世界遺産の「スタリ・ラスとソポチャニ」に行ってきた
【826日目】ノヴィ・パザル(2018年3月13日のおはなし)
はいこんにちは。

宿の隣の家
昨日は気づかなかったのですが、宿の隣にある家から木が生えていました。はい。それだけです。どうもだばでーです。今日もよろしくお願いします。
今日は、ノヴィ・パザル近郊にある世界遺産「スタリ・ラスとソポチャニ」に行こうと思います。
スタリ・ラスというのは、かつてこのあたりを治めていた都市の遺跡。ノヴィ・パザルの西方10キロぐらいのところにあります。ソポチャニというのは、そこからさらに4キロぐらい山を登ったところにある修道院。
で、世界遺産登録の名称から「これだけかな?」と思っていたら、このあたりに他にもちょいちょい構成要素があるそうです。
今日は、そのうち行きやすそうなものをいくつかチョイスして行ってみたいと思います。
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とりあえず絶対行っておきたいのは「ソポチャニ修道院」。
例によって例のごとく、この修道院にもフレスコ画が施されているわけですが、それがどうも「鮮明な色彩と生き生きとした描写はその時代の最高傑作と評価されている」らしいので。
とりあえず行き方を調べるかなぁ。レセプションのお姉さんに聞いてみましょう。
お姉さんはわざわざバスターミナルに電話してくれ、どうやって行くのか、バスの時間は何時か、帰りのバスは何時なのか、まで調査して教えてくれました。なんて優しいんだ。
それによると、どうやら14時にソポチャニ修道院方面に行くバスが出るらしい。
今は11時前。3時間か。。。
ジュルジェヴィ・ストゥポヴィ修道院
というわけで、ノヴィ・パザルの北方ちょっとした山の上にある「ジュルジェヴィ・ストゥポヴィ修道院」に行ってみることにしました。いちおうここも世界遺産の登録範囲内です。
ノヴィ・パザルからは4キロぐらいらしい。4キロと言うと山道であることを考慮しても片道1時間ぐらい。つまり往復2時間なので、現地での見学時間を含めても余裕を持って戻ってこられそうです。

ノヴィ・パザル
というわけで登っているのですが、やっぱり登りはしんどいですね。
山道と言ってもちゃんとした舗装道路なので歩きにくいとかは無いのですけどね。ちょっと雨降りそうな雰囲気もあったりなかったりですし。

ジュルジェヴィ・ストゥポヴィ修道院
お。なんか前方の山がくさいですよ。

ジュルジェヴィ・ストゥポヴィ修道院
あぁ見えた見えた。頭だけちょっと見えた。ほんとに山の上だな。

ジュルジェヴィ・ストゥポヴィ修道院
はい到着しました。ジュルジェヴィ・ストゥポヴィ修道院。
今までの修道院はいつも誰かしらいたのですが、ここは誰もいなさそうですね。いちおう建物の下階にギフトショップ的なものもあるんですけど。オンシーズンは人がいるのかな?
誰もいないし特にドレスコード的な注意書きも無かったけど、これまでの流れ的に中の写真は撮ったらあかんのだろうと思い、撮ったけど載せないことにしました。撮ったけどね。
でも別に何も無かったですよ。フレスコ画は昔はあったらしいですけど今は無いですし。ただの石壁でした。
ここはこの建築の独特の様式が重要ということでの登録なんでしょうね。


ジュルジェヴィ・ストゥポヴィ修道院からの眺め
どっちかというと、修道院からの眺めがいいところがポイントかなぁ。
セルビアの南部はこういう山に囲まれたこじんまりした村が多くて雰囲気がいい印象ですね。
修道院からバスターミナルを目指して歩いていると、案の定雨が降ってきました。ただこれは通り雨っぽいですね。すぐ止みそう。
ということでその辺の軒先を借りて雨宿り。
そうしていると現地人と思われるおっさんも同じ軒下に入ってきました。
なんでおっさんなんだよ。もっとこう、あるだろう。雨にしっとり濡れたスラヴ美人とか。
おっさん「よう。○☓△□☆」
しかも話しかけてきたよ。セルビア語だしよ。
だばで「どうも」
お「タバコ持ってるか?」
だ「持ってないです。吸わないので」
お「そうか。じゃあ買うから金くれよ」
何言ってんだこいつ。
だ「なに言ってんだおまえ」
お「だから。金。金くれって。タバコ買うから」
うん。それはさっき聞いた。
聞いた上で言ってんだよ。「何 言 っ て ん だ お ま え」とな。
だ「うざい死ね」
そう言うと何も言わずどっか行きました。
なんだアレ。インド人か。

ノヴィ・パザルのバスターミナル
とりあえず14時までにバスターミナルに来ることが出来ました。さすがの時間配分ですね。
ちょっと時間があるので、売店でお菓子でも買って食いながら待ちましょうか。
ベンチに腰掛けまして〜、お菓子など食いながら〜、スマホをいじりまして〜。。。
脳内子分「だばでーさん」
脳内だばでー「分かっている。2時の方向に不審者だろう?」
なんかこっちをガン見している若い兄ちゃんがいます。
重心を落とし、今すぐにでも走り出せるような体制で徐々に距離を詰めてくる兄ちゃん。
なんだ?なにが狙いだ?スマホか?
タイミングを見計らってダッシュ。スマホを強奪して走り去ろうと、そういう魂胆か?
ふふふ。気づいているぜ。
スマホに夢中になっている体を装ってはいるがおまえの一挙手一投足はおれの意識の範囲内だぜ。
さぁ来るなら来い。
貴様が次のアクションを起こした時、さらりとスマホをポケットにしまい込み、貴様を「なんか突然走り出したけど何あの人」みたいな残念な感じにしてやるぜ。
…ドクン。
…ドクン。
…ドクン。
ダダッ!!!「おらっ!!!」ダダーーー!!!
ぼくに対するアクションを起こす前に、バスターミナルのスタッフと思われるおっさんに猛烈に追いかけられて逃げていきました。
やっぱりあいつ常習っぽいな。

ソポチャニ修道院前
言われていたプラットフォームとはまるで反対方向から発車したバスに乗り、「ここがソポチャニだ」と言われたので降りたバス停。…バス停?

ソポチャニ修道院
あ、でもあったわ。修道院めっけ。


ソポチャニ修道院
ここも城壁に囲まれています。まぁだいぶ崩れちゃってるけど。


ソポチャニ修道院
十字架の形していないですね。そう言えば昨日行った修道院も普通に四角かったな。
門の目の前に鐘楼があるところなんかはアルメニア正教の様式に通じるものがありますかね。
敷地内をうろうろしてると、どこからともなく修道士さんが現れ扉を開けてくれました。そしてそのままどっか行ってしまいました。
ストゥデニツァの修道士さんみたいに中までついて来たりはしないんですね。



ソポチャニ修道院のフレスコ画
もちろん内部の写真撮影は禁止なのですが、ここはまだ中に入っているわけではないのでOKでしょう。
だいぶ傷んでいますけどね。外部だからしょうがないのかな。
さ、中に入りますか。

ソポチャニ修道院
うん。なかなかすごかったですね。
ここは「生神女の就寝」と名付けられたフレスコ画が有名なのですが、まぁそれももちろん良いのですが、全体的な雰囲気が好きでした。
壁に描かれたフレスコ画に囲まれるわけですが、修道院がそれほど大きくは無いので全てのフレスコ画との距離感が近く、高さ的には細長いドームによって造られる非常に厳かな空間でした。

寄付のお願い
まぁ1番印象に残ったのはこれですけどね。
日本語だけ長すぎだろ(笑)と。

ソポチャニ修道院近くの村
ソポチャニ修道院からノヴィ・パザル方面に4キロほど歩くと「スタリ・ラス」という遺跡があるので、そこまで歩いて行こうと思っていたら、後ろからノヴィ・パザル行きのバスが来ました。次のバスが何時になるか分からないしそれに乗って帰りました。
あんまり遺跡には興味が無いんだよね。


ノヴィ・パザル
街に戻って晩ごはんを探しがてらお散歩。
ノヴィ・パザルはなんだか独創的な建物が多いですね。

わんこ
どうでもいいけどどういう体制で寝てんだこのわんこ。
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今日もありがとうございました。
はいこんにちは。

宿の隣の家
昨日は気づかなかったのですが、宿の隣にある家から木が生えていました。はい。それだけです。どうもだばでーです。今日もよろしくお願いします。
今日は、ノヴィ・パザル近郊にある世界遺産「スタリ・ラスとソポチャニ」に行こうと思います。
スタリ・ラスとソポチャニ修道院
「スタリ・ラスとソポチャニ」は、セルビアの世界遺産の一つである。1979年に当時のユーゴスラビアの世界遺産として登録されたもので、現在のセルビア領内の世界遺産としては最初に登録されたものである。登録対象に含まれているのは、かつての王都であったラスの遺跡のほか、セルビア最古の聖堂や、セルビアに残るもので最も美しいとされるフレスコ画をとどめる修道院などである。
引用元:Wikipedia
スタリ・ラス
スタリ・ラスというのは、かつてこのあたりを治めていた都市の遺跡。ノヴィ・パザルの西方10キロぐらいのところにあります。ソポチャニというのは、そこからさらに4キロぐらい山を登ったところにある修道院。
で、世界遺産登録の名称から「これだけかな?」と思っていたら、このあたりに他にもちょいちょい構成要素があるそうです。
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例によって例のごとく、この修道院にもフレスコ画が施されているわけですが、それがどうも「鮮明な色彩と生き生きとした描写はその時代の最高傑作と評価されている」らしいので。
とりあえず行き方を調べるかなぁ。レセプションのお姉さんに聞いてみましょう。
お姉さんはわざわざバスターミナルに電話してくれ、どうやって行くのか、バスの時間は何時か、帰りのバスは何時なのか、まで調査して教えてくれました。なんて優しいんだ。
それによると、どうやら14時にソポチャニ修道院方面に行くバスが出るらしい。
今は11時前。3時間か。。。
ジュルジェヴィ・ストゥポヴィ修道院
というわけで、ノヴィ・パザルの北方ちょっとした山の上にある「ジュルジェヴィ・ストゥポヴィ修道院」に行ってみることにしました。いちおうここも世界遺産の登録範囲内です。
ノヴィ・パザルからは4キロぐらいらしい。4キロと言うと山道であることを考慮しても片道1時間ぐらい。つまり往復2時間なので、現地での見学時間を含めても余裕を持って戻ってこられそうです。

ノヴィ・パザル
というわけで登っているのですが、やっぱり登りはしんどいですね。
山道と言ってもちゃんとした舗装道路なので歩きにくいとかは無いのですけどね。ちょっと雨降りそうな雰囲気もあったりなかったりですし。

ジュルジェヴィ・ストゥポヴィ修道院
お。なんか前方の山がくさいですよ。

ジュルジェヴィ・ストゥポヴィ修道院
あぁ見えた見えた。頭だけちょっと見えた。ほんとに山の上だな。

ジュルジェヴィ・ストゥポヴィ修道院
はい到着しました。ジュルジェヴィ・ストゥポヴィ修道院。
今までの修道院はいつも誰かしらいたのですが、ここは誰もいなさそうですね。いちおう建物の下階にギフトショップ的なものもあるんですけど。オンシーズンは人がいるのかな?
誰もいないし特にドレスコード的な注意書きも無かったけど、これまでの流れ的に中の写真は撮ったらあかんのだろうと思い、撮ったけど載せないことにしました。撮ったけどね。
でも別に何も無かったですよ。フレスコ画は昔はあったらしいですけど今は無いですし。ただの石壁でした。
ここはこの建築の独特の様式が重要ということでの登録なんでしょうね。


ジュルジェヴィ・ストゥポヴィ修道院からの眺め
どっちかというと、修道院からの眺めがいいところがポイントかなぁ。
セルビアの南部はこういう山に囲まれたこじんまりした村が多くて雰囲気がいい印象ですね。
修道院からバスターミナルを目指して歩いていると、案の定雨が降ってきました。ただこれは通り雨っぽいですね。すぐ止みそう。
ということでその辺の軒先を借りて雨宿り。
そうしていると現地人と思われるおっさんも同じ軒下に入ってきました。
なんでおっさんなんだよ。もっとこう、あるだろう。雨にしっとり濡れたスラヴ美人とか。
おっさん「よう。○☓△□☆」
しかも話しかけてきたよ。セルビア語だしよ。
だばで「どうも」
お「タバコ持ってるか?」
だ「持ってないです。吸わないので」
お「そうか。じゃあ買うから金くれよ」
何言ってんだこいつ。
だ「なに言ってんだおまえ」
お「だから。金。金くれって。タバコ買うから」
うん。それはさっき聞いた。
聞いた上で言ってんだよ。「何 言 っ て ん だ お ま え」とな。
だ「うざい死ね」
そう言うと何も言わずどっか行きました。
なんだアレ。インド人か。

ノヴィ・パザルのバスターミナル
とりあえず14時までにバスターミナルに来ることが出来ました。さすがの時間配分ですね。
ちょっと時間があるので、売店でお菓子でも買って食いながら待ちましょうか。
ベンチに腰掛けまして〜、お菓子など食いながら〜、スマホをいじりまして〜。。。
脳内子分「だばでーさん」
脳内だばでー「分かっている。2時の方向に不審者だろう?」
なんかこっちをガン見している若い兄ちゃんがいます。
重心を落とし、今すぐにでも走り出せるような体制で徐々に距離を詰めてくる兄ちゃん。
なんだ?なにが狙いだ?スマホか?
タイミングを見計らってダッシュ。スマホを強奪して走り去ろうと、そういう魂胆か?
ふふふ。気づいているぜ。
スマホに夢中になっている体を装ってはいるがおまえの一挙手一投足はおれの意識の範囲内だぜ。
さぁ来るなら来い。
貴様が次のアクションを起こした時、さらりとスマホをポケットにしまい込み、貴様を「なんか突然走り出したけど何あの人」みたいな残念な感じにしてやるぜ。
…ドクン。
…ドクン。
…ドクン。
ダダッ!!!「おらっ!!!」ダダーーー!!!
ぼくに対するアクションを起こす前に、バスターミナルのスタッフと思われるおっさんに猛烈に追いかけられて逃げていきました。
やっぱりあいつ常習っぽいな。

ソポチャニ修道院前
言われていたプラットフォームとはまるで反対方向から発車したバスに乗り、「ここがソポチャニだ」と言われたので降りたバス停。…バス停?

ソポチャニ修道院
あ、でもあったわ。修道院めっけ。


ソポチャニ修道院
ここも城壁に囲まれています。まぁだいぶ崩れちゃってるけど。


ソポチャニ修道院
十字架の形していないですね。そう言えば昨日行った修道院も普通に四角かったな。
門の目の前に鐘楼があるところなんかはアルメニア正教の様式に通じるものがありますかね。
敷地内をうろうろしてると、どこからともなく修道士さんが現れ扉を開けてくれました。そしてそのままどっか行ってしまいました。
ストゥデニツァの修道士さんみたいに中までついて来たりはしないんですね。



ソポチャニ修道院のフレスコ画
もちろん内部の写真撮影は禁止なのですが、ここはまだ中に入っているわけではないのでOKでしょう。
だいぶ傷んでいますけどね。外部だからしょうがないのかな。
さ、中に入りますか。

ソポチャニ修道院
うん。なかなかすごかったですね。
ここは「生神女の就寝」と名付けられたフレスコ画が有名なのですが、まぁそれももちろん良いのですが、全体的な雰囲気が好きでした。
壁に描かれたフレスコ画に囲まれるわけですが、修道院がそれほど大きくは無いので全てのフレスコ画との距離感が近く、高さ的には細長いドームによって造られる非常に厳かな空間でした。

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日本語だけ長すぎだろ(笑)と。

ソポチャニ修道院近くの村
ソポチャニ修道院からノヴィ・パザル方面に4キロほど歩くと「スタリ・ラス」という遺跡があるので、そこまで歩いて行こうと思っていたら、後ろからノヴィ・パザル行きのバスが来ました。次のバスが何時になるか分からないしそれに乗って帰りました。
あんまり遺跡には興味が無いんだよね。


ノヴィ・パザル
街に戻って晩ごはんを探しがてらお散歩。
ノヴィ・パザルはなんだか独創的な建物が多いですね。

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[ 2018.05.13 | セルビア | コメント: 0 | トラックバック: 0 | PageTop↑ ]