャのバスターミナル
ほんでこれがシャルジャのバスターミナルですよ。
これバス停まってるでしょ。デカいのがね。これ長距離バスだと思うでしょ。
市内路線バスなんスよ。
路線バス2階建てて。どないなっとんねん。
まぁ2階建てじゃないバスも走ってるんですけどね。
そんでぼくが乗るバスは2階建てじゃなかったんですけどね。
乗りたかったよね。2階建てバス。

シャルジャのショッピングモール

シャルジャのビル群
そしてバスの車窓から見るシャルジャの風景は、もう事前にイメージしていたドバイそのもの。
正確には。正確にはね、ドバイとシャルジャは違うんですよ。何が違うってもう国が違うんですよ。お互い「首長国」なんで。
まぁ民族も言語も通過も文化も食事もなにもかも一緒なんで、「果たして『国』とは?」って話なんですけど、そもそも論で言うと「ドバイ」と「シャルジャ」は「違う国」なんですよ。
でもほら。こうやって見てるとね。
砂漠の中に築かれた大都会。
デカいショッピングモールがあって。
やけに高いビルが林立しておる。という。
まさにドバイなイメージどおり。
ほんと一体この「アラブ首長国連邦」ってのは一体なんの意味があるんだ。
全部いっしょで陸続きなんだから「国」として分けてる必要が無い、、、っつーか分けようが無いだろ、、、

シャルジャとドバイの間のフェンス
フェンスあるわ。。。
ちゃんと分かれてた。
もうこれでもかってぐらいしっかり分かれてた。
あー。これが「国境」かー。

の間の通用口
まぁ定期的に穴開いてますけどね?
いやもうほんとなんか意味ある?これ。
むしろ滑稽だと思いますけど?そこまでして縄張りを主張したいのかい?首長だけに?
なんか聞こえました?
ぼくのホテル、いちおうドバイなんですけど、シャルジャとの国境ギリッギリのところにあったんですね。
で、シャルジャの中で1番ドバイに近いとこまでバスで行って、徒歩でこの穴通ってドバイ入国と。そんな感じでした。
シャルジャとドバイのバスターミナル間を繋いでいるような主要道路を通ったのでは見られない「アラブ首長国連邦のリアル」が見られて良かったです。
ということで宿へ向かいます。
ドバイ、高い高いと言われていますが、いちおうホステルがあるんですよ。1泊15$ぐらいしますけど。
他の首長国だと30$スタートなので、ドバイだけ随分と安いですね。
で、宿の住所にはたどり着いたんですが、中国とかでよくある「ビルの中の一室を宿にしてる」パターンの宿で、しかも予約確認書には室番号が書いてないという罠。これ自力でたどり着くのは不可能ですね。
そのビルの入り口にコンシェルジュ的なものがあったので、そこで調べてもらうことにしましょう。
だばで「あのすいません。ここ行きたいんですけど」
受付「あ?どこだこれ」
だ「住所的にはこのビルなんですが」
受「部屋番号は?」
だ「それが分からないので聞いているんですが」
受「じゃあ分かんねぇよ」
…ナンダコイツ。
そこに現れた別の男「どうかしたかい?」
だ「かくかくしかじか」
別「それは電話してみるしかないなぁ。電話してごらん?」
だ「いえ。今日入国したばかりでSIMカード持ってないんです」
別「そうか。電話番号は分かるんだね?じゃあ彼がかけるから。その分の電話代を払ってあげてくれ」
だ「あ、はい」
別「10ディルハム(以下D)ね」
だ「えー、、、と。1Dっていくらだっけ、、、えー。。。」
…300円?
あ、クソ虫か。こいつら。
あっぶねー。すっかり街が都会だからクソ虫いないと思ってたらいたわ。あっぶねー。
どこの世界に電話1本に300円取る電話会社があんねん。いくら物価高い言うてもやりすぎやろ。アタマいわしとんのかクサレハゲ。
いちおうアラブ人の名誉のために言っておきますが、このクソ虫はアラブ人じゃないですよ。
ドバイとか金持ち国なので、世界中から出稼ぎ労働者が来ているんです。
こういうバックパッカーが泊まる安宿のあるビルの受付とか、そんなとこにアラブ人いません。間違いなく出稼ぎ労働者です。
アラブ人はもっとこう、、、なんかすごいとこにいます。
クソ虫との接触は精神衛生上悪いとすでに学びきっているので、どっかでWi-Fiを拾ってSkypeで電話する作戦にします。
さっきバスを降りたシャルジャ側のバス停の横の建物が確かショッピングモールだったはず。
UAEのショッピングモールならいくらでもフリーWi-Fi飛んでるだろう。
お。あるある。セキュリティのマークの無いWi-Fiが。
よしこの1番電波の強そうなのに繋いで、、、ん。繋いでからログインが必要なパターンのやつか。
まぁこういうのもあるよね。Facebook情報とか、後はメールアドレス入れるとかしたら使えるタイプだよね。
あ、電話番号入力しろ系ですね。
入力した電話番号にショートメッセージ送るから、それに書かれてるセキュリティコード入れろ的なやつですね。
ほんとさぁ。
そんなこと出来るならこんなとこ来てないのよ?
仕方なくフル装備でショッピングモール内を徘徊していると、天下無双のコーヒーチェーン「スターバックス」を発見したので、そこでフリーWi-Fiを使わせてもらうことにしました。

カプチーノ
カプチーノ15D(450円ぐらい)をお供に。
300円をケチるために来たはずがなぜか450円払っている。。。
いや、でもおれ450円払ってコーヒー飲めてるし。
300円クソ虫にくれてやるぐらいなら450円払ってコーヒー飲んだ方がいいに決まっている。
そうともおれは何も間違っていない。ちくしょう。
無事に電話することができ、無事にチェックインすることができました。
どうやら旅行者向けのホステルというか、職探しに来た出稼ぎ労働者の一時滞在先みたいな感じのよう。
ドバイに来られてるぐらいだから全く金が無いわけではないだろうけど、客層的にはあまり良くない感じですね。
ちょっと貴重品的なもの気をつけることにしよう。
すでに夕方になっていたので、宿の近くをちょっとフラフラして今日は休みましょう。

渋滞
すっかり渋滞してます。
渋滞している車達が目指しているのがお隣のシャルジャ。
シャルジャはオイルとかあまり採れないらしく、ドバイのベッドタウンとして発展しているそうです。

ドバイの街なみ
で、これが(だいぶ郊外だけど)ドバイの街なみ。
すっかり都会ですね。
だってみんな信号守るし。車来てないのに赤信号だからって待ってるし。
信号の無い交差点では立ってると車停まってくれるし。
すっかり都会なんですけど、、、

ドバイ
砂。
聞いてはいましたが、ドバイって本当に砂漠の上にムリヤリ造ったんですね。
こうやって舗装していない場所はことごとく砂です。
なんで、路肩とかちょっとした出っ張りにはだいたい飛んできた砂が溜まっています。

ドバイのスーパーマーケット
そんなドバイのスーパーマーケットに行ってみました。
もうこんなシャンプーいる?って感じです。
品揃え的には日本並みです。

ドバイのスーパーマーケット
そんでこのフルーツのフレッシュ感。
こんなみずみずしいオレンジ見たの、あの果物が美味いことで有名な中央アジアのバザール以来ですよ。
砂が風で舞う街角から無駄に高いビルにあるスーパーに入ると、ガンガンに効いた冷房の中に陳列された無駄に多すぎる商品に、まさに「採れたて」と言わんばかりの色鮮やかな野菜やフルーツ。
違和感しか無い。
「人工物」って言葉がしっくりくるな。この街は。

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今日もありがとうございました。
アラブ首長国連邦とは。
アラブ首長国連邦
アラブ首長国連邦、略称UAEは、西アジア・中東の国。アラビア半島のペルシア湾に面した地域に位置する7つの首長国からなる連邦国家である。首都はアブダビ。東部ではオマーンと、南部および西部ではサウジアラビアと隣接する。カタールとは国境を接していないものの、カタールとの間のサウジアラビアの一部地域の領有権をめぐり論争がある。
と、Wikipediaより抜粋。
日本語の外国の国名って実はよく出来ていて、その国名を見ればどういう国か簡単に分かります。
例えば「○○王国」。これは、その国の1番偉い人が「王様」な国ですよ、ってことです。
同様に「公国」だと「公爵」。「帝国」なら「皇帝」。「ハン国」なら「ハン」が、それぞれその国で1番偉いわけです。
で、「首長」が1番偉い国が「首長国」。
そんな「首長国」が7つ集まって出来ているのが「アラブ首長国連邦」。
「アラブ(人の)」「首長(が1番偉い人の)国」の「連邦」。
分かりやすいですね。
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はいこんにちは。
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フェリー船内
朝起きて明るくなってから船内をちょろちょろ歩いたんですが、どうもこの船日本で使ってたやつのお古みたいです。
まぁどうでもいいんですけど。

ホルムズ海峡
で、これがこの船が渡っているホルムズ海峡です。
日本に石油を運ぶタンカーの8割がここを通っているそうです。
まぁどうでもいいんですけど。

シャルジャの港
はい。というわけで到着しました。
ここはアラブ首長国連邦を構成する首長国のうちのひとつ「シャルジャ」。
なんとなく旅行者間では「ドバイ行き」の方が分かりやすいのでそう言うことが多いのですが、正確には「ドバイ(の横にあるシャルジャ)行き」です。
シャルジャの港
具体的にはこの港に入ります。

イミグレ行きのバス
波止場に到着すると、待ち構えていたバスに乗せられ、イミグレに送られます。
この時、荷物は別のトラックに放り込まれ「サブバッグも載せろ」と言われたのですが、ラップトップに一眼が入っているカバンをそんなところに載せるとかあり得ないので抵抗してみました。だいぶしぶしぶOKされました。
たぶん税関の関係で荷物だけなんかするんだと思う。犬にクンカクンカさせるとかそういうの。
イミグレでは、男性と女性で座るところが分けられていて、女性から、次に外国人旅行者、その後現地の男性の順で入国検査を受けます。
外国人旅行者のチェック時はいちいち「ドイツから来たの?いいねぇ」とか「日本?サムラーイ」とか言ってくるのでめんどくさいです。あとぼくのパスポートを見て「ハンコ多すぎじゃねwww」とツボってました。
その後、税関に回されていた荷物を回収し、無事入国完了。

アラブ首長国連邦
というわけで44カ国目、アラブ首長国連邦編です。
船内で一緒だったオランダ人の兄ちゃん2人組と一緒にシャルジャのバスターミナルまで。
実はこの2人組、サラグハセイエドとかヤズドとかでもちょいちょい会ってたんですけどね。
「よく会うね」みたいな感じでした。他にも何人かルートが被ってて何度か会った欧米人旅行者もいました。
で、港からバスターミナルまでタクシーに乗ることになったんですよ。
昨日までいたイランではクソ虫が巣食う魔の乗り物ですよ。
その魔の乗り物に乗ったんですよ。
エアコン着いてんスよ。
いやー。まじで船降りた瞬間からあっつくて困ってたんですが、まさかのタクシーにエアコン着いてんスよ。
でね。当然乗る前に聞くじゃないっスか。「いくら?」っつって。
メーター着いてんスよ。
ちょwwwメーター着いてんスけどwwwwwって感じっスよ。
で乗るでしょ。なんかカッチカッチ音すんなと思って見てみるとですね。
ウインカー出してんスよ。
右左折どころか、車線変更する時ですらウインカー出すんスよ。
そんな国シンガポール以来ですよ。もうほんとどうなってんスか。

シャルジャのバスターミナル
ほんでこれがシャルジャのバスターミナルですよ。
これバス停まってるでしょ。デカいのがね。これ長距離バスだと思うでしょ。
市内路線バスなんスよ。
路線バス2階建てて。どないなっとんねん。
まぁ2階建てじゃないバスも走ってるんですけどね。
そんでぼくが乗るバスは2階建てじゃなかったんですけどね。
乗りたかったよね。2階建てバス。

シャルジャのショッピングモール

シャルジャのビル群
そしてバスの車窓から見るシャルジャの風景は、もう事前にイメージしていたドバイそのもの。
正確には。正確にはね、ドバイとシャルジャは違うんですよ。何が違うってもう国が違うんですよ。お互い「首長国」なんで。
まぁ民族も言語も通過も文化も食事もなにもかも一緒なんで、「果たして『国』とは?」って話なんですけど、そもそも論で言うと「ドバイ」と「シャルジャ」は「違う国」なんですよ。
でもほら。こうやって見てるとね。
砂漠の中に築かれた大都会。
デカいショッピングモールがあって。
やけに高いビルが林立しておる。という。
まさにドバイなイメージどおり。
ほんと一体この「アラブ首長国連邦」ってのは一体なんの意味があるんだ。
全部いっしょで陸続きなんだから「国」として分けてる必要が無い、、、っつーか分けようが無いだろ、、、

シャルジャとドバイの間のフェンス
フェンスあるわ。。。
ちゃんと分かれてた。
もうこれでもかってぐらいしっかり分かれてた。
あー。これが「国境」かー。

の間の通用口
まぁ定期的に穴開いてますけどね?
いやもうほんとなんか意味ある?これ。
むしろ滑稽だと思いますけど?そこまでして縄張りを主張したいのかい?首長だけに?
なんか聞こえました?
ぼくのホテル、いちおうドバイなんですけど、シャルジャとの国境ギリッギリのところにあったんですね。
で、シャルジャの中で1番ドバイに近いとこまでバスで行って、徒歩でこの穴通ってドバイ入国と。そんな感じでした。
シャルジャとドバイのバスターミナル間を繋いでいるような主要道路を通ったのでは見られない「アラブ首長国連邦のリアル」が見られて良かったです。
ということで宿へ向かいます。
ドバイ、高い高いと言われていますが、いちおうホステルがあるんですよ。1泊15$ぐらいしますけど。
他の首長国だと30$スタートなので、ドバイだけ随分と安いですね。
で、宿の住所にはたどり着いたんですが、中国とかでよくある「ビルの中の一室を宿にしてる」パターンの宿で、しかも予約確認書には室番号が書いてないという罠。これ自力でたどり着くのは不可能ですね。
そのビルの入り口にコンシェルジュ的なものがあったので、そこで調べてもらうことにしましょう。
だばで「あのすいません。ここ行きたいんですけど」
受付「あ?どこだこれ」
だ「住所的にはこのビルなんですが」
受「部屋番号は?」
だ「それが分からないので聞いているんですが」
受「じゃあ分かんねぇよ」
…ナンダコイツ。
そこに現れた別の男「どうかしたかい?」
だ「かくかくしかじか」
別「それは電話してみるしかないなぁ。電話してごらん?」
だ「いえ。今日入国したばかりでSIMカード持ってないんです」
別「そうか。電話番号は分かるんだね?じゃあ彼がかけるから。その分の電話代を払ってあげてくれ」
だ「あ、はい」
別「10ディルハム(以下D)ね」
だ「えー、、、と。1Dっていくらだっけ、、、えー。。。」
…300円?
あ、クソ虫か。こいつら。
あっぶねー。すっかり街が都会だからクソ虫いないと思ってたらいたわ。あっぶねー。
どこの世界に電話1本に300円取る電話会社があんねん。いくら物価高い言うてもやりすぎやろ。アタマいわしとんのかクサレハゲ。
いちおうアラブ人の名誉のために言っておきますが、このクソ虫はアラブ人じゃないですよ。
ドバイとか金持ち国なので、世界中から出稼ぎ労働者が来ているんです。
こういうバックパッカーが泊まる安宿のあるビルの受付とか、そんなとこにアラブ人いません。間違いなく出稼ぎ労働者です。
アラブ人はもっとこう、、、なんかすごいとこにいます。
クソ虫との接触は精神衛生上悪いとすでに学びきっているので、どっかでWi-Fiを拾ってSkypeで電話する作戦にします。
さっきバスを降りたシャルジャ側のバス停の横の建物が確かショッピングモールだったはず。
UAEのショッピングモールならいくらでもフリーWi-Fi飛んでるだろう。
お。あるある。セキュリティのマークの無いWi-Fiが。
よしこの1番電波の強そうなのに繋いで、、、ん。繋いでからログインが必要なパターンのやつか。
まぁこういうのもあるよね。Facebook情報とか、後はメールアドレス入れるとかしたら使えるタイプだよね。
あ、電話番号入力しろ系ですね。
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ほんとさぁ。
そんなこと出来るならこんなとこ来てないのよ?
仕方なくフル装備でショッピングモール内を徘徊していると、天下無双のコーヒーチェーン「スターバックス」を発見したので、そこでフリーWi-Fiを使わせてもらうことにしました。

カプチーノ
カプチーノ15D(450円ぐらい)をお供に。
300円をケチるために来たはずがなぜか450円払っている。。。
いや、でもおれ450円払ってコーヒー飲めてるし。
300円クソ虫にくれてやるぐらいなら450円払ってコーヒー飲んだ方がいいに決まっている。
そうともおれは何も間違っていない。ちくしょう。
無事に電話することができ、無事にチェックインすることができました。
どうやら旅行者向けのホステルというか、職探しに来た出稼ぎ労働者の一時滞在先みたいな感じのよう。
ドバイに来られてるぐらいだから全く金が無いわけではないだろうけど、客層的にはあまり良くない感じですね。
ちょっと貴重品的なもの気をつけることにしよう。
すでに夕方になっていたので、宿の近くをちょっとフラフラして今日は休みましょう。

渋滞
すっかり渋滞してます。
渋滞している車達が目指しているのがお隣のシャルジャ。
シャルジャはオイルとかあまり採れないらしく、ドバイのベッドタウンとして発展しているそうです。

ドバイの街なみ
で、これが(だいぶ郊外だけど)ドバイの街なみ。
すっかり都会ですね。
だってみんな信号守るし。車来てないのに赤信号だからって待ってるし。
信号の無い交差点では立ってると車停まってくれるし。
すっかり都会なんですけど、、、

ドバイ
砂。
聞いてはいましたが、ドバイって本当に砂漠の上にムリヤリ造ったんですね。
こうやって舗装していない場所はことごとく砂です。
なんで、路肩とかちょっとした出っ張りにはだいたい飛んできた砂が溜まっています。

ドバイのスーパーマーケット
そんなドバイのスーパーマーケットに行ってみました。
もうこんなシャンプーいる?って感じです。
品揃え的には日本並みです。

ドバイのスーパーマーケット
そんでこのフルーツのフレッシュ感。
こんなみずみずしいオレンジ見たの、あの果物が美味いことで有名な中央アジアのバザール以来ですよ。
砂が風で舞う街角から無駄に高いビルにあるスーパーに入ると、ガンガンに効いた冷房の中に陳列された無駄に多すぎる商品に、まさに「採れたて」と言わんばかりの色鮮やかな野菜やフルーツ。
違和感しか無い。
「人工物」って言葉がしっくりくるな。この街は。

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今日もありがとうございました。
[ 2017.12.03 | アラブ首長国連邦 | コメント: 2 | トラックバック: 0 | PageTop↑ ]
コメント
最初に受けた衝撃の連続に笑いました
え、マジで!?ってなりますよねw
それなのに人は相変わらずアレっていう
後FreeWi-Fiはもっと全世界に普及してほしいですよねいやホントに
え、マジで!?ってなりますよねw
それなのに人は相変わらずアレっていう
後FreeWi-Fiはもっと全世界に普及してほしいですよねいやホントに
[ 2017.12.05 18:18 | チャリダー | URL | 編集 ]
to チャリダーさん
コメントありがとうございます♪
普段陸路で国境を越えていると、ここまでガラリと雰囲気が変わることが少ないのでとても衝撃的でしたw
運転しているのはイラン人やインド人なので、あいつらもやればできるということなんですけどね。
Wi-Fiはそうですよね。
世界はもう少し旅人に優しくてもいいですよねぇ。
普段陸路で国境を越えていると、ここまでガラリと雰囲気が変わることが少ないのでとても衝撃的でしたw
運転しているのはイラン人やインド人なので、あいつらもやればできるということなんですけどね。
Wi-Fiはそうですよね。
世界はもう少し旅人に優しくてもいいですよねぇ。
[ 2017.12.06 03:46 | William Dabadie | URL | 編集 ]